御殿場のアウトレットに思うこと:
Alipayを受け付けるというステッカー(stickerのことだが、何故ステッカーなどとするおかしな表記にしたのだろう?)があった店があった。時代はもうそこまで来たのかとあらためて認識させられた。何年前だったか都内に「銀聯カード」を受け付けると出ているのを発見した際に「中国人とその経済がそれほど有り難いのか」と憤慨したのを思い出した。「それほど無作法な彼らに執着したいとは情けないと思っていた」という意味だ。
同時に痛感したことは「経済的には後進国的である者がかなり多いはずの中国では、経済的にも、生活水準も、社会的なシステムも我が国のように段階的に順を追って進歩し変化していくのではなく、一足飛びか二足飛びのように中抜きというか何処かの段階を経ずして進歩していくものだ」という点である。私のように「スマートフォンなどは今更持つ必要はない」と言っているようでは、現在の中国のように(私には異様に思える)ICT化が進んだ国では暮らせないと思うのだ。
それと同時に事改めて感じたことは「中国人を始めとして多くの(非白人国の)外国人たちがあれほど混み合っている御殿場のアウトレットで全く何らの警戒心を見せずに思うがままに歩き回っている辺りに、我が国の世界中でも最も優れた安全性(奇妙なカタカナ語ではセキュリティーだが、securityの本当の発音は違う)が悲しいほどに示されていた。更に後難を恐れて言えば、我が国は私が経験したどの国よりも外国人に対して親切すぎるし、甘過ぎるのであると思わずにはいられない。
先ほども、何処かの局のニュースで採り上げていたが「外国人が日本に来て不満に思うこと」の中に「街中やホテル等での表示が解り難い」というのがあった。甘やかすなと言いたい。私が知る限りでは日本語のアナウンスがあったのは、シアトル空港内の移動の際の乗り物の中だけだった。何処に行っても掲示板等には英語が出ていれば最も親切な方で、普通には「エイヤッ」と見当を付けるか、解らない言葉でも「ここはこうだからこれで良いはず」と恐る恐る試みるしかないのだ。
余談で自慢話的だが、スペインではバスの中で、“salida emergenciaとあったのでemergenciaは恐らく英語のemergencyのことだろうからemergency exitのことだろうと見当を付けて現地のガイドに聞いてみたら正解だった。勿論、ガイドからは我々観光客に対してそういう説明などなかった。私には「我が国のように謙ったかのように親切にすべき」か「外国式(不親切だと言いたいほど)に自分の身を守るのはご自分でどうぞ」の何れを採るべきかは未だに解らない。だが、どうしても我が国の親切さは過剰に思える時がある。
Alipayを受け付けるというステッカー(stickerのことだが、何故ステッカーなどとするおかしな表記にしたのだろう?)があった店があった。時代はもうそこまで来たのかとあらためて認識させられた。何年前だったか都内に「銀聯カード」を受け付けると出ているのを発見した際に「中国人とその経済がそれほど有り難いのか」と憤慨したのを思い出した。「それほど無作法な彼らに執着したいとは情けないと思っていた」という意味だ。
同時に痛感したことは「経済的には後進国的である者がかなり多いはずの中国では、経済的にも、生活水準も、社会的なシステムも我が国のように段階的に順を追って進歩し変化していくのではなく、一足飛びか二足飛びのように中抜きというか何処かの段階を経ずして進歩していくものだ」という点である。私のように「スマートフォンなどは今更持つ必要はない」と言っているようでは、現在の中国のように(私には異様に思える)ICT化が進んだ国では暮らせないと思うのだ。
それと同時に事改めて感じたことは「中国人を始めとして多くの(非白人国の)外国人たちがあれほど混み合っている御殿場のアウトレットで全く何らの警戒心を見せずに思うがままに歩き回っている辺りに、我が国の世界中でも最も優れた安全性(奇妙なカタカナ語ではセキュリティーだが、securityの本当の発音は違う)が悲しいほどに示されていた。更に後難を恐れて言えば、我が国は私が経験したどの国よりも外国人に対して親切すぎるし、甘過ぎるのであると思わずにはいられない。
先ほども、何処かの局のニュースで採り上げていたが「外国人が日本に来て不満に思うこと」の中に「街中やホテル等での表示が解り難い」というのがあった。甘やかすなと言いたい。私が知る限りでは日本語のアナウンスがあったのは、シアトル空港内の移動の際の乗り物の中だけだった。何処に行っても掲示板等には英語が出ていれば最も親切な方で、普通には「エイヤッ」と見当を付けるか、解らない言葉でも「ここはこうだからこれで良いはず」と恐る恐る試みるしかないのだ。
余談で自慢話的だが、スペインではバスの中で、“salida emergenciaとあったのでemergenciaは恐らく英語のemergencyのことだろうからemergency exitのことだろうと見当を付けて現地のガイドに聞いてみたら正解だった。勿論、ガイドからは我々観光客に対してそういう説明などなかった。私には「我が国のように謙ったかのように親切にすべき」か「外国式(不親切だと言いたいほど)に自分の身を守るのはご自分でどうぞ」の何れを採るべきかは未だに解らない。だが、どうしても我が国の親切さは過剰に思える時がある。