新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月14日 その3 クライマックスシリーズ観戦記

2016-10-14 22:50:20 | コラム
何も閃かなかったCSファイナルステージ第3戦:

実は今夜の試合は開始前に何の閃きも来なかった。何もないとは如何なることかと思いつつも「そのうち何かがあるさ」と放っておくと、1回裏に大谷の振り逃げだったかが試合の流れを作ったのか、レアードの3点ホームランになってしまった。昨夜の予感だった有原よりも良いかと思っていた千賀がコントロールが定まらず、フォークボールをレアードに仕留められてしまったことが結果において勝負を決めてしまったのだが、私には最後までその帰趨が明確には見えてこなかった。

千賀も東浜も誰もソフトバンクの投手たちは大谷と中田を三振を主にして封じ込めたにも拘わらず、そこまでが精一杯だったらしく近藤とレアードにしてられてしまったという、皮肉な結果だった。こういう試合をサッカーに準えれば「前後半の開始から5~10分間が最も要注意」が常識だが、千賀はものの見事にその時間中にやられてしまった。一方の有原はそこを三者凡退で乗りきって、私には前夜と同じかなと少し危うく感じさせたが、中村のホームラン1本だけの被害で7回まで乗りきってしまった。

もう時間的に遅いので、余りPCをいじっていると神経が高ぶってよく眠れないとも聞いているので、この辺で止めにして明朝良く振り返ってみることにする。だが、予告先発が高梨というのは無理があるかなという気もする。とは言いつつも、セントラルリーグにも触れておくが、私はマスコミが褒め称える「男気(侠気?)」黒田投手をそれほど評価していない」のだ。理由は「MLBでも勝ち負けの数が拮抗していたし、矢張りあのリーグで力を使い果たしてしまった感が深い」からだ。ではあっても、広島の有利は動かない気がする。

正直なところ、今夜はPrime Newsの方が面白そうだったので、両方を半々に見ていたし、森本敏・元防衛大臣、古森義久氏、ケビン・メア氏が何を言われるかに興味を惹かれていたので、野球(如き?失礼)に集中していられなかったのだ。事実、内容は期待通りに充実していたと思う。

10月14日 その2 閃き通りになった

2016-10-14 08:01:24 | コラム
ソフトバンクが9回に逆転した:

昨夜のパシフィック・リーグのCSとやらのファイナルステージの一戦は、不思議な感覚で観戦していた。それは試合開始と同時に「ニッポンハムには分がない」と閃いたのだから。しかも、1回の表には期待の増井が見事な投球でソフトバンクを三者凡退に退け、昨夜から10回続けて無得点に抑え込んだのだから「これで閃きが当たるのか」と一瞬疑問にも感じたが、信じていこうとは決意?していた。

しかも、ニッポンハムは増井の出来がもう一つ(この表現は関西弁だと思っているが)であったにも拘わらず、大谷が押さえ込まれたにも拘わらず、不安定だと私が不安視する四番打者の中田の前夜に続く奮起で、8回まで4対2とリードしていたので、これでも本当にニッポンハムが負けるのかなと、ある意味では手に汗握らず観戦していた。そこで、8回に宮西を出してきたところで、9回には前夜に成功したマーテインで逃げ切る図式かと思って見ていた。

ところが、宮西は解説の宮本慎也が「良い感じになってきた」と評していた松田に見事なホームランを打たれて1点差に迫られたところで「なるほど、こういう形で雲行きが怪しくなるのか」と閃きが当たり始めたのを感じていた。あの1点が非常に痛かったと私は見ている。果たせるかな、マーテインはアウトを一つ取っただけで、代打の福田にぶつけたところでセットポジションの投球に入った辺りから音を立てて崩れていった。

宮本慎也はセットポジションでの投球に要する時間を計っていたようで、1.5秒では狙われるのも仕方がないと言っていたが、ダブルステイールまでされて引っ繰り返されてしまった。あの場面ではニッポンハムは完全にモメンタムを失ってソフトバンク側に移ってしまったのだった。即ち、閃きの予感はあの様な形で現実の事になってしまったのだった。私は野球の解説者の中では宮本慎也は信用できると思っているが、昨夜も冷静に見ていてくれたので、言わば頼りにして聴いていられた。

私は読売だけを嫌っているのであり、パシフィック・リーグではニッポンハムとソフトバンクの何れが日本シリーズの出ていこうと気にしていない。だが、昨夜の宮西が松田に打たれてしまったホームランと、マーテインの福田に当ててしまった一球が、ニッポンハムが掴みかけていたシリーズの流れをソフトバンクに譲ってしまったような気がしてならないのだ。今夜は有原と千賀の投げ合いになるようだが、シーズン中の安定感を思う時に千賀の方が有利な気がする。

この辺りを栗山監督が如何に覆すかに懸かっていると思う。閃きが来るのは試合が始まる直前かまたは始まった瞬間だから、勝負の行方はここで全く解っていない。

アメリカ国内の米価

2016-10-14 07:25:10 | コラム
アメリカ・カリフォルニア州ロスアンジェルス近郊の米価は:

実は、以下は昨年の10月13日に述べた事だ。国会でTPPの審議に入る事になってまたもや米価を民進党が取り上げるようだが、アメリカではマスコミ等が懸念を示すほどに安くはないと、我が友SM氏が知らせてくれていた。他にも、決して安価ではないとの説がある。私はアメリカが国内需要を振り切ってまで、国内価格より安くして我が国に輸出する理由はないと思うだが。アメリカ国内でも米の需要が増えているのも事実でしょう。それでも、我が国に安値で売るのでしょうか。

*昨年10月13日の報告の内容:
先日「現在の円安ではカリフォルニア州ではアメリカ産米よりも輸出された国産米の方が安いくらい」という所謂専門家のテレビでの発言がありましたので、LA近郊に住むSM氏に照会してみました。返事は以下のようで、$1=¥120で換算しますと、アメリカでは白米が¥317/kgとなって我が国というか、ここ新宿区内の標準的な安値と余り変わりが無いようでした。

>引用開始
当地の日系食品を中心とした小売店での米(short grain=白米)の小売価格は一般品で大体一袋(151 lbs.=6.8 kg)あたり$18前後です。

一般品というのは、我々日本出身の日本人が通常購入するグレードで、おそらく数ある日本食レストランでもこういったグレード品を使用していると思われます。

<引用終わる

もし単純に考えて、上記の¥317に積み出し港までの内陸運賃と海上運賃等が加わり、我が国での通関以降の諸掛かりが加算されれば安くはなくなるでしょう。だが、問題はアメリカの業者が輸出価格をどれくらいに設定するかだと思うのです。我が国では関税を賦課してきましたから、輸入米は安いかどうか解りにくかったのですが、現地の小売価格は我が国のそれと余り変わってはいなかったのです。

なお、先頃指摘したように我が家の目の前にあるAEONの食品専門のすーぱーでは新米の「コシヒカリ」を¥1,499/5 kgで販売していましたから、kg換算でほぼ¥300となります。