昨日出かけた先で、富永敬俊博士の訃報 を聞きました(6月8日没)。
富永さんはボルドー第二大学醸造学部でワインの研究をするリサーチエンジニア。
白ワインの権威である同大学のドゥニ・デュブルデュー教授のもとで活躍をされていました。
日本のワイン界においては 「シャトーメルシャン 甲州きいろ香」 というワインの誕生に大きな貢献をされました。
「きいろ香」は、甲州ぶどうの持つ隠された香りを発見し、その香りを最大限に活かしてつくられた白ワインです。
富永さんはフランスを拠点にしていらっしゃいましたが、ときどき日本に帰られた際にはお目にかかることがありました。
最近では3月の中旬の 「きいろ香」新ヴィンテージ(2007年)紹介のセミナー でお目にかかり、それを(社)日本ソムリエ協会の機関誌「sommelier」に私が書かせていただきました(102号/2008年5月)。
このレポートが大変で、富永さんにも当然チェックしていただいたのですが、非常に化学的な内容だったので大変苦労した・・・・というのがつい最近の記憶です。
思えば、それが最後の富永さんレポートとなってしまいました。
享年53歳。
ご冥福をお祈りいたします。
富永さんはボルドー第二大学醸造学部でワインの研究をするリサーチエンジニア。
白ワインの権威である同大学のドゥニ・デュブルデュー教授のもとで活躍をされていました。
日本のワイン界においては 「シャトーメルシャン 甲州きいろ香」 というワインの誕生に大きな貢献をされました。
「きいろ香」は、甲州ぶどうの持つ隠された香りを発見し、その香りを最大限に活かしてつくられた白ワインです。
富永さんはフランスを拠点にしていらっしゃいましたが、ときどき日本に帰られた際にはお目にかかることがありました。
最近では3月の中旬の 「きいろ香」新ヴィンテージ(2007年)紹介のセミナー でお目にかかり、それを(社)日本ソムリエ協会の機関誌「sommelier」に私が書かせていただきました(102号/2008年5月)。
このレポートが大変で、富永さんにも当然チェックしていただいたのですが、非常に化学的な内容だったので大変苦労した・・・・というのがつい最近の記憶です。
思えば、それが最後の富永さんレポートとなってしまいました。
享年53歳。
ご冥福をお祈りいたします。