新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月19日 その3 玉川大臣に見る云々を訂正「丸川大臣」に訂正します

2016-10-19 19:38:28 | コラム
掲題の「玉川オリンピック担当大臣は”Thank you very much.”しか言えなかった」をお詫びして「丸川大臣」に訂正します。

これは意識して揚げ足取りである。丸川大臣はバッハIOC会長を迎えてこともあろうに、”Thank you very much.”と言ったのである。非常識だ。何をやっているのかと思って、この東大経済学部御出身の才媛が外国の要人を迎えてこの程度の基本的歓迎の辞も述べられなかったのには呆れていた。我が国の英語教育でもこれくらいの会話は教えてあると勝手に解釈していたが、あの場で”Thank you very much.”は常識外れでもあるし、英語が基本的に理解出来ていないと問わず語りをしたようなものだ。

「遠路はるばるおいで下さいまして誠に恐縮です。有り難う御座いました」くらいは日本語でだって言うだろう。それを「誠に有り難う御座いました」から入ったとは、良い恥さらしだ。相手がドイツ人だったからそれで良いというものではない。最悪でも”I do appreciate your coming to see me, today.”程度は言うべきだ。あれが初対面だったかどうかは知らないが、もしそうだったならば”It’s a great honor for me to have an opportunity to see you here, today.”とでも言って欲しいし、省略した簡単な形でも”Thank you so mcuh for coming.”くらいは言えて然るべきだ。苟も大臣である。それくらいも知らなかったのかと思って聞いていた。

私は敢えて言うが、この程度のことでも自然に言えるようにであるか、または言えない程度しか教えていないのが、我が国の英語教育の問題点かなと思わずにはいられなかった。丸川大臣が「緊張していた」などと、もしも言いたいのだったならば、そんな言い訳は通用しないし、させたくない。揚げ足取りといわれるのを承知で指摘したが、本当に我が国の英語教育はこの程度なのだろうか。妄言多謝。

10月19日 その3 玉川大臣に見る我が国の英語教育の問題点

2016-10-19 14:00:41 | コラム
丸川オリンピック担当大臣は”Thank you very much.”しか言えなかった:

これは意識して揚げ足取りである。丸川大臣はバッハIOC会長を迎えてこともあろうに、”Thank you very much.”と言ったのである。非常識だ。何をやっているのかと思って、この東大経済学部御出身の才媛が外国の要人を迎えてこの程度の基本的歓迎の辞も述べられなかったのには呆れていた。我が国の英語教育でもこれくらいの会話は教えてあると勝手に解釈していたが、あの場で”Thank you very much.”は常識外れでもあるし、英語が基本的に理解出来ていないと問わず語りをしたようなものだ。

「遠路はるばるおいで下さいまして誠に恐縮です。有り難う御座いました」くらいは日本語でだって言うだろう。それを「誠に有り難う御座いました」から入ったとは、良い恥さらしだ。相手がドイツ人だったからそれで良いというものではない。最悪でも”I do appreciate your coming to see me, today.”程度は言うべきだ。あれが初対面だったかどうかは知らないが、もしそうだったならば”It’s a great honor for me to have an opportunity to see you here, today.”とでも言って欲しいし、省略した簡単な形でも”Thank you so mcuh for coming.”くらいは言えて然るべきだ。苟も大臣である。それくらいも知らなかったのかと思って聞いていた。

私は敢えて言うが、この程度のことでも自然に言えるようにであるか、または言えない程度しか教えていないのが、我が国の英語教育の問題点かなと思わずにはいられなかった。丸川大臣が「緊張していた」などと、もしも言いたいのだったならば、そんな言い訳は通用しないし、させたくない。揚げ足取りといわれるのを承知で指摘したが、本当に我が国の英語教育はこの程度なのだろうか。妄言多謝。

10月19日 その2 オリンピックを巡る混乱の原因を探れば

2016-10-19 08:08:50 | コラム
矢張り問題は組織委員会長様?:

小池都知事の登場で多くの(数にしては少しばかりの問題が提起されて)以来、この簡単なことのようだった東京オリンピック開催への手順が、寧ろ混乱を極めているように見えるようになってしまった。昨日は遂に予定通りだったと元JOC委員だった春日某氏が指摘したIOCのバッハ会長が来日され、小池都知事との会談までが開催された。あの対談はどちらが準備したのか知らないが通訳が入っていた為にやや退屈だったが、あれを聞き、昨夜のPrime Newsをも聞いて、漸く本当の混乱の原因が誰と何処にあるかが見えてきた気がする。

