新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月23日 その3 「オーストラリアに労働党内閣が」を訂正します

2022-05-23 09:28:47 | コラム
世界の情勢は一筋縄ではいかないように思えるが:

昨日、アメリカのバイデン大統領が横田に降り立たれて、初の正式な岸田文雄内閣総理大臣との会談も行われる。良きことだと思う。それ以外にもIPEF(インド太平洋経済枠組み)の設立も宣言されるとかだ。このように我が国とアメリカとの同盟関係は益々強固なものになるのは大変結構なことだと思う。また、バイデン大統領は既に韓国を訪問され、日米韓の結束も強化されていくことも明らかになっている。

しかしながら、現在の世界の情勢には容易ならざるものがあると思う。そのような状態に持って行かれた最大の原因に「ロシアによるウクライナ侵攻問題」があると思う。それと言うのは、我が国の中にいてマスコミ報道だけに接していれば「如何にも世界は一丸となってロシアという悪に対して結束して立ち向かっているので、何時かはPutin政権が倒されるか自壊してしまい、平和で美しい時代がやってくる」かのようなのだ。

ところが、現実はそれほど生易しいものではなく、UN加盟の国々の多くが必ずしも「反ロシア(乃至は反中国)で固まっている訳ではない」のである。現に中国は親ロシア派の巨頭であるし、10数億の人口を擁するインドは反ロシアの立ち位置にはないのである。それ以外にも、中国の一帯一路政策に巻き込まれてしまった国はアフリカ以外にも多々あるのだ。ロシアという悪に立ち向かっている方が数の上では足りないかも知れないと見ていた方が無難かも知れない気さえするのだ。

確かにQUADもあればAUKUSも存在して、中国とロシアに立ち向かっていないまでも、世界が分化しているのが現状だろう。だが、そこに、こちら側の一員であるはずのオーストラリアには労働党内閣が間もなく発足するのである。この労働党を率いるAnthony Albanese新首相は「親中国派」と疑われてきた存在だし、労働党内には親中派が多いと報じられている。オーストラリアはつい先頃まで中国に思うが儘に翻弄されていたが、漸くその危険さに目覚めて脱中国を図っていたばかりだった。そこに親中国と濃厚に疑われる内閣が発足するのだ。

ここから先は、私如きが解ったような顔をして論じるべきことではないとは思うが、「中国とロシア」に従っていくだろう民主主義や自由主義を信奉しない諸国との対立、乃至は反目が経済的にも多くの問題を引き起こしかねないのだ。現実を直視すれば、既に小麦等の農産物や天然資源等の供給源は我が方の反対勢力側にある国が多いし、現に我が国で既に諸物価の高騰が始まってしまっているのだ。

今日も混乱と困難な事態を引き起こした反対勢力と対抗していく為には、日常生活での多少の困難に耐えて行けと言われたとしても、そうとは行かない家庭だって増えていくのではないのか。私は現状「マスクを屋外では外しても良いか否か」などと言う議論にかまけている場合ではないと思うのだ。自慢じゃないが、私は小麦の大きな供給源がウクライナだったなんて事は全く知らなかった。世界は難しい時期に入ってしまったようだ。

最後にオーストラリア新首相の名字、Albaneseを何とカタカナ表記するのかが解らないと申し上げておく。マスコミ報道は「アルバニージー」となっているが、私はそう聞こえただけで、もしかすると「オーバニージー」ではないかと思った。外務省のサイトを見るとAlbaneseとあったので「オーバニージー」と読めた。マスコミは、先ずオーストラリア大使館にでも確認してから「アルバニージー」としたのだろうな。一国の首相の名字は正確にカタカナ表記をすべきだと思うが。


5月23日 その2 オーストラリアに労働党内閣が

2022-05-23 09:16:29 | コラム
世界の情勢は一筋縄ではいかないように思えるが:

昨日、アメリカのバイデン大統領が横田に降り立たれて、初の正式な岸田文雄内閣総理大臣との会談も行われる。良きことだと思う。それ以外にもIPEF(インド太平洋経済枠組み)の設立も宣言されるとかだ。このように我が国とアメリカとの同盟関係は益々強固なものになるのは大変結構なことだと思う。また、バイデン大統領既に韓国を訪問され、日米韓の結束も強化されていくことも明らかになっている。

しかしながら、現在の世界の情勢には容易ならざるものがあると思う。そのような状態に持って行かれた最大の原因に「ロシアによるウクライナ侵攻問題」があると思う。それと言うのは、我が国の中にいてマスコミ報道だけに接していれば「如何にも世界は一丸となってロシアという悪に対して結束して立ち向かっているので、何時かはPutin政権が倒されるか自壊してしまい、平和で美しい時代がやってくる」かのようなのだ。

ところが、現実はそれほど生易しいものではなく、UN加盟の国々の多くが必ずしも「反ロシア(乃至は反中国)で固まっている訳ではない」のである。現に中国は親ロシア派の巨頭であるし、10数億の人口を擁するインドは反ロシアの立ち位置にはないのである。それ以外にも、中国の一帯一路政策に巻き込まれてしまった国はアフリカ以外にも多々あるのだ。ロシアという悪に立ち向かっている方が数の上では足りないかも知れないと見ていた方が無難かも知れない気さえするのだ。

確かにQUADもあればAUKUSも存在して、中国とロシアに立ち向かっていないまでも、世界が分化しているのが現状だろう。だが、そこに、こちら側の一員であるはずのオーストラリアには労働党内閣が間もなく発足するのである。この労働党を率いるAnthony Aibanese新首相は「親中国派」と疑われてきた存在だし、労働党内には親中派が多いと報じられている。オーストラリアはつい先頃まで中国に思うが儘に翻弄されていたが、漸くその危険さに目覚めて脱中国を図っていたばかりだった。そこに親中国と濃厚に疑われる内閣が発足するのだ。

ここから先は、私如きが解ったような顔をして論じるべきことではないとは思うが、「中国とロシア」に従っていくだろう民主主義や自由主義を信奉しない諸国との対立、乃至は反目が経済的にも多くの問題を引き起こしかねないのだ。現実を直視すれば、既に小麦等の農産物や天然資源等の供給源は我が方の反対勢力側にある国が多いし、現に我が国で既に諸物価の高騰が始まってしまっているのだ。

今日も混乱と困難な事態を引き起こした反対勢力と対抗していく為には、日常生活での多少の困難に耐えて行けと言われたとしても、そうとは行かない家庭だって増えていくのではないのか。私は現状「マスクを屋外では外しても良いか否か」などと言う議論にかまけている場合ではないと思うのだ。自慢じゃないが、私は小麦の大きな供給源がウクライナだったなんて事は全く知らなかった。世界は難しい時期に入ってしまったようだ。

最後にオーストラリア新首相の名字、Aibaneseを何とカタカナ表記するのかが解らないと申し上げておく。マスコミ報道は「アルバニージー」となっているが、私はそう聞こえただけで、もしかすると「オーバニージー」ではないかと思った。外務省のサイトを見るとAlbaneseとあったので「オーバニージー」と読めた。マスコミには、先ずオーストラリア大使館にでも確認してから「アルバニージー」としたのだろうな。一国の首相の名字は正確にカタカナ表記をすべきだと思うが。


矢張り小池百合子東京都知事という存在には疑問だと思う

2022-05-23 08:11:50 | コラム
新築の戸建て住宅には太陽光パネルを:

新聞だったかとボンヤリと記憶があるが、東京都は「戸建て住宅を新築する際には太陽光パネルの装備を義務化」と、つい先頃報じていた。「何ということを決めるのか!」と呆れる前に「小池さんはこんな菅直人の数々の悪政の残渣である呆けたことを、未だに有り難がっているのか」と情けないなと感じていた。

だが、この記事以外にはほとんど何処にも取り上げられていないような気がしていた。世間には太陽光パネルの供給源が圧倒的に中国であると知らない人がいても不思議ではないと思うが、東京都知事がこんな事を言い出すとは論外だと思って受け止めた。

