ばあちゃんの畑のお向かいで始まった工事は、周囲のコンクリート壁が出来てから止まっていましたが、
先日から次の工期に入ったようで、昨日の午前中はすごいクレーン車の作業を見ました。
大きなトラックの荷台に積んだ重そうな物体を、荷台から吊り上げて電線を越え、
どこへ持って行くのかなあと、ドキドキしながら眺めていました。
吊り上げるところから、ほぼ反対側に降ろすまで3分程度、トラックの上では次の荷物の準備をしていました。
何本もの電線に黄色いカバーをつけたのは大分前の事で、大きな機械を使うのだろうなとは予想していました。
少し前には黄色の大きなクレーン車が置いてあって、多分その時にプレハブ小屋を運んだのでしょう。
都会の人は大きなビル建設等の工事を見ているので、驚くことも無いのかもしれませんが、
私にとっては、人類の知恵の偉大さと文明の利器を見るチャンスです。
何回もトラックで運んで来た荷物を吊り上げる作業を見ながら、ふと頭に浮かんだのは、
ピラミッドを造った人達や城の石垣を造った人達のこと。
機械が無いのが当たり前の時代なので、人の知恵と体力でやるのが当然の仕事、人間てすごい!
今日は大きなクレーン車はいなくて、別の機械で作業が始まっていました。
どんな状態になるのか分からないので、いろいろ想像しながら眺めていますが、
40年位前は我が家の林があったらしい場所だと思うと、時の流れが身に沁みます。