新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月25日 その2 夏場に冷たいものを過剰に飲めば

2018-08-25 15:35:04 | コラム
熱中症にならない為に:

先日、調剤薬局の女性の薬剤師さんに何気なく「最近食べ過ぎた訳でもないし、他に思い当たる原因もないのに腸の具合が」と言ったところ「近頃そういうことを訴えられるお客様が増えた。思うに、この酷暑で熱中症の予防策で水分を十分に摂りなさいと言われて冷たいものの飲み過ぎになり、結果としておなかを冷やして下痢になっているらしい。あの表現はおかしいのです」と言われたのだった。そして、私には「電解質」の摂取を勧めた。簡単に言えば「ポカリスエット」のことである。

本日は早朝から掛かりつけのSクリニックに行ったので、S医師にこの薬剤師の話をしてみた。すると先生も「何であのようなことを薦めるのかと、私も不思議に思っている。冷たい水か水分の過剰摂取が腹の具合には良くないのだ」と言われたのだった。当方は冷水こそ飲まないが、確かに水分を摂ろうとは努めてきていた。だが、夏場には何年も前から冷やしたポカリスエットを飲むようにはしていた。細かいことを言えば、粉末のポカリスエットを買ってきて自家製として甘さを自分で管理しているのだ。

確かに今年の酷暑では飲み物を持たずに外出するのは危険だと思わせてくれる。だが、その際に「冷たいものを飲み過ぎておなかを壊さないように」という但し書きも付けておくべきだったのではないのか。ではあっても、テレビ局如きがそこまでの越権行為というか医師の領域を侵すようなことは言いずらかったのかも知れない。実は、朝には冷えていたポカリスエットも、ジムでの運動擬きを終えて風呂から出た頃には生暖かい飲み物と化している。

これなら大丈夫かと思っていたが、今朝も腸の具合は芳しくなかった。これからも水分を摂る際には十分に気をつけよう。皆様もどうぞご留意のほどを。


読売巨人軍嫌いの心からの助言

2018-08-25 07:52:50 | コラム
吉田輝星君、将来の進路選択を誤るな:

吉田君は彼自身の大健闘とマスコミの大騒ぎのお陰で一躍時の人となってしまった。その陰にあった県予選からのたった一人での連投という無残な事実にはほとんど誰も触れず、監督に対する批判もないままに終わってしまった。私は誠に怪しからんことだと思って眺めてきた。しかも、吉田君は高校のアジア大会の一員にも選ばれたので、これから先にも何の休みもなくまた酷使!され続ける危険性まで出てきた。

ここではそれを非難するのではない。私は彼が「巨人が好きで巨人に行きたい」と発言したと報じられたのを聞いて、巨人軍嫌いの一人としてドラフト制度がある以上指名されるかどうかは未だ不明だが、「絶対にお止めなさい。この球団だけには行きなさんな」と助言してやりたいのだ。理由は簡単で、この球団では過去何十年も(言い過ぎかな?)高卒で鳴り物入りで入ってきた前途有望だったはずの投手を育て上げた実績がないのだからだ。

現在でもなりたくてなった訳ではないような凡庸な高橋由伸監督に率いられて3年だったか、リーグ優勝から離れているし、今シーズンでも広島に思い切り引き離されてCSに出られるかどうかの境目を疾走している状態だ。その所謂ローテーション投手を見れば、昨年が出来すぎだったとしか思えない高卒の田口麗斗が何とか入ってはいる様子だが、後は菅野、吉川光、山口俊、内海、今村(高卒で時々出てくる)等に加えるに育成から上がってきたドミニカ出身のメルセデスしかいないのである。

残すはFAで獲ってきた野上、森福、大竹、杉内等々で、自前で育てた投手が見当たらない。如何に生え抜きの投手コーチどもが無能であるかを見せているのだ。悪いことは言わないから、これほど新人の育成が駄目な球団には行くべきではないのだ。フロント(オフィス)には嘗ての大卒で入ってきた生え抜きの香取がいるが、彼とても渡邊恒雄の前にあっては言いなりに他球団からFAした既に伸びしろが残っていない即戦力を採用せざるを得ないようだ。

極端に言えば、読売巨人軍以外の球団は無名の高卒の新人を発掘してきては立派に育て上げる技術というかノーハウを持っているようで、その点では広島が特に優れているようだ。また、別な視点で見れば、2年ほど前に騒がれて高校から前途有望が大勢入ってきたが、あの時の新人で今華々しく活躍できる次元に達してしている投手が何人いるかも考える必要がある。藤平、今井、高橋等が何勝したかを見てみろなのだ。

吉田君、ドラフトで指名されれば仕方がないが、君が秋田県で素直に育って未だに巨人が素晴らしい球団だと思っているのであれば、それは大間違いだと認識すべきだ。今から考え直しても遅くはない。今君に必要なのは十分な休養とチャンとした指導者の下で将来を設計することではないか。それはプロに行くのか、大学進学にするかでだけではなく、これから先の長い人生をどう過ごしていくかを考えるかである。あの酷使の結果が如何なる形で出てくるのかも重大な問題ではないか。一時の人気に惑わされてはならない。マスコミの言うことなど眉唾だと思うべきだ。

TY先生、これだけはどうしても言っておきたかったので、ご了承を。