瀬戸内寂聴さんが15日で白寿になったそうだ
白寿とは99歳
現在も矍鑠として作家活動をしている
奥嵯峨や庵主白寿の白牡丹 寂聴
これは白寿を迎えての句だ
奥嵯峨の庵主とは寂聴さん本人で
白寿の白と白牡丹の白が
今までいろいろな色に染まって生きてきたが
今は唯真っ新だと言っているように詠める
格調高い句だ
本当に白寿にふさわしい…
寂聴さんは小説家だが、
2018年に初句集「ひとり」を出している
星野立子賞を受賞
子を捨てしわれに母の日喪のごとく 寂聴
御山(おんやま)のひとりに深き花の闇 寂聴
白寿の女流作家として、
これからもますます活躍して欲しい…