友人のイベント会社の社長の事務所で、クリアアサヒを飲ませていただいた。
そして、飲みすぎた。
500缶を4本。
他にサントリーの「響」という高級ウィスキーをストレートで1杯。
このウィスキーが効いたのかもしれない。
いつもならビールごときでは酔うことのない私が、軽く目が回ってきたのである。
ビールはともかく私には高級なものは、口に合わないようだ。
貧乏な体が、驚いてしまったのだろう。
人に弱みや醜態を見せることを極端に嫌う私は、平気な顔をしてマカロニポテトサラダを口に入れたが、少し気持ち悪くなった。
しかし、平気な顔をして噛み、飲み下した。
胃に不快感があるが、まだ我慢できる段階だった。
だから、残りのサラダを一気に、口にかき込んだ。
胃の不快感によるものか、味はまったく感じなかった。
気持ちが悪い。
しかし、顔は平静を装う。
のど元までたまに強い不快感が押し寄せるが、無理に引き戻す。
少し胃も痛くなってきた。
これは、ヤバイ・・・・・・・と思ったが、まだ平気な演技は続けられた。
しかし、友人の社長はお見通しだったようだ。
「Mさん、具合悪そうだよ。ちょっと横になったら?」
何を言ってるんだよ。
具合なんか悪くないよ!
強がった私は、社長の事務所の冷蔵庫から、今度はバドワイザーを取り出して、一気飲みした。
呆れる社長。
「オレ、知らないよ」という顔をしている。
冷たいバドワイザーが食道を通って、胃まで到達するのが、はっきりとわかる。
ビールは、こんな風に人間の体内に入っていくのか?
それを実感した。
それが、良かったのかどうか・・・・・。
奇跡的に胃が元気を取り戻したのだ。
それは友人の社長から見ても、わかりやすい変化だったらしい。
明らかに顔色が変わったというのだ。
自分でもそれは強く実感した。
俺、生き返ったぞ!
だが、調子に乗って、私がまたバドワイザーを取ろうとしたら、社長から羽交い絞めにされた。
「Mさん、やめろ! 死ぬ気か、アンタ!」
死ぬ気はなかったので、やめた。
やめてよかったと思う、社長が気を使って、京橋の事務所から武蔵野の自宅まで送ってくれた車内の中で、私は吐き気と闘い続けたからだ。
アパートの前で社長にお礼を言ったのは覚えているが、その後のことは覚えていない。
気が付いたら、布団をかぶって寝ていた。
「酒くせえんだよ!」
中学3年の娘に軽蔑された。
娘の目は、酔っ払いを見る目だった。
まあ、確かに酔っ払いだったのだが・・・。
そして、飲みすぎた。
500缶を4本。
他にサントリーの「響」という高級ウィスキーをストレートで1杯。
このウィスキーが効いたのかもしれない。
いつもならビールごときでは酔うことのない私が、軽く目が回ってきたのである。
ビールはともかく私には高級なものは、口に合わないようだ。
貧乏な体が、驚いてしまったのだろう。
人に弱みや醜態を見せることを極端に嫌う私は、平気な顔をしてマカロニポテトサラダを口に入れたが、少し気持ち悪くなった。
しかし、平気な顔をして噛み、飲み下した。
胃に不快感があるが、まだ我慢できる段階だった。
だから、残りのサラダを一気に、口にかき込んだ。
胃の不快感によるものか、味はまったく感じなかった。
気持ちが悪い。
しかし、顔は平静を装う。
のど元までたまに強い不快感が押し寄せるが、無理に引き戻す。
少し胃も痛くなってきた。
これは、ヤバイ・・・・・・・と思ったが、まだ平気な演技は続けられた。
しかし、友人の社長はお見通しだったようだ。
「Mさん、具合悪そうだよ。ちょっと横になったら?」
何を言ってるんだよ。
具合なんか悪くないよ!
強がった私は、社長の事務所の冷蔵庫から、今度はバドワイザーを取り出して、一気飲みした。
呆れる社長。
「オレ、知らないよ」という顔をしている。
冷たいバドワイザーが食道を通って、胃まで到達するのが、はっきりとわかる。
ビールは、こんな風に人間の体内に入っていくのか?
それを実感した。
それが、良かったのかどうか・・・・・。
奇跡的に胃が元気を取り戻したのだ。
それは友人の社長から見ても、わかりやすい変化だったらしい。
明らかに顔色が変わったというのだ。
自分でもそれは強く実感した。
俺、生き返ったぞ!
だが、調子に乗って、私がまたバドワイザーを取ろうとしたら、社長から羽交い絞めにされた。
「Mさん、やめろ! 死ぬ気か、アンタ!」
死ぬ気はなかったので、やめた。
やめてよかったと思う、社長が気を使って、京橋の事務所から武蔵野の自宅まで送ってくれた車内の中で、私は吐き気と闘い続けたからだ。
アパートの前で社長にお礼を言ったのは覚えているが、その後のことは覚えていない。
気が付いたら、布団をかぶって寝ていた。
「酒くせえんだよ!」
中学3年の娘に軽蔑された。
娘の目は、酔っ払いを見る目だった。
まあ、確かに酔っ払いだったのだが・・・。