シュワッチと軽やかに、ラガーMom になる。
三人息子がそれなりに歳になってみてつくずくと思うのは、三人を育てるのはたいへんだけど、楽な面もあるということ。三人に親の目が分散するから、はっきりいって、神経質には育てられない。私は自分では、布団の両端を目測ではかって毎日布団の真ん中で寝るほどの子供だったけど、今ではそんな面影はどこにも残っていない。どころか、いつ頃からか、大雑把の代表格のように思われている。
否定しない。まさに自分でも、三人を育てる過程で、ほとんど大らかな性格へと激変していった。なんでも、笑えばなんとかなると思っている。はははは・・・・で、煙に巻くことが、得意技になっている。ためしにやってみて、はははは・・・・と、大声で笑っていると、大抵のことは許せるし、昨日くやしかったことも忘れるし、明日のことも妙に気にならなくなるから・・・。
そんな息子たちが、今は一人しか手元にいない。それも、私のハニーが一人残った。帰国子女で、学校では苦戦を強いられているし、友達の多くをアメリカに置いてきてしまった。私は、とにかく彼を直視しないように努めてきた。気にしたらきになるから、気にしないで、彼のやり方を尊重してきた。そうすること以外に、実は彼にしてあげられることはないと思っている。
でも、なあんだか寂しい。そこで、自分のクラスの生徒たちを溺愛してしまった。情けないことに、いまだに欠席や遅刻を繰り返す自覚の無さは、私の甘やかしのせいかもしれない・・・。特に男子生徒が甘えてくる。
うーん。今学期は生徒たちとも、距離感を持ちながら、愛情はあるけど、ちょっと離れて微笑んでいるくらいがいいかなあと思っている。
そこで、この有り余った力をどこに? ラグビーだな。息子のラグビーチームをこよなく愛し、口はださず、献身的ナ慈悲の心をもって、生徒たちのバックアップにのみ、尽くすことにする。はははは・・・きっと余計なお世話だろうなあ・・。
まず、手始めに、栄養指導を始めることになった。とにかく、がんばります。