マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

予習

2013-05-09 16:40:00 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。
一日は24時間。
誰にも同じに、与えられた24時間である。
普通・・
労働年齢者の時間配分は…8時間労働。8時間睡眠。8時間その他。 なんて言われますよね。

私も、4月という新年度の始まりにあたり、8時間労働時間をどう使うか? 
考えましたね。 
一番の『目標』は、『今年は、始めた勉強をまじめにこなす』 中でも 『予習をまじめにこなす』

今日は、
大学院。キリスト教学。
週一回のクラスといえども・・・。
『目標』が三日坊主にならないようにと『予習』を頑張ると…数日かかる。
時間が足りない。時間が欲しい。 私には、無理な話と分かっていても、一日26時間は欲しい。

今日は、
コヘレト書。
ハイデッカーとニーチェの洞察から導き出す、『コヘレト書のニヒリズム』の考察。
 
       ニーチェ          
  
1882年・38才。 1990年・46才で死去。
☆『神は死んだ』と述べた、『ニーチェのニヒリズム到来の三条件』。


     ハイデッカー  
  
  1976年・87才で死去。     
☆『神なき時代』のハイデッカーの神認識。
                   

    
予習をしてあると、授業が楽しい。
先生の授業も仲間のレポートの発表も、完璧に理解出来ていく。

私の予習。

①教科書を数回、3回以上,読む。 
一回目は分け分からなくて目で追うだけ。 2~3回目で大要がやっと分かってくる。 そして本格的に『予習』に入る。

②分からない部分をチェックする。 分からない語句や意味。
③分からない部分を調べる。 辞書やパソコンや参考書で。
④それでもわからない部分の、自分なりの理解をまとめておく。 疑問点をはっきりさせる。 明日の授業が楽しみになる。

⑤クラスメートが担当するレポートを、自分でも作ってみる。
  今回は、ハイデッガーとニーチェの 生涯と思想。

⑥参考文献本を、時間が許す限り、読む。


人は
コヘレト同様に、時として、空しくなる。 愚痴りたくなる。 
『太陽の下、人は労苦するが すべての労苦も何になろう。
一代過ぎれば又一代が起こり・・・
かってあったことは、これからもあり・・・
昔のことを心に留めるものはない。』 コヘレトの言葉1章3~11節


人は
ニーチェ同様に、時として、空しくなる。 愚痴りたくなる。
『太陽の下、人は労苦するが・・それに何の『意味』があるのか?』 等等。
ニヒリズム状態に陥る。

人は、
何事をも、時として、他者を己の利益になるというエゴイズムの視点、からのみ 見るようになる。

そんな人の傾向を警告する
今日・木曜日・9日の『御言葉』
『イエスは弟子に言われた。
「しばらくすると、あなたがたはもうわたしを見なくなるが、
またしばらくすると、わたしを見るようになる。』 ヨハネ福音書 16章16節


『見えない神と共に生きることは、コヘレトやニーチェが陥るエゴイズムを超克し、他者と出会い、共存の意欲で満たされること。』
       ではなかろうか? 私の結論。
   


参った!参った!
人に与えられた時間は、一日24時間。 鈍い頭の私には、時間が足りない。足りない。

『予習』が終わり…授業も終わり…。ほっ!  
       しかし家に帰れば…  『復習』が待っていた! 明日からの『予習』も待っている!

皆様!
ご訪問に感謝いたします。皆様は、24時間のうち、何に力を注いでおいでですか?