長屋の横の畑で一休みしていたばあちゃんが、「あれは、桜の花が咲いているのか。」と私に聞きました。
どこを見て言っているのかというと、大斜面の2階に自然に出てきて、すっと伸びている桜の木です。
山桜だと思っていたのですが、そう言われてしばらく見ていたら、確かに白っぽくぽつんと咲く花のように見えるので、
「ここからあれが見えるって、すご過ぎる!」思わず声が出ました。
白内障手術の成果はたびたび感じていますが、この距離で桜の花らしき物がいくつか見えるというのは、驚異的です。
この写真では見えませんが、10個くらいの白い花らしき物が見えたので、確認しようと大斜面へ行ってみました。
結果は、花は無し。白く見えたのは、葉っぱが太陽光を反射させていたのだと思います。
山桜がここで大きくなったら困るので、葉が落ちたら手が届く部分で切るつもりです。
下にあるのはネグエンドカエデ、と言ってもモミジの種類では無いようです。
本来は大きくなりたい木のようで、何度か移植を繰り返した結果、ここに定住してもらうことにしました。
こちらも根付いたようなので、木の形を考えて余分な枝を切ろうと思っています。
花がとても可愛くて、鮮やかな黄緑色の葉が長く楽しめる木、クリアランスセールで見つけた枯れそうな苗木が、
ここまで生長してくれたと思うと、感慨深いものがあります。
ばあちゃんが景色を楽しめるようになったので、この冬も剪定を頑張ろうと思っています。
パラパラと落ちていくクヌギの葉が、太陽を反射して光っている姿にも、感動しました。