新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私事です、プライベートではありません

2015-07-12 17:12:51 | コラム
私事ですが漸く体調が明らかに安定に向かっている兆しが見えてきました:

昨11日は我が家を9時に出発して渋谷区西原の吉田健太郎先生のクリニックに、プラセンタ(Placenta =胎盤)エキスの注射を受けに行って参りました。吉田先生は97年に開業されて、プラセンタを使う様々な病気の治療を手がけておられます。吉田先生は検索すれば出てくるほどその分野では著名な医師だと聞いております。

因みに、名古屋大文学部を出られて教職に就かれた後に千葉大の医学に入学されたという珍しい経歴の医師だということを、注射の前に交付された「プラセンタ」の小冊子で知りました。

その冊子によれば、注射の効果は「肝炎、更年期障害、アトピー性皮膚炎、リュウマチ、膠原病、気管支喘息、肝炎(アルコール性も含む)、風邪の予防等々」多岐にわたっているようですが、私の場合は血管の強化に効果があるということで愚息が紹介したものです。効果が出るか否かは今後週に1度の注射を続けて初めて解るのだそうです。

この注射を受けるのは昨日で3度目ですが、現時点では6月初旬の入院中から苦しめられていた腹筋と背筋というか背中の筋肉痛が初回の注射後の2~3日は明らかに軽減される形で現れています。しかし、昨年末の時点との比較で体重が7 kg 胴回りが7 cm も減った身体では語るべき筋肉も失われており、これも以来悩まされている種々の苦痛と同様で全て「高齢化によるもの」と半ば諦めていたので、この効果は当に福音でした。

吉田健太郎先生はインターフェロンを発見された小島保彦医学博士の「医者が病気を作る」であるとか「薬は副作用を考えた時に飲まないに越したことはない」と言われる医師のお一人だそうです。有り難いことにこのクリニックは土曜日も17時まで診察されますし、吉田先生は日曜日の午前中も出ておられるのです。

昨日は注射だけではなく去る4日の採血検査の結果も伺いましたところ、先ず大きな問題という点がなくまた筋肉痛の原因となるような点もなかったとの診断で一安心でした。実は、10日には過去27年間も診て頂いている須田クリニックでも長引く筋肉痛の原因を探るべく、CTスキャンとX線写真も撮って頂き、ここでも血管の状態までを含め痛みの原因となる材料がなかったと診断されていました。

2006年1月以来国際医療研究センター病院でも色々と治療して頂いていますが、私はこのような手法にも依存しておる次第で、敢えてご参考までにお知らせする次第です。3回の注射で筋肉痛緩和の兆しが見えた以上、血管の強化にも効果が現れることを期待して、これからも注射を続けていこうと考えている次第です。

終わりに例によってカタカナ語批判を一席。私は今回「私事」としましたが、今や我が国では老いも若きも一般人も国会議員も芸人も「プライベート」という笑って看過出来ない誤ったカタカナ語を使います。Oxfordだろうとジーニアスだろうと、”private”という主に形容詞として使われる単語に「私事」という意味はありません。この単語を名詞で使うと「(最下位の)兵卒」というのが出てきますが「プライベート」はありません。私に言わせて貰えば形容詞では”personal”が適切でしょう。