彼ら広域強盗団の首魁が何故「ルフィ」と称するのか:
時代に遅れたとしか思えない当方には、「ルフィ」とは何のことかサッパリ解らなかった。テレビも新聞も不親切で、何らの説明もなくただ「ルフィ」と言うだけだった。尤も、この嘆かわしい強盗団が存在していて、彼らが外国の収容所の無秩序振りを利用して指揮していていながら、我が国の警察権が及ばす、放置(していた訳ではないだろうが)されていたことの方が重大で深刻な問題だろう。
昨日だったか、何処の何方だかも解らないテレビ的な有名人が「全巻愛読してきた『ワンピース』の主人公をこのように悪用するとは許しがたい」と嘆いておられたのを聞いて、「アニメ」とやらから取ったものだと初めて知り得たのだった。尤も私は「アニメ」などという世界の事情の知識は皆無だし、「ジブリ」だと言われても「そう言えば聞いたことがあるな」という程度。
話を否定的と言うか、時代に乗り遅れた者の視点から進めれば、私は「アニメ」の前身が漫画であり、私が学齢に達した前後に流行っていた漫画と言えば横山隆一の「フクチャン」と、田河水泡の「のらくろ」くらいしか思い浮かばず、戦後では長谷川町子さんの「サザエさん」を先ず取り上げたくなるだけ。
そういう次第だから、テレビ局も新聞社も人口の30%が高齢者になってしまうときだから、その点に十分に配慮して超後期高齢者向けに「因みに『ルフィ』とは」と説明する親切さを求めたいのだ。尤も、お孫さんがおられるご家族にはそういう解説は無用かも知れない。
「ルフィ」は兎も角として、政府は一刻も早くフィリピン政府に協力を要請して、あの4名だかを強制送還させて、悪の芽を根から断ち切って貰いたいのだ。そして、世界に冠たる我が国の安定した治安を取り戻して欲しいのだ。
だが、懸念材料は残されたのではないかとも思っている。それは、今朝ほど家内とも語り合ったのだが、あれほど詳細に連日のように彼らの手口を報道しては、「そうすれば良かったのか」とばかりに、模倣犯が出てこないという保証もまたない気がしてならないのだ。
岸田さん、最後にお願いがあります。ご子息に続いて今度は秘書官の問題も出て来て何かとご苦労が多いのですが、何卒最大限の努力を願って、我が国民の安全を保障して下さい。宜しくお願いします。喫緊の課題です。