今日は4月23日。復活節第四月曜日。
『今日の入祭唱』
『死者の中から復活させられたキリストは、もはや死ぬことがない。
死はもはや、キリストを支配することがない。アレルヤ。』
使徒パウロのローマの信徒への手紙 6-9
使徒パウロは、私たちに、『二つ』のことを、問いかけてきます。
①キリストの福音とは何か?
②キリスト者はどこに根を下ろしているのか? キリスト者のアイデンティーは何か?
パウロの問いかけに答えるにあたり・・・
考えます。
一。人間とはどんな存在であるのか?
『人間は、神から心が離れ、罪の下にある存在です。』
『死がひとりの人を通して来た。すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいる。』
パウロのコリントの信徒への手紙Ⅰ 15章20&22節
二。罪の下にある人間を救うことができるのは誰か?
『罪の状態にある人間を救うことができるのは、唯一、イエス・キリストなのです。』
『死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によってくるのです。
つまり、アダムによって死ぬことになったように、
『アダムとイヴ・楽園追放』 システィーナ礼拝堂の天井画
キリストによってすべての人が生かされることになるのです。』
『イエスの過越しの十字架』
パウロのコリントの信徒への手紙Ⅰ 15章21&22節
では、いよいよ。
使徒パウロの問いかけへの、二つの『答』です。
質問①キリストの福音とは何か?
答①『福音とは、
人間となった神の子イエス・キリストが『あがない主』となって、
私たち人間の罪の責任をすべて引き受け、全人類の身代わりになって自分の命を捧げ、死んで葬られ、三日目に復活した。
・・・という神秘です。』
質問②『キリスト者はどこに根を下ろしているのか? キリスト者のアイテンティーは何か?』
答② 『キリスト者とは、信仰により、心からキリストに結ばれた者であり、キリストに根を下ろしているのです。
又、
キリスト者のアイテンティーは、キリストと同じ遺産を受け継ぐ相続人となり、神のうちに永遠に生きる者であることです。』
皆さん!
イエス・キリストの福音を信じる者は、神のあわれみによって『義とされる恵み』が与えられたのです。
神から、背信のゆえに追放されていたこの世から、神の国へ戻れるのです。
使徒パウロは、
近く死刑になることを覚悟し、獄中から、愛する弟子のテモテヘ、
『最後の勧め』として、力強く述べます。
『使徒パウロ』 エル・グレコ作品
『わたし自身は、世を去る時が近づきました。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走り通し、信仰を守り抜きました。
今や、義の栄冠を受けるばかりです。
正しい審判者である主が、かの日にそれを私に授けてくださるのです。
私だけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けて下さいます。』
パウロのテモテヘの手紙Ⅱ 4章6-8節
使徒パウロの最期。
皇帝ネロのとき、60年代後半、ローマで斬首。殉教。
キリストの最期のように・・・
獄中のパウロを助ける者なく、皆、離れ去りました。
しかし、主は、パウロのそばにいて、強め、神の国に迎え入れました。
『今日の拝領祈願』
『すべての人の父であある神よ、
過越しの神秘によって新たにされた人々が、不滅の体に復活し、あなたの光をたたえることができますように。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新しい週が始まりました。 今週も穏やかな週でりますように。 お元気で!
『今日の入祭唱』
『死者の中から復活させられたキリストは、もはや死ぬことがない。
死はもはや、キリストを支配することがない。アレルヤ。』
使徒パウロのローマの信徒への手紙 6-9
使徒パウロは、私たちに、『二つ』のことを、問いかけてきます。
①キリストの福音とは何か?
②キリスト者はどこに根を下ろしているのか? キリスト者のアイデンティーは何か?
パウロの問いかけに答えるにあたり・・・
考えます。
一。人間とはどんな存在であるのか?
『人間は、神から心が離れ、罪の下にある存在です。』
『死がひとりの人を通して来た。すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいる。』
パウロのコリントの信徒への手紙Ⅰ 15章20&22節
二。罪の下にある人間を救うことができるのは誰か?
『罪の状態にある人間を救うことができるのは、唯一、イエス・キリストなのです。』
『死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によってくるのです。
つまり、アダムによって死ぬことになったように、
『アダムとイヴ・楽園追放』 システィーナ礼拝堂の天井画
キリストによってすべての人が生かされることになるのです。』
『イエスの過越しの十字架』
パウロのコリントの信徒への手紙Ⅰ 15章21&22節
では、いよいよ。
使徒パウロの問いかけへの、二つの『答』です。
質問①キリストの福音とは何か?
答①『福音とは、
人間となった神の子イエス・キリストが『あがない主』となって、
私たち人間の罪の責任をすべて引き受け、全人類の身代わりになって自分の命を捧げ、死んで葬られ、三日目に復活した。
・・・という神秘です。』
質問②『キリスト者はどこに根を下ろしているのか? キリスト者のアイテンティーは何か?』
答② 『キリスト者とは、信仰により、心からキリストに結ばれた者であり、キリストに根を下ろしているのです。
又、
キリスト者のアイテンティーは、キリストと同じ遺産を受け継ぐ相続人となり、神のうちに永遠に生きる者であることです。』
皆さん!
イエス・キリストの福音を信じる者は、神のあわれみによって『義とされる恵み』が与えられたのです。
神から、背信のゆえに追放されていたこの世から、神の国へ戻れるのです。
使徒パウロは、
近く死刑になることを覚悟し、獄中から、愛する弟子のテモテヘ、
『最後の勧め』として、力強く述べます。
『使徒パウロ』 エル・グレコ作品
『わたし自身は、世を去る時が近づきました。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走り通し、信仰を守り抜きました。
今や、義の栄冠を受けるばかりです。
正しい審判者である主が、かの日にそれを私に授けてくださるのです。
私だけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けて下さいます。』
パウロのテモテヘの手紙Ⅱ 4章6-8節
使徒パウロの最期。
皇帝ネロのとき、60年代後半、ローマで斬首。殉教。
キリストの最期のように・・・
獄中のパウロを助ける者なく、皆、離れ去りました。
しかし、主は、パウロのそばにいて、強め、神の国に迎え入れました。
『今日の拝領祈願』
『すべての人の父であある神よ、
過越しの神秘によって新たにされた人々が、不滅の体に復活し、あなたの光をたたえることができますように。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新しい週が始まりました。 今週も穏やかな週でりますように。 お元気で!