Masと呼んでくれると有り難い:
私の名前はローマ字にすれば”Masaaki”となります。そこで、ニックネームというか、愛称を”Mike”にしたらどうだと勧めてくれたアメリカ人も同胞もいました。それは彼らの中にいれば必ずニックネームで呼び合う文化があるからですし、マサアキは長過ぎるというのです。愛称は大体一音節の愛称が多いようです。例えば、”William”が”Bill”で、”Robert”が”Bob”や”Rob”に、"Richard"が"Dick"になるような具合です。
しかし、「お前は骨の髄まで日本人だ」と言われた私は断固アメリカ式愛称を拒否して、”Masaaki”の最初の三文字を採って”Mas”と名乗ることにしました。これは日系人で”Shigeru”という人が”Shig”だったことをヒントにしました。一寸難しかったのは”a”を”cat”のようにして「ミャス」と呼べというのかと尋ねられた点でした。「そうではない、Masaakiの最初の部分を詰めた感じで言ってくれ」などと説明してから実際にやって聞かせたりしたものでした。愛国精神も疲れるものだと知った次第でした。
私の名前はローマ字にすれば”Masaaki”となります。そこで、ニックネームというか、愛称を”Mike”にしたらどうだと勧めてくれたアメリカ人も同胞もいました。それは彼らの中にいれば必ずニックネームで呼び合う文化があるからですし、マサアキは長過ぎるというのです。愛称は大体一音節の愛称が多いようです。例えば、”William”が”Bill”で、”Robert”が”Bob”や”Rob”に、"Richard"が"Dick"になるような具合です。
しかし、「お前は骨の髄まで日本人だ」と言われた私は断固アメリカ式愛称を拒否して、”Masaaki”の最初の三文字を採って”Mas”と名乗ることにしました。これは日系人で”Shigeru”という人が”Shig”だったことをヒントにしました。一寸難しかったのは”a”を”cat”のようにして「ミャス」と呼べというのかと尋ねられた点でした。「そうではない、Masaakiの最初の部分を詰めた感じで言ってくれ」などと説明してから実際にやって聞かせたりしたものでした。愛国精神も疲れるものだと知った次第でした。