フランスワインというと、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュと、有名産地が思い浮かびますが、当のフランス人たちがいつもそういうワインばかりを飲んでいるわけではありません。
ドレスアップしてパリの星付きレストランでディナーということも年に2、3回あるかもしれませんが、ビストロだったりカフェだったり、友人宅だったりで飲むワインは、手頃でカジュアルダウンしたもののはず(これは我々も同様かと)。
こんなワインならカジュアルに飲みたいなぁ~ と心惹かれたのが、10月に開催された
南仏ワインの試飲会で出会ったワインたち
もう、パッと見ただけで飲みたくなりました
左)etc... syrah-cabernet franc 2009 OC'S & TERRA
右)etc... mauzac-sauvignon 2009 OC'S & TERRA
「etc...」 (エトケトラ)がワイン名です。
どんