3ヶ月と11日振りに理髪店に:
実は、この新宿住友ビル内の床屋さんに行くのは、去る25日に巣鴨まで墓参に行った以上に冒険だったかも知れない。色々と思案したあげくに11時に予約して、JR新大久保駅まで歩いてから新宿住友ビルまでも歩く経路を選択した。代替案にはバスでエレベータもエスカレータも完備している高田馬場駅に行くというのもあったが、敢えて南下して沢山陽に当たれる新大久保駅からに決めたのだった。10時15分に出発。
山手線内では新宿までたった一駅でも空席を見付けて座って周りを見渡すと、スマートフォンに向かっていないのは私だけで、少なくとも10人は下俯いて指を動かしていた。因みに、私の両脇の若者はゲームの如きものをやっていたようだった。私にはこの現象は亡国の兆しにしか見えないが、彼等にそう説いても歯牙にもかけて貰えないだろう。
新宿駅で階段を降りることになって、私の選択が誤っていたのに気付いた。即ち、駅まで10分も歩いてから階段を上って直ぐ電車に乗り、降りたかと思えばまた階段を下って西口の改札まで歩かねばならなかったのだ。これは未だ負担だったのだ。息は上がらないだろうが、足への負担が大きいのである。最近漸く解ってきたことだが、歩き始めると鳩尾辺りが痛むのは、胃ではなく腹筋が痛むらしいという点。
即ち、25日間の入院とその後の自宅療養中に腹筋が衰えて、一寸歩くだけでも痛んでしまうらしいのだ。確かに歩行の速度は退院後間もなくの頃よりは大分早くはなってきたが、従来と比べれば未だ60~70%程度であっても、腹筋は受け付けてくれる準備が整っていないらしいのだ。この衰えに気が付いて何となく悲しい気分になっているのだ。
そこで、住友ビルまでは反対側の地下道を走る都庁行きの循環バスを選択した。ところが、西口のロータリーのところに路上駐車したトラックのために、空のバスが曲がり切れずに不届きなトラックの運転者が走ってくるまで待たされてしまった。このバスに都庁第一庁舎まで乗って腹筋と足の痛みを癒やしていた次第。住友ビル到着が10時40分頃だったか。
前回散髪したのが1月17日。その時既に状態が思わしくなく翌日に入院したほどだったので、長年馴染みの理容師さんに「今日は大丈夫?」と確認されてしまった。そこで今日までの惨憺たる事情を説明している間に伸び放題だった髪も適当な長さに切られ、カミソリも宛てて貰ってどうやら少しは健康を取り戻したかに見える顔になっていた。
そこから先は綺麗にレノベィト(リニューアルではない、念のため)された西口までの地下道の動く歩道を利用してゆっくりとJRの駅の方向に。だが、途中で気が変わって小田急ハルクの地下の食品街に行くことにした。デパートに行くのも今年初めてで一寸だけ興奮する。このデパートも食品売り場だけは何時も混雑している。
そこを一回りして久闊を叙してから地上に出て、想定していなかった小滝橋通りを大久保駅前を通るバスに乗ることにした。この経路だとバスを降りてから我が家まで20分以上歩かねばならないが、その時間が絶好の日光浴だと考えた次第だ。天気も良く爽快な気分で歩ききって12時30分に帰宅。そうそう、途中で週刊新潮と文春のゴールデンウイーク特大号を購入していた。
結局2時間と15分の外出だったが、床屋さんにいた約40分ほどの間と電車とバスに乗って座っていた時間があったので、歩いた距離はそれほど変わらないと思うが、先日の墓参よりも疲労度は低かった。墓参の時もそうだったように外にいた間は飲まず食わずだったが、もうそろそろ外出時には脱水を防止するためにポカリスエットでも持参せねばなるまい。これはリハビリを監督する医師からも警告されていることだ。
さて、次は何処に行って足と腹筋を鍛えるべきかを思案中だ。これは絶対に必要なことだと信じている。唐突だが、一度だけ見て感心した根津神社の躑躅などは今月中は見頃だと聞いたが、家内にも見せて上げたい気もする。しかし、何となく私には似つかわしくないような感がある。矢張り新大久保駅前から新橋駅行きのバスを利用して昔から馴染んでいた銀座辺りが私にはあっているかなとも考えている・・・。
