Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

冬の小石川植物園へ (2)

2007年01月19日 | 花や実の写真
小石川植物園の正門のそばにマンサクやロウバイが咲いていましたが本館を過ぎてしばらく行くと
薬草保存園と植物分類標本園がありました。先日は薬草保存園では
「クチナシ」がオレンジ色の実をつけている位だったので植物分類標本園に行きました。

リーフレットには「植物分類標本園は植物の分類体系を生きた植物によって具体的に理解することが
できるように約500種の代表的な高等植物を植えてある」と書かれています。
冬なので咲いている花や果実ははごくわずかでした。

「ヤマアイ」山藍」トウダイグサ科ヤマアイ属

山地の林の中に生える多年草です。緑色の小さな花を穂状につけます。
「日本最古の染料植物で,飛鳥時代以前から摺り染めに使われたといわれています。

         「コウヤボウキ」の綿毛
         

「クルリンカール」が見事で是非見たいと思っている花のひとつです。
林の子さんが撮っていらっしゃる「コウヤボウキ」の花

「アリドオシ」蟻通し 一両

関西では「千両、万両、ありどおし」という縁起物として正月の床飾りにする実です。
この一両の実を見たくてあちこちで探していたのですが実が落ちた後だったので
小石川植物園で見ることが出来て昨年秋から万両、千両、百両(カラタチバナ)、
十両(ヤブコウジ)、一両と全て見ることが出来て嬉しくなりました。

「ヒメカンアオイ」                           「カンアオイ」
   

やはり、探していた「カンアオイ」が小石川植物園で見つかりました。東御苑の花便りに11,12月頃載っていて
葉は見られたのですが、花は枯葉の下にあるようで柵の中でよけることが出来ないで諦めていた花です。
写真では見ていても、実際に土の中に埋もれているような花を初めて見て、これが花?という感じでした。
林の子さんがこのカンアオイを丁寧に説明して下さっています。
コメント (4)
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