新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

本日帰京しましたが

2015-07-29 15:45:29 | コラム
確かに帰京致しましたが、本格的投稿は一日お待ち下されば有り難いのです。今は試しに打ってみましたが、まるで指が動きません。以下は取りあえず御無沙汰のお詫び代わりの駄文です。

気になる事柄:

ザハ・ハディドはどっちが名字:
この方の表記を平気で「ザハ氏」とされる方が多いの気になります。マスコミは間抜けですから何度言ってやっても欧米人の名字と名前の区別がつかないので仕方がないのですが、結構な知性の高い方が「ザハ氏」と表記されるのは如何なものかと思います。先日、中近東駐在経験者(アラビア語が解る人)に確認してみましたが、「ハディド」が名字だそうです。こういうおかしな表記は何とかならないものでしょうかね。

それにしてもマスコミは学習しない連中の集まりだとウンザリです。マスコミ以外にもおられるのはどうもね。偶には少し調べてから記事にしたらどうでしょうか。

飛行機は危険だ:
次は調布で小型機が墜落した件。誠にいたましい事件で犠牲者には心からお悔やみ申し上げます。しかし、都心を離れた間中、テレビのニュースはこの件の特集ばかり。これが非常に気になることで、普天間の件や嘗て私が何度か例に挙げた住宅公団に工場の敷地の一を売却した製紙工場がその後に建ったアパートの住民に製紙の工程で出る排気と臭気が大気汚染であると訴えられ、遂に工場を廃棄したという話を想起されられます。

即ち、早晩羽田を離発着する飛行機が新宿や渋谷の上空を飛行するとして、何時か墜落したら大事故になるとの仮定の論理が罷り通って「オリンピックの為に一般市民の生活が危機に曝されるはいかん」という大衆運動が起きないという保証はない気がします。確かに飛行機は墜落することはありますし、その際は大事故が起きて死傷者が出ることは既に世界でも立証されています。

しかし、その確率と自動車事故発生の確率の何れが高いかは専門家の意見を待つまでもないでしょう。でもマスコミは当分の間羽田発着便の危険性を暗示し続けるだろう気がしてなりません。私は彼らはこれこそが自分たちの尊い使命だと信じているのだろうとすら考えています。しかも、この種の報道は直接に危険性云々に触れなくても、一定以下の民度の方々は「そうだ、危険だ!」と気が付かれるでしょう。マスコミは「してやったり」でしょう。