女子ソフトボールチームの活躍を見て、感動した人は多いだろうなあ。
私もきっちりそのひとり。一昨日の、2試合は応援し続けたけど、実は昨日の試合は見れなかった。初回の、3三振を見た段階で、負けを確信して、かわいそうで見ていられなかった。ラジオを聴きながら、気にはしていたが・・・。だけど、彼女たちは負けなかった。
アスリートとか、一流の選手は、若くても哲学者のようだといつも感じている。
今回も、上野投手の発言には驚いてばかりだった。
一昨日の試合。二試合連投の上野投手。
彼女があんなにがんばっているのに援護してくれない、打線にイライラしてたのは、私だけではないと思うのだけど・・・。かわいそうだろう、打ってよ、ヒットてね。
ところが試合後、上野さんは、あんなに点を取られたのに、取り返してくれて感謝している、と。 むふ・・・・私には言えないなあ・・。
某アナウンサーによると、ご両親にも、豪州との試合の後、長い試合でごめんね。疲れたでしょう? と、言ったとか。自分が疲れたという発言はなかったとか・・・。
むむ・・・これだって、絶対に言えない。と、いうか、恥ずかしながら、私にはそういう発想すらないからね。
息子を送り出す前に、イライラして、ストレスまみれになっている、今の自分。
送り出すことが寂しいとかではない。自分以外の人の行動が、大きく自分の行動を左右してしまうことにイライラしているに違いない。あれこれ、へまをやらかし、その付けがこちらに回ってくる。ものごとにきちんと対処もできないくせに、感謝の気持ちを表現もできないし、まるで後始末をつけることが、親の責務とでも思っている、息子にイライラしている。
そういう、息子に育ててしまったのも、間違いなく、自分だ。
教えられるなあと、思う。