新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私が気にする事柄

2023-02-20 07:38:35 | コラム
私がつい気になってしまうこと:

DPRKのICBM発射:
家内がこのニュースを見ていてポソッと一言「日本がH3ロケット打ち上げに何度も失敗していたのに、北朝鮮はICBMをあんな移動式の台から打ち上げていた。もしかして、こういう技術では北朝鮮の方が上なのかしら」と。私には否定しようもなかった。我が国では打ち上げ成功に期待して種子島にあれほどの人が見ようと押し寄せていた。

失敗したとプロジェクトマネージャが記者会見で涙を流しておられた。心中察するに余りある。来月10日までの再打ち上げ予定日の前までに原因を究明すると語っていた。三菱重工のジェット機撤退と言い何と言い、気分が滅入ってしまう出来事が続いている。何とか「技術の日本」を再現させて貰いたいものだ。

アルコール消毒:
今朝も4時に起床して直ちに手を洗った。手を洗いながら考えた。私は病院で診断されたアルコールにかぶれる体質(酒を飲むときつい反応が出るので飲まない)なので、アルコール以外で消毒してから注射をされる。だから、何処に行っても入場前の手をアルコールで消毒するのを避けている。それでも、未だCOVIDには感染していない。ある医師は「アルコールで細菌は殺せるが、ウイルスまでとは思っていない」と言われた。

因みに、東京山手メデイカルセンターでは入り口の係の女性にその旨訴えて出ると、アルコール性ではない消毒薬をスプレーして貰える。国立国際医療研究センター病院ではスプレーは自動式の器機になっているので、素通りすることにしている。

私が朝ジムに出掛ける時刻にバス停で見かける光景では、幼稚園バスに乗る園児たちの手に、バスから降りて誘導する係の女性(保育士?)が消毒のアルコールを吹きかけている。私のようにかぶれる園児はいないのかと気になるが、その前にウイルスは何も手だけに付いているのではないのではないかと考えている。園児の安全を期するのならば、衣服全体にかける必要があるのかなと疑問に思って眺めているのだが・・・。

パンダとの別れに涙する:
上野動物園のシャンシャンとやらが延期してきた中国送還を控えて、最後の展示に多くの熱心なパンダファンが押しかけたというニュースが連日流れている。中には別れを惜しんで涙を流している女性の画まで出てきた。それほどにパンダは我が国では多くの人に愛されて、中国の「パンダ外交」の成果が挙がっているのだと痛感させられた。

パンダは中国語では「熊猫」とされているので、英語にはこれをそのまま訳して“bear cat“となっている。だが、英辞郎によれば、これと我が国に来ているパンダとは別物で、giant pandaというとあった。何れでも良い事ではないかとは思う。因みに、私はまでパンダを見る機会に恵まれていない。動物園に行くのは好きなのだが、最後に行ったのは小田原城公園内のそれで、それも20年ほど前のことだった。

BGM:
これを流す効果があるのかと永年疑問に思ってきた。ただ今もビル・エバンスのピアノソロだけを集めた“Easy to love”というCDを流して、エバンスの初期の傑作“Peace piece“を楽しんでいる。何方だったか「こういう作業中に音楽を流すと、かえって神経が集中出来ないとの説があるが、それは誤りで周囲の音から遮断される効果があって集中の度合いが高まる」と書いておられたが、その通りではないかと思っている。

事実、「ピース・ピース」が流れてきても「来たな」と感じる程度に集中できていて、気が付けば次の曲になっていたほど集中していて指も頭も回転していたのだった。矢張り、BGMを流しておくことは集中度が高くなる効果があると思っている。明朝は矢張り大の好みであるショパンの「英雄ポロネーズ」にしようか。