4月10日。水曜日。 雨。東京では雪。全国に冬が舞い戻った一日。
月一の・・・ 『聖書の会』
今日は、一人休み、6人。
信仰者は2人、求道者が5人の、7人グループ。
『私の名において集まる所に私もいる』と言われるイエス様も仲間で、『8人グループ』と称しています。
新約聖書を、旧約と新約聖書との関連部分を読みながら、少しづつ読み続けている。
”ああだ!” こうだ!”と、全員で思いのたけを分かち合いながら、1時~4時の3時間。
素敵なマダムたちが、小さな小さなグループを作って、聖書を理解するために、月一度集まる。
非常に稀有なことであり、神のお計らいであろうか?
一軒のお宅で長年続く、『聖書の会』に、不思議な喜びを感じる私です。
今日の範囲は、『神殿から商人を追い出すイエス』、
ヨハネ福音書2章13-22節、9節だけでした。
神殿でのイエス様の
『両替人の金をまき散らし、その台を倒した』2-15、思いがけない厳しい態度を見て・・・
弟子たちが思い出した『御言葉』は、『詩編』の預言でした。
『あなたを思う熱意がわたしを食い尽くす』詩編69章
神の家に対する『熱意』が、結果的に、『自分に苦しみをもたらすという預言』 の詩編です。
イエス様の不条理な『受難』が預言的に語られています。
『神殿での事件』は、イエス様を捕まえようと狙う人たちにとって、
『絶好の機会到来』であったのでしょう。
私が思い出した『御言葉』は、イエス様の『エルサレムのために嘆く』時の言葉でした。
『だが、私は今日も明日も、その次の日も自分の道を進まなければならない。』
ルカ13-35
イエスは、
雌鶏がひなを翼の下で守るように、
エルサレムの人々を救うために、度々呼びかけられましたが、彼らは呼びかけに答えません。
『イエスの時』が迫ってきて、分かってもらいたい一心と、熱意で、
たとえ誤解されても、『御自分の道』を前進せざるを得ないイエス様の悲しみ、を覚える私でした。
そして。
今日は4月10日。四旬節第五水曜日。
『真理』とは何ぞや?
「真理がわれらを自由にする」
国立国会図書館東京本会ホールに掲げられた『銘文』
「真理がわれらを自由にする」
という確信に立つて、 憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、
ここに国立国会図書館が設立される。」
国立国会図書館法より。
「なお、この言葉は、
国立図書館法案の起草に参画した羽仁議員がドイツ留学中に見た大学の『銘文』を基に創出したもので、
その銘文は、新約聖書の「真理はあなたたちを自由にする」
『Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ
ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース』
ヨハネによる福音書8:32に由来するといわれています。」
国立国会図書館案内文より。
そして。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。
「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。
あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
すると、彼らは言った。
「わたしたちは、今までだれかの奴隷になったことはありません。
『あなたたちは自由になる』とどうして言われるのですか。」
イエスはお答えになった。
「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。
だから、もし子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。
わたしは父のもとで見たことを話している。」
更にイエスは言われた。
「神があなたたちの父であれば、あなたたちはわたしを愛するはずである。
なぜなら、わたしは神のもとから来て、ここにいるからだ。
わたしは自分勝手に来たのではなく、神がわたしをお遣わしになったのである。」』
ヨハネ福音書 8章31-42節
イエスの話を聞きながら・・・
信じる人もいましたが、多くの人はイエスが誰であるのかもよくわかりませんでした。
『真理』とは、
イエスが神から託されてきた、『神の教え』です。
『神が、私たち皆を愛し大切に思い、それを信じるなら、罪から解放され、真の自由になる』
・・・という教えです。
又。
イエスが神の一人子であり、
イエスは、神からこの世に、『神の教え』を伝えに派遣された。という事実です。
この『真理』を信じるとき、私たちは『真の自由」を獲得できるのです。
『今日の拝領唱』
『私たちは御子のうちにあって、その血によるあがないと罪のゆるしを受けている。』
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
いろいろのグループで思いのたけを話すのは、楽しいですね。 お元気で!