回りくどいことを言わなければ、ロッカールームの論客の言を俟つまでもなく、後難を少し恐れて言えば、政治の介入の如きである元総理の森喜朗氏の存在で問題なのである。彼は元はまかり間違って偉かったので、今でも偉いと思っておらるようで「組織委員会は東京都の下部組織ではない」と断言していた。ところが、昨日のバッハ会長の四者会談のご提案を承っていると、け決して森氏が思い込んでおられるようではなかったと、私には聞こえたのだった。その辺が混乱の大きな一因だろう。

また、テレビ局はオリンピック関連となると必ず担ぎ出す人たちに鈴木某がいた。この人物の言うことを聞いていると結局は反小池に近く、組織委員会の代弁の如き事が多かった。そこに最近は上記の春日なるJOCとIOCの援軍というか代弁者が現れるようになった。私はこの人物の発言を聞いていると、単なる運動部上がりの非常識な者の一員ようにしか思えず、余り聞くべきものがないと低評価していた。

その春日氏は昨夜のPrime Newsにも登場し、何と小池都知事の知恵袋的存在(言わば”Chief of staff”で、スタッフとはこのように使うものだ)である上山慶大教授の前で右往左往するだけで、そこに加えて司会の反町にも攻め込まれ、混乱の大きな大きな原因が誰であるかを認めざるを得なくなり、苦しそうに言外に認めていたと私は解釈していた。森元総理の勘違いと組織運営能力不足は明らかであり、私はあのお方にお引き取り願うのが最善の策だと思っている。

だが、問題はそれだけで解決するほど簡単ではないようで、上山教授が指摘された社長も経理部長もいない組織をどのように合理的に再建、乃至は最初から組み立てていくかは大変な時間と手間を要する作業になるだろう。それに、試算の金額がぶれまくっている辺りもゼネコンなり担当部局が真剣に見直させねばなるまい。その実務を都庁の役人にやらせるのが適切か否かも問題ではないのかとすら思わせてくれる。小池都知事はえらいところに踏み込まれたものだと思うのだ。快刀乱麻を断つが如くに行けば良いのだが。


kazk様 101916

2016-10-19 07:28:57 | コラム
kazk様

コメントに感謝申し上げます。「レガシー」が五輪憲章の中に使われていた言葉であったとは、不勉強な私は全く知らず、大いに勉強になりました。有り難う御座いました。但し、私は「カタカナ語排斥論者」として「レガシー」を始めとしてこの種のカタカナの言葉を使って欲しくないと言っているのであり、そのカタカナ語濫用の一因に、我が国の英語教育の至らなさがあるというのも持論です。「レガシー」などとカタカナ語を使うのではなく、素直に漢字を使って「遺産」とでも言えと言っているのです。

即ち、ここではなにも「レガシー」などとカタカナ語で言わずに素直に漢字の熟語を使って欲しいと言いたいのです。その理由は国語の破壊でもありますが、良く解ってもいないのに英語の言葉をそのままカタカナ語にして使う軽薄さを責めているつもりでした。また、長年述べてきたことですが、カタカナ語を使いたい方々が使うことを阻止する気はありません。その際にその使い方が英語本来の意味から離れていたり、誤用である事が多いと承知であればそれで結構なのです。

私は最早多くのカタカナ語が戸籍を得てしまって、恰も国語の一部の如くになってしまったことを嘆き且つ怒っております。しかし、私ひとりがそのおかしさや誤りを指摘しても無力だと承知して批判しております。せめてその心意気だけでもご理解願えると幸甚です。我が国学校教育における英語の批判はまた別個の問題です。簡単に言えば「英語」を教えて”English”を正しく教えていないことは重大な誤りだと信じております。「科学としての英語」を数学のように教えている効果は全く上がっていないのです。

この私の説には賛同者が少ないこと即ち、我が国の教え方の信奉者が多いことであり、誠に嘆かわしいと思っております。同調者であり有り難いことに支持して頂けているのは仏文学のTK博士であり、国文学者のKS氏であるのですが。