言い換えれば、私は太陽光パネルとは「悪夢の民主党政権、それも最悪だった菅直人政権の最悪の置き土産の一つだ」と見ているので、太陽光パネルと聞くと真っ先に嫌悪感が走るのだ。あの悪政の中でも最悪の中でも最たる事例は、彼が原発を停止させた事だと認識している。ここまで罵る根拠は「つい先頃の電力供給の危機は菅直人政権の失政の産物」だったからだ。

ところが、本日の渡部亮次郎氏主宰の「頂門の一針」によれば、有本香さんは「太陽光パネルはウイグル人を強制労働させた産物である」と決めつけて、小池百合子を厳しく批判しておられた由。「なるほど、広い視野に立てばこういう見方になるのか」と認識できた。と同時に「相対的に小池百合子東京都知事は視野が狭いのではないのか。それでは問題だな」と感じた次第。近頃、都知事は滅多にテレビに登場されず、無意味なカタカナ語の連発もなくなったが、思わぬところで無用な決定をされたのは問題だなと思った。


勝負の世界の面白さと恐ろしさ

2022-05-22 12:55:20 | コラム
団体競技と個人種目では話が違う:

ジャイアンツ対タイガース:
先ずは団体競技から取り上げていこう。NPBのジャイアンツは好みではないのでその試合を余り見ないようにしているが、今回だけはビリに沈んでいるタイガースが漸く首位に戻りかけたジャイアンツにどのように抵抗するかに興味と関心があった。そこで、2日続けて甲子園での勝負を見ていた。特に20日(金)の試合は、ジャイアンツが先に2点を取ったので、タイガースに追い付くだけの力量があるか、いや無いだろうと思って見ていた。

だが、9回の裏になって「もしかすると佐藤輝明が出塁して、不安定な大山悠輔がホームランでも打つようなことにでもなれば面白いのだが」とふと考えたのだった。するとどうだろう、二死になってから出てきた佐藤が、解説者が「詰まっていても振り切ったからレフトとショートストップの間に落ちた」という幸運のヒットで出塁した。「空想したようになってきた」と思ったところに出来た大山悠輔が、言わば「起死回生」のホームランを打って試合は延長戦になってしまった。ここまでが面白さだ。

ここから先は何処かの新聞が「ベンチワークの差」と酷評して、タイガースの監督を扱き下ろしていた。だが、私が見るところではタイガースの選手層をジャイアンツと比較した場合の薄さが何度もチャンスをものに出来ずにいる間に11回が終わってしまった。当方はここまででタイガースに勝機はないと見切って寝てしまった。そう言うのも、タイガースの選手層も薄いが延長戦にもなって代打陣を使い果たすと、極言すれば「橋にも棒にもかからないようなタマしか残っていないので、もう一歩の押しが出来ずに勝てる機会を逃していた」のだった。

悪い言い方をすれば「大山君、最後になって楽しませてくれて有り難う」という結末で、翌朝の新聞で延長の12回に4点も取られて負けたと知った。それは、そこまでに岩崎(イワザキと読む)を含めて手薄な投手陣では12回まで持たなかったのであり、決してベンチか矢野監督の責任だけを問うべきではないと思った。十分な補強をしなかった会社側が負うべき責任だと思う。同時に言えることは「団体競技ではテイーム全体の弱点は、ここぞという時に露骨に出てくるものだ」なのだ。再度言うが、選手層が薄すぎるのだ、ジャイアンツに比べて。これは「辛さ」であり「恐ろしさ」でもある

21日にはタイガースが先に2点を取ってジャイアンツが追う展開になった。前夜と正反対(何でマスメディアは「真逆」と言うのかな)の試合になった。即ち、手薄なタイガースが逃げ切れるのかということ。タイガースはMLBから新加入したウイルカーソンとかいう投手が7回までをヒット3本に抑える好投で、9回裏まで何と漕ぎ着けた。そこで、ベンチは前夜に乱調なのかそもそもそう言う投手なのか知らない岩崎を又もや出してきたのだった。

