今日の毎日新聞~記者の目
今年の高校野球は創設100周年ということで、日本航空高校石川も出場した
地元で被災してより、山梨に拠点を移してからの経緯は新聞報道の通りである
この、記者の目は、石川裕士記者が、そのことを追い続けた記録である
この記事中、泣けたのが福森投手の下りだ
他県からの選手は実家に帰っていて、その時地震を体験していない
選手には温度差があるのだ
その時、福森投手の話が皆を奮い立たせたのである
この記事を読むまでもなく、ニュースでそのことは知っていた
「腰を痛めた祖母を背負い、裸足で高台に逃げた。」
「祖母は、自分が足手まといになるから置いて行け…という。」
だが、福森投手は決して投げ出さずに、高台に逃げ切った。
これは、まぎれもなく実際の話である
東日本大震災の時、繋いだ手が離れて、それが生死を分けた」
と言う話を聞いていた
緊迫した時が流れ…この話に野球部がまとまったのである
この話は特別ではなく、他にもいろいろあるのだ
umeさんは今、野球ではない、別の話を追っている
皆頑張った記録だ
何れ、業界紙に発表することになっている…