梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

"遂にプレバトに井上先生が登場!"

2019-04-21 14:10:35 | プレバト俳句

4月18日(木)の『プレバト!!』は、梅沢富美男をはじめとする名人
・特待生と最強高校生の俳句対決だった。
この史上初、俳句決戦に我が句会の先生である井上先生が選者として出演
していたので、事前に何も聞いていなかったから本当にびっくり!!
俳句をやっている人なら誰でも知っていると思うが、夏井先生は高校生
の俳句バトル「俳句甲子園」を開催し、若い人達の育成に力を入れている。
これまでは、その高校生の俳句日本一を決める「俳句甲子園」の会場に
『プレバト』出演者が乗り込み、優勝校との対外試合を行ってきた。
今回は、プレバトに全国トップレベルの高校生を招いて5対5の団体戦を
行うという企画だ。
これは見ごたえがあるなぁとワクワクした。
芸人だけでテレビ用にやっている番組ではなく、本格的になって来たのだ。

夏井いつき先生が選んだ対戦相手は、「俳句甲子園」全国大会最多出場を
誇る愛媛県立松山東高校。あの正岡子規や高浜虚子らが学んだ俳都・
松山の名門校だ。
松山は俳句の聖地で、小学校から俳句を学び句碑巡りなどするらしい。
又、街の至る所に俳句ポストが設置され、誰でもいつでも俳句を作って
投函できるようになっている。誰もが一度は行ってみたい町だ。

ジャッジするこの3人は俳句界の重鎮で、井上先生(真ん中)は飯田蛇笏、
飯田龍太先生の直系の句会の主宰であり、宇多喜代子先生(左)と
高野ムツオ先生(右)は、俳句界の芥川賞である「蛇笏賞」を受賞している。
夏井先生の力でこれだけの先生が揃ったのではないかと感激した。

いよいよ決戦の始まり… お題は「自動ドア」
一人10点持ち点があり、合計点で競われる。
この1回戦の対決は村上くん(フルーツポンチ)27点、中山くん28点

2回戦は千賀くん(Kis-My-Ft2)が登場。この対決は千賀くん28点:
山内さん28点で同点だった。
この二人の句は評価が分かれ、高野さん一人が山内さんを押していた。

梅沢さんの句は、平凡ということで高野さんに酷評されてしまった。
空を見ないで下を見なさい…? 梅沢さん28点:武田くん28点で同点

エンドロールが何処に係っているのかがよく分からないということだった。
中田さんは好評価。 中田さん28点:森貞さん28点で同点

いよいよ1点差で松山東高校が勝っているが、最後はどうなるのか…
これまで、4回戦とも松山東高校を押してきた高野先生…ここにきて
風向きが変わったみたいだ。
小川君は、東京に初めてきて、ビルばかりだなぁと感じた。
そのビル群を鉄の塊とみて、鉄塊の底をツバメが飛んでいると詠んだ。
それが分かりづらいという評価だ。
しかし、驚いたのはこの小川君の志らくさんの句の詠みが素晴らしかった。
選者の方も好印象だったようだ。
5回戦は志らくさん30点:小川君27点
全体で141点:139点でプレバトの勝!!

最後に井上先生の講評を…
シャボン玉の句に対し、テクニックがあるということだった。
終わってみて、本当に見ごたえがあった。
夏井先生ばかりでなく、他の先生がどう評価するかは勉強になる。
高野先生は、梅沢さんの句を酷評していたが、名人と言っても
まだまだ俳句の重鎮からすればひよっこと言うことだろう。
たかだかプレバトの中で俳句を習って段位を貰っても、
本当は、自分の位置がどの程度か知る良い機会だったのでなだろうか。
NHKでも俳句番組を早くからやっているが、今回の取り組みは夏井先生
ならではの企画で、レベルを上げるのには良い企画であったと思う。
あんな番組は…と思っているベテランも大勢いるが、重鎮が出たことにより、
より面白くなってきた。次を期待したい。




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