新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

15年3月の新宿区の人口

2015-04-05 07:33:00 | コラム
2015年3月の新宿区の人口:

私は今年の1~2月は病院で過ごし3月も外出の範囲の制限を守っていたために、ここ百人町大久保界隈の変化に接する機会はほとんど無かった。従って区の広報に掲載された統計に従って論じていくしかない。

だが、その外出許容範囲内にある最古の?ハラルフード店が店舗拡張工事中であることは観察出来ていたし、街には相変わらず大きなキャリーバッグ(正しくはトローリー・ケースだが)をガラガラと引っ張って歩きながら異国語を話している若者の数は多い。私には彼等が到着したばかりなのか帰国の途中であるかの判断は出来ないのが残念だ。

新宿区役所の“広報新宿”の15年4月5日号によれば、15年3月の人口は1月よりも424人減の327,618人となっていた。これは0.13%の減少率だ。外国人は対前月比で299人減の36,093人で、これは対前年同月比では2.3%の減少だった。日本人は前月との対比で125人の減少で-0.09%となっていた。

世帯数もまた減少し、3月には204,794だったものが204,362と432減少していた。この減少率は0.2%で人口の減少率を超えていた。

3月には病院通いで週に一度は大久保通りを往復していが、Koreatownには晴雨に拘わらず予想以上の老若の女性が彷徨っていて、彼等が巻き返しに出て来た様子が見て取れた。既に指摘したが、彼女らの眼中には日韓の政治的関係などは入って来ていないと思わせてくれる。

15年3月の人口に占める日本人の比率は88.98%で、2月とほとんど変わっていなかった。外国人の比率は11.01%で2月の10.6%との対比では微増だった。

参考資料:“広報新宿” 15年4月5日号