ロペス＆村主組の軌跡

16日の金スマ・グランドチャンピョンシップを見るに当たり、
過去二回のロペス＆村主組の記事を辿ってみよう

2019年8月9日の初戦
衝撃的なデビューを飾った試合

2019年10月世界大会挑戦
世界大会に挑戦…

大型カップルの出現により、ダンス界も盛り上がったのだが…
その後、コロナ禍に入り
世の中が何もかも沈静化してしまった
特に、男女が組んで踊るダンスは密の極み
いまだに、会場利用に制限がかかっている

ダンスはこれからどういう方向に行くのだろうか…

金スマ・グランドチャンピョンシップ

2021年7月16日（金） 20:57～22:00　TBSテレビ 「金スマ」にて
２年ぶりに社交ダンス企画が放映されます

本部よりお知らせがきました
日本ダンススポーツ連盟全面協力のもと、
新型コロナウィルスの影響で「踊る場所」を失った社交ダンサーのために、
緊急企画としてシニアＩラテン部門のエキシビションマッチが開催されます
その名も「金スマ・グランドチャンピョンシップ」

番組ホームページによると、ラストダンスとあるので、
ロペス＆村主組はこれが最後のダンスとなるのだろう

キンタロー。が金スマを引退してより、
ダンスファンを楽しませてくれた村主選手
コロナ禍で、どれだけの成長をしたのだろうか
とても楽しみだ

JDSF所属選手が参戦し、
二人の最後にふさわしい競技会になるのではないだろうか
久しぶりに手に汗握る戦いを、楽しみに見てみよう！！

気づくということ

今日の毎日新聞「新・心のサプリ」
心療内科医の海原純子さんのコラムから

鎌倉・円覚寺の横田管長エッセイに載っていた
仏典「スッタニパーダ」より
「人が生まれた時には、実に口の中に斧が生じている」
人の悪口を言ったり傷つける言葉を言ったりすると、
そのことが回り回って自分を傷つけることになる。

これは言い換えれば、天に唾を吐けば自分に落ちてくる
ということで、
反対に、良いことをすれば巡り巡って自分に帰ってくるということだろう


海原さんは、自分はどうだろうと客観的に観察できる人はいいが、
一番問題なのは、自分の事として捉えずに、
人の粗ばかり探して、自分は問題ないと思い込んでいる人だという

自分は常に正しいと思い込んでいる人は確かにいる
上辺だけ付き合っている時はいいが、
深くかかわってみると、その実態に浮かび上がってくる
おそらく、そういう人は、みんなの周りにもいるだろう

海原さんは、そういう人が周りにいると大変ストレスになると言っている
我慢して付き合っていると、
知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうだ

自分はこういうことはやめようと、言い聞かせればいいのだが、
そういう気づきが出来ない人もいるのだ
出来れば、そういう人とは、さっさと関係を断ち切ってしまえばいいと思う
何時までも、嫌な思いをするのは御免だ…

プレバト俳句～扇風機

題：携帯扇風機
1位才能アリ 中川翔子　扇風機持つ手甘噛む仔猫たち
2位凡人　小林幸子　扇風機市民ホールの舞台袖
　添削　開演の舞台袖なる扇風機
3位凡人　鷲見玲奈　仕事ぶり見張るデスクの扇風機
　添削　見張るかに回るデスクの扇風機
名人6段へ1ﾗﾝｸ昇格 ★千原ジュニア
　　ゆるキャラの汗の匂いとファンの音
名人3段で現状維持 ★立川志らく
　　焼き鳥屋の団扇に「みつを」を見つけ
　添削　焼き鳥屋の団扇に相田みつをの詩
永世名人35句目に掲載決定　★梅沢富美男
　　南国の果実色してハンディファン

題を何処から捉えるか…扇風機そのものを詠む場合
　南国の果実色してハンディファン　梅沢
今回掲載決定の梅沢名人は、扇風機そのものを詠んでいる
南国の果実は、夏の暑さを思い浮かべる
ハンデファンで携帯だということも分かり、最もお題に忠実だ

　人民公社会堂の大扇風機　片山由美子
こんな句もある
見たままだが、人民公社会堂が利いている
梅沢は色だが、こちらは場所

　睡りたる子に止めて置く扇風機　稲畑汀子
眠るまでは涼しく、眠ったらしばらく止めておくのだ
母の愛を感じる一句

　扇風機誰も無言の時愛す　古賀まり子
この句は、取り合わせの句
とても共感する句だ
「扇風機と無言の時」
だた、ただ、じっと風に当たっている
いつの間にか、もうこんな時間？
誰もこんな時間が欲しいのだ…

七夕～星祭

今日は七夕
Kちゃんはサウスポーだけど、右手用の鋏をうまく使いこなす
七夕の飾りも上手に出来た
家族中の願い事が吊り下がっている笹は、ちょっと撓ている…

　七夕やいつもこの日の曇り空　 桂信子
大体七夕は天気が悪い、梅雨の時期なので仕方がないかな

　七夕に願う事故など無きように　 中山未奈藻
子供の願い事は楽しいが、大人は現実的だ
我が家も、全員が本当に切実な願いが吊るされている


　七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ　 橋本多佳子
四Tの一人橋本多佳子にこんな句があった
琴座のベガと呼ばれる星と鷲座のアルタイルといわれる牽牛星の間には天の川がある
その二つの星はこの時期一段と輝きを増すことから、恋の七夕ストリーが生まれたという

まさしくこの句は、彦星と織姫ではないか…
天の川も水かさが増えず、無事に逢えるだろうか…

プレバト俳句～確かな情報を

題：寝坊
1位才能アリ工藤美桜　担任からのモーニングコール夕の虹
2位凡人2位塚田僚一(A.B.C-Z)　七月や意気込み遅しジム疲れ
　添削　七月のジム意気込みの空回り
3位凡人渡辺満里奈　吾子の首息ひそめ見る夏の朝
　添削　学校の朝ぞ寝る子の汗の首

名人10段へ1つ後退 ◆藤本敏史(FUJIWARA)
　　昼寝覚ひらがなだけの置き手紙
　添削1　昼寝覚子のひらがなの置き手紙
　添削2　昼寝覚子のクレヨンの置き手紙

永世名人34句で掲載ボツ ◆梅沢富美男
　　永らえて短夜をなほ持て余す
　添削1　巡業の短夜をなほ持て余す
　添削2　逢いみての短夜をなほ持て余す

題の寝坊は季語では無い
　朝寝→春の季語
　昼寝→夏の季語
唯の寝坊の場合は季語を入れて作ることになる
一位の工藤美桜の句が一番寝坊と分かる句だ

今回は、夏井先生がいつも言っている、
確かな情報について書いて見よう
名人が二人とも、この確かな情報不足により、降格とボツになっている
藤本の句は、見ただけで子供だと分かるが、
確かにこの添削をみると、「子」とか「クレヨン」という情報をいれるだけで、
ぐ～んと句が近づいてくる、微笑ましい光景が浮かんでくる

梅沢名人の句は、時間を持て余している人は誰？
句がとてもぼんやりしていて、老人一般の姿？になっている
梅沢の特徴が何処にもない

前回台所俳句について書いたが、当時四Tと呼ばれた上流俳人がいる
中村汀女・橋本多佳子・三橋鷹女・星野立子

　父がつけしわが名立子や月を仰ぐ　立子

これは、四Tの一人星野立子の有名な句だ
この父とは、高浜虚子である
確かな情報だけで作ったような句だ

　ままごとの飯もおさいも土筆かな　立子

この句はumeさんも好きな句だが、
子供のおままごとの様子がとても具体的(確かな情報）で、
情景が一瞬で浮んでくる
とても微笑ましく、母の愛情がひしひとと伝わってくる句だ

俳句人口は多く、作られた句も天文学的に多い
その中で、世の中に残っていく句は、人の心に焼き付き、
そして感動が無ければならないだろう
そのヒントは、いつも夏井先生が言っている
　「確かな情報」がその一つかもしれない

引きこもり～8050問題

あらためて、ゆっくりこの本を読んでみた
8050問題

この本が出版されたことは、
あさイチで林真理子さんが紹介したので知っていた
今日は雨なので、ゆっくりコーヒーを飲みながら、
読み始めたらもう止まらない
一気に読んでしまった

我が家では、幸いにこういったことは無かったが、
この問題は社会現象となっている
ベースは「元事務次官が引きこもりの息子を殺してしまった事件」
凄惨な事件だったので、人々を震撼とさせた

引きこもりの原因は、その家庭家庭で違うだろう
又、立ち直れるか立ち直れないかも違うだろう
この小説では、父母が立ち上がり。
もがき苦しみながら解決へと向かっていく

途中読みながら、胸が痛くなって読めなくなる
この問題に解決はあるのか
元事務次官事件は、最悪の結果であったが、
小説8050問題では、そういった家族へのヒントがあり、
ドキドキしながら、何とか読み終えた