岩崎は昨年のホームラン王・岡本和真には四球は出すは後続にもヒットを打たれるはで、1点を取られてしまった。しかも走者は二・三塁に残ったという一打逆転の形にしてしまった。そこに出てきたのが日本ハムを実質的に追放された嘗ては数億円の年俸を取っていた中田翔。ここでも選手層の厚さを見せてくれたのだった。その中田も四球となったが、流石のジャイアンツもここまで来ると二軍級しか残っておらず、増田某を代打に出したがショートゴロに終わって、目出度くタイガースの逃げ切りとなった。「ヤレヤレ」の結末だった。

この展開で面白かったことがあった。それは9回にはジャイアンツは「無死で走者一・二塁と言う絶好の好機に目下首位打者で、故障から復帰したばかりの吉川尚輝にバントをさせて失敗した辺りだった。原監督は二・三塁にして岡本の一打に期待したのだろうが、私はアメリカ式に吉川に打たせた方が面白いのにと思って見ていた。この時の岩崎は制球が乱れていたが、変化球を低目に投げ続けてバントをさせなかったのだった。あの低目に投げたのは意図的だったのか、制球の乱れかは解らなかったが、あのバント失敗が勝敗を分けてしまったと思う。

あのジャイアンツの敗戦はベンチの作戦の誤りと、選手層の厚さを十分に活かしきれなかった点にあると見ている。この辺りは学生の頃に麻雀でしきりに言っていた「ついているかついていないかは腕次第。要点はつきを腕で消さないこと」の通りで、原監督は折角大逆転のチャンスをタイガースから貰えたにも拘わらず、弱気になって3割5分も打っている吉川にバント強制して「ツキを腕で消してしまったのだ」のだった。言うなれば、団体競技の指導者が判断を誤るとテイーム全体が沈んでしまうと言う難しさだ。

相撲の世界:
これは私が「我が国伝統的な由緒ある興行であって、スポーツニュースで扱うのは誤り」と何度も指摘した「勝敗の行く手を観客も楽しむ娯楽」である。とは言うが、個人種目である為に「力士たち練習量(彼らの用語では「稽古」だが)、力士個人の当日の体調や戦術次第では、勝敗は思いがけない方向に流れてしまうようなのだ。一人ひとりの実力もあるだろうが「個人種目である以上、団体競技とは異なって誰か他人が助けてくれることはない」のである。

団体競技では上述のように90%タイガースの負けが見えていた9回の裏に、さして期待していなかった大山悠輔がホームランを打って追い付いてしまうような展開には中々ならないのだ。私には「バイオリズム」というものが本当に影響するのかどうかなど解らないが、相撲には「まさか」というような番狂わせが起こり得るものらしい。例えば、幕下まで落ちた照ノ富士が「もう彼に勝てる者がいないのでは」と解説者が言うほど強くなったにも拘わらず、今場所では3回も負けているのだ。

NPBのリーグ戦のように何ヶ月も続けば、3回くらい負けても挽回可能だが、15日間に3回も負ければ、容易に取り返せないのが、個人種目の辛いところだと思う。私が言いたいことは「頼りに出来るのは自分だけ。その意味は頼りに出来るだけの訓練を積み重ねておかねば何ともならない、辛い世界であること」なのだ。だから、生存競争が熾烈となって、今場所の貴景勝、正代、御嶽海の三大関のように総崩れになりかねないのだと見ている。

勝負の世界に身を置くのは成功すれば万々歳だろうが、そうとは行かなかった場合には、辛い人生になってしまうと思って見ている。だが、その世界に入っていく人は後を絶たないようだ。とは言ったが、勤め人に世界だって生き残って出世するのは決して容易ならざるものだと思うのだが。

「電子計算機」を使用した詐欺罪

2022-05-21 09:18:34 | コラム
懐かしき電子計算機:

電子計算機の思い出:
田口翔なる24歳の青年が巻き起こした「電子計算機使用詐欺罪」は、私にとっては何とも懐かしい60年ほど前の記憶というか経験を思い出させてくれたのだった。今では誰もcomputerのことを電子計算機とは呼ばなくなった。私が当時所属していた国策パルプ(現日本製紙)の内販会社で担当していた重要な業務の一つが「電子計算機でアウトプットするときに使われる印刷用紙」だった。これは現在で言う情報用紙だが、往年は「連続伝票用紙」略して「連伝」と呼んでいた。

それが、21世紀の今日になって、何と田口某の行為は犯罪であり「電子計算機使用詐欺罪」に当たるとして起訴されたというのだった。私が先ず意外に感じたことは、法律上では未だにcomputerが電子計算機と呼称されていて、どうやらスマートフォンもその電子計算機の範疇に入れられている点だった。

当時は。我々この連電用の紙を担当していた者たちは電子計算機を諧謔的に「記憶装置付き電子式卓上計算機」など呼んで、その計算機が産み出す資料をアウトプットする為に使われるプリンタが紙に求める非常に厳格なスペックに悩まされていた。それと言うのは「このプリンタは用紙が空気中の湿気を吸うか吐くかして1mm以下でも寸法が狂うことを許さなかったほど微妙な機械だったのだ。お断りしておくが「紙は生き物で常に含有水分を吐くか、大気中の湿度を吸ってしまう性質がある」のである。

あらためて解説すると「紙は空気中の湿気に微妙に反応し、もしも含有水分が規定値以下に低いと吸湿して伸びてしまうし、高過ぎると含有した湿度を放出して縮んでしまうのである。60年も前の仕事なので記憶は定かではないが、印刷室内は相対湿度60%で温度20度Cに保たれていて、この条件では紙の含有水分は5%(だったか)に調整せよと言うような条件が付いていた。問題点は「紙が伸びたり縮んだりすると、正確に印刷できなくなってしまう」のだった。即ち、如何なる条件下でも伸縮しないような紙を作れというのが至上命令だった。

そんな、最早記憶も薄れかかっているような60年程前のことを思い出させてくれた、田口某の犯罪行為だったのだ。しかも、正確なことは解らないが、その行為の際に使用されたのがスマートフォンで、銀行預金を動かしてオンラインカジノとやらで、使いきったということらしい。その罪名が電子計算機使用詐欺罪とされたようだが、スマートフォンまで一括りにして電子計算機としてしまっているのは、時代にそぐわない法律の体制の不備ではないのかという気がする。

私は今日までに携帯電話という名称はあると承知していたが、スマートフォンに対応する漢字を使った名称には出会っていないと思う。検索すると、法的にもそういう言葉はないようで、総務省では「インターネットで使用される高機能携帯電話である」のような呼び方しかないようだった。これでは何となく法律か規制かが、現状に追い付いていないのではないかと思える。

カジノとは:
未だにデイジタルデイバイドの世界に棲息している高齢者としては、24歳とか報じられている田口某がスマートフォンを駆使してオンラインカジノに無慮4,000万円もの大金を投じて全敗した(本当に、か?)という、電子の世界に精通している知識には驚かされている。だが、そう告白しただけで、大金は密かに何処かに蓄えられているのかなどと疑いたくしまう。

私は彼がインターネットの世界に通暁していたと仮定しても、カジノに投じたというのは余りに杜撰だと思うのだ。そう言うのは、僅か2回しかラスヴェガスのカジノに入ったことしかないが、その際に同行した社長さんが「あれよ、あれよ」という間に大金を失っていく様子を、かなり長時間観察していた経験があるのだ。私自身はこの時も、その後でもカジノでは$1も投じていないが、彼が負けていく様子を一晩中見ていただけ。私はカジノを運営している側は利益を生み出す為の組織で、お客様を楽しませているだけではないのかと思うのだ。

それでもカジノのギャンブルで短期間に財をなすことは非常に難事業であろう事は、良く解ったのだった。田口某君はカジノとは安易な金儲けの手段で簡単で稼げて、4,000万円を倍にでも出来ると思っていたのだろうか。