梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

プレバト~ボツ続く名人

2021-05-15 00:30:13 | プレバト俳句


お題:シューズ売り場

1位才能アリ 田辺智加(ぼる塾) 泥靴や頑張る君の夏近し
 添削無し
2位凡人  本田望結 夏夕焼波打ち際のペアシューズ
 添削 夕焼や波打ち際のペアシューズ
3位凡人  髙田万由子 白靴や並びし吾子の父超えて
 添削 並べある父より大きなる白靴

名人6段で現状維持 ◆横尾渉(Kis-My-Ft2)
     披露宴白靴のスタッズ眩し
 添削  婚祝う白靴のスタッズ眩し
永世名人30句で掲載ボツ ◆梅沢富美男
     帰国の日アガシの白いハイヒール
 添削1 帰国の日アガシの白靴の悲し
 添削2 帰国の日アガシの白靴の眩し


今回、名人の二人とも、見慣れない言葉(材料)を入れてきた
横尾名人の「スタッズ」は、これは一体何?
{金属の鋲のことを指す。小物の飾りに使われたり
洋服やシューズのリメイクにも使われるアイテム」

俳句は読んだ瞬間イメージ出来る方がいい
専門的用語は、新鮮だが相手に伝わりづらいという難点がある

梅沢名人も同じで、「アガシ」って何?
韓国語でお嬢さんと言う意味らしい
思い切って、若かりし頃の悲恋を詠んだ句だ
想いが先に立って、非常に分かりにくい句となっている
今回もボツ句となった

梅沢は本当にスランプとしか言いようが無い
原点に返り、季題をしっかり見つめること
そこに物語などいらない
地味な句になるかもしれないが
靴(季語)そのものに焦点をあてて
一物仕立てで、作るといいかも知れない