マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

天国と地獄

2013-05-05 13:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
天国といえば、
花園のよう…。 といいますよね。

つい口に出ます。  「天国にいるようね!」。  『相楽園のつつじ』

正に満開。美しい。              夫と日長半日、つつじ観賞してきました。


前前回の聖書通読会で、ああやこうやと、仲間と盛り上がりました。
天国と地獄とは、どういうことでしょう? と。 

カトリック教会の教えでは
『天国において人間はその目的に到達します。人の目的は神のいのちに参与することです。
天国において、人はそれぞれの個性と独自性を保ち続けます。』
                          カトリック教会のカテキズムより。
人には自由があります。
この世において、どのように考え、どのように振る舞い、どのように生きるかは、一般的には、自由です。
そして・・・
天国においても、この世でどのように考え振舞い生きたかの個性と独自性を継続し、この世のままに生きることになる。永遠にこの世のまま。ということのようです。


純粋な花は、神の御旨のままに、この世でも天国でも…。   『生涯純粋』  ←信仰者の私の発言。

夫は言います。
「花は自分では動かない。これだけ美しいのは、鳥や虫を呼び寄せるためだろうね。
     呼び寄せる目的は、自分の子孫繁栄だろうね。」 見方が科学者です。 夫も立派な信仰者ですよ


転じて・・・『地獄』

一昨日の『聖書勉強会』。 
こちらでも、偶然に、『地獄』が教材でした。


『もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。
体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。』
続きます
聖書は、目から手へと見方を変えて、繰り返します。
『もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。
体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。』
                    マタイ福音書 5章29&30章

とても厳しい御言葉ですよね。
夫婦関係をいさめる言葉、『姦淫するな』(同5章27節)、の後に続く御言葉です。

早速の、恥ずかしながらの、私の質問
「つまずきとなる、私の右の目をえぐり出さず、私の右の手を切り捨てなければ、『地獄』に行くってことですよね?」


講師の即答。
「そうです。『地獄』です。  『地獄』に行くとイエスは言います。」 答は単純明快でした。一言だけ。
更に・・・
講師の厳しい言葉が、当然のように、続きました。
「『右の目や右の手』とイエスが話すのは、いつものイエスの手口です。 比喩を言っているのです。」

「『右の目や手』は、あなたが話す言葉。でもあります。 夫婦間の行い全般 を意味するのです。
結婚した者同士が、相手を傷つける言葉を発しても、その言葉をやめない限り、行き先は『地獄』です。」 と。

講師は、それ以上、何も言わない。 私の顔を見つめるのみです。 「分かったか???」「承知したか???」と言いたげです。
私も、それ以上、何も言えませんでした。 「参りました。その通りです!」  敬服あるのみです

以上。
先回の聖書勉強会の講師の話の一部でした。 非常に厳しい『神の御言葉』の考察でした。 お粗末さまでございます



ちなみに・・・

カトリック教会の教えでは
『地獄は、神が置かれたものではなく、人間の自由と意思の極限の可能性を示しています。
地獄に行く人がどれくらいあるのかは、だれも知りません。
ただ各人、人間の持つ可能性を知り、自己を戒めるべきでしょう。」
                          カトリック教会のカテキズムより。
人には自由があります。
この世において、どのように考え、どのように振る舞い、どのように生きるかは、一般的には、自由です。
そして・・・
この世でどのように考え振舞い生きるかは、自己の選択です。 この世のままに次の世でも生きることになる。 永遠にこの世のまま。ということのようです。


相楽園の散歩が続きました。

『旧ハッサム住宅』    心暖まる・・・  『食堂』    と    『Family Room』    国重要文化財
  
大好きです。  緑の見える窓。 集まる者の笑い声が聞こえる暖かい空間。   
                                    これぞ『天国』
イギリス人貿易商・ハッサム氏の自邸として、明治35年建設。
当初は、神戸北野町高台にありました。 イギリス人建設家・Alex.N.ハンセル氏の設計。
昭和38年、相楽園に移築。 神戸における近代洋風建築保存の先駆けとなりました。


単純な私。
直ぐに感動して、動き出します。
ゴールデンウイークは、近年、寝食忘れて、家中の大掃除に当てます。 これが楽しい。大好きです
一日は庭の大掃除。 一日は夫婦の全衣類の大掃除。 そして 一日は家中の大掃除。 
家中の大掃除では・・『旧ハッサム住宅』風に…。 頑張ります


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 GWも終盤! すてきな思い出を残して下さいね!