実は、この新宿住友ビル内の床屋さんに行くのは、去る25日に巣鴨まで墓参に行った以上に冒険だったかも知れない。色々と思案したあげくに11時に予約して、JR新大久保駅まで歩いてから新宿住友ビルまでも歩く経路を選択した。代替案にはバスでエレベータもエスカレータも完備している高田馬場駅に行くというのもあったが、敢えて南下して沢山陽に当たれる新大久保駅からに決めたのだった。10時15分に出発。
山手線内では新宿までたった一駅でも空席を見付けて座って周りを見渡すと、スマートフォンに向かっていないのは私だけで、少なくとも10人は下俯いて指を動かしていた。因みに、私の両脇の若者はゲームの如きものをやっていたようだった。私にはこの現象は亡国の兆しにしか見えないが、彼等にそう説いても歯牙にもかけて貰えないだろう。
新宿駅で階段を降りることになって、私の選択が誤っていたのに気付いた。即ち、駅まで10分も歩いてから階段を上って直ぐ電車に乗り、降りたかと思えばまた階段を下って西口の改札まで歩かねばならなかったのだ。これは未だ負担だったのだ。息は上がらないだろうが、足への負担が大きいのである。最近漸く解ってきたことだが、歩き始めると鳩尾辺りが痛むのは、胃ではなく腹筋が痛むらしいという点。
即ち、25日間の入院とその後の自宅療養中に腹筋が衰えて、一寸歩くだけでも痛んでしまうらしいのだ。確かに歩行の速度は退院後間もなくの頃よりは大分早くはなってきたが、従来と比べれば未だ60~70%程度であっても、腹筋は受け付けてくれる準備が整っていないらしいのだ。この衰えに気が付いて何となく悲しい気分になっているのだ。
そこで、住友ビルまでは反対側の地下道を走る都庁行きの循環バスを選択した。ところが、西口のロータリーのところに路上駐車したトラックのために、空のバスが曲がり切れずに不届きなトラックの運転者が走ってくるまで待たされてしまった。このバスに都庁第一庁舎まで乗って腹筋と足の痛みを癒やしていた次第。住友ビル到着が10時40分頃だったか。
前回散髪したのが1月17日。その時既に状態が思わしくなく翌日に入院したほどだったので、長年馴染みの理容師さんに「今日は大丈夫?」と確認されてしまった。そこで今日までの惨憺たる事情を説明している間に伸び放題だった髪も適当な長さに切られ、カミソリも宛てて貰ってどうやら少しは健康を取り戻したかに見える顔になっていた。
そこから先は綺麗にレノベィト(リニューアルではない、念のため)された西口までの地下道の動く歩道を利用してゆっくりとJRの駅の方向に。だが、途中で気が変わって小田急ハルクの地下の食品街に行くことにした。デパートに行くのも今年初めてで一寸だけ興奮する。このデパートも食品売り場だけは何時も混雑している。
そこを一回りして久闊を叙してから地上に出て、想定していなかった小滝橋通りを大久保駅前を通るバスに乗ることにした。この経路だとバスを降りてから我が家まで20分以上歩かねばならないが、その時間が絶好の日光浴だと考えた次第だ。天気も良く爽快な気分で歩ききって12時30分に帰宅。そうそう、途中で週刊新潮と文春のゴールデンウイーク特大号を購入していた。
結局2時間と15分の外出だったが、床屋さんにいた約40分ほどの間と電車とバスに乗って座っていた時間があったので、歩いた距離はそれほど変わらないと思うが、先日の墓参よりも疲労度は低かった。墓参の時もそうだったように外にいた間は飲まず食わずだったが、もうそろそろ外出時には脱水を防止するためにポカリスエットでも持参せねばなるまい。これはリハビリを監督する医師からも警告されていることだ。
さて、次は何処に行って足と腹筋を鍛えるべきかを思案中だ。これは絶対に必要なことだと信じている。唐突だが、一度だけ見て感心した根津神社の躑躅などは今月中は見頃だと聞いたが、家内にも見せて上げたい気もする。しかし、何となく私には似つかわしくないような感がある。矢張り新大久保駅前から新橋駅行きのバスを利用して昔から馴染んでいた銀座辺りが私にはあっているかなとも考えている・・・。