本当に”こんな所に”というような場所に素敵なお店を見つけた。
芦川の収穫祭の帰り、予定していた芦川の蕎麦屋は団体客貸し切りで断られ…
はて、さて…
「帰り道に美味しい蕎麦屋があるよ」との予想外の言葉に、そこへひた走る!
山道の途中を更に山道に分け入って行く。
車一台が通れる程度の道幅だ。
山道の両側はかっては耕作していたであろう荒畑が続く。
しばらく行くと、この隠れ家が霧の中にもやっと現れる。
カウンターの向こうはものすごい大きな一枚のガラス戸。
そこに、霧に包まれて里山の風景が広がっている。
この風景を見ながら食事をするという、計算し尽くされた贅だ。
・信州安曇野産そば粉
・御坂山系の伏流水使用
・完全二八そば
田舎もり蕎麦、鴨南ばん蕎麦、肉南ばん蕎麦を注文する。
たかゞ蕎麦、されど「そば」と店主が自慢するだけあって、どれも格別に美味しい。
さて、この部屋は…?
実は、トイレなのだ。
藤のスタンドから漏れる光が柔らかい。
籐細工の障子戸に籐椅子、と統一されている。
トイレであっても、非常に気持ちの良い空間だ。
実は、蕎麦が来るまでの間プライベート空間も見せてもらった。
次回はその素敵な空間を…
随分前からあるんですね。
以前は、夜はイタリアンの店がオープンしていたとか…
縮小されて、現在の形になったということですか。
あんな所によくオープンしたものだと思います。