梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

"プレバト~天才小中学生対決”

2019-08-17 16:10:38 | プレバト俳句
夏井先生の勢いが止まらない!
プレバトの俳句コーナーは、毎回意外な人物が登場して
楽しい展開があるが、今度は高校生に次いで、
小中学生との対決である。

プレバトチームは若手と中堅どころが登場…
さて、子供たちのお手並み拝見と行こう!!

今回のお題は「夏空と電車」この写真からどう発想を飛ばすか…

審査員は前回と同じ宇多喜代子先生、高野ムツオ先生、
そして我が山梨が誇る井上康明先生。我が句会の先生でもある。
今回は井上先生の出番が多く、この番組に慣れてきた感じがした。
短く、的確にそして時に面白く…
と言うのが画面に多く出るチャンスかも…

第一試合 
  八月が降りる江ノ電の海水浴 立川志らく
 ◎風鈴は鳴らぬ駅長室のドア  馬場叶羽さん(中学3年生)

第二試合 
  夕立の粒木霊する高架下 皆藤愛子
 ◎白南風よレールの下の砕石へ 野村楓万くん(小学6年生)

第三試合
 ◎撮り鉄の汗拭いけり103系 千原ジュニア
  早緑の電車まっすぐ夏空へ 阿見果凛さん(小学4年生)

第四試合
 ◎原爆忌弾丸列車光るこの空 Kis-My-Ft2・千賀
 ◎原爆忌今日も明日も通る道 宇都宮駿介君(中学3年生)

プレバトチームは、この俳句は意味が分からないと酷評…
しかし、高野ムツオ先生が助け舟をだした。
みんな弾丸列車というのが分からなかったのだが、
実際にこの計画はあったという。
写真入りの説明に、みんな口あんぐり…
この詠みの深さに千賀が救われてドロー…

第五試合
  塩っぱの飯頬張る西日の火室 藤本敏史
 ◎鈍行は僕の生き方かぶと虫 水野結雅くん(小学6年生)

小中学生の句の中で、この句が一番心に残った。
駅のホームには新幹線や特急列車が見える。そんな列車には
目もくれず、鈍行列車を選び、これが僕の生き方だ…
と言っているのだ。
しかし、季語にかぶと虫を据えることにより、
強い生き方も見えてくる。
フジモンが可愛い可愛いと言っていたが、
本当にいとおしい…
阿見果凛ちゃんと共にこんな子供たちに出会えたことが
本当に嬉しかった。

この対決は、最後の井上先生の点数により
選抜チーム(小中学生)が優勝!!
阿見さんを覗く四人は句歴が5年~9年で、
umeさんより長い。
プレバトチームは、本当にこの間始めたばかりという
経験が浅いチームなので、これは順当な成績!! 
彼らの句に対する読みは大人以上だ。
この子供たちを探すのは砂の中から宝石を探すより
難しかっただろう。夏井先生の、俳句を広げようとする
努力に頭が下がる思いだ。
この子供たちがいる限り
俳句はますます面白くなっていくだろう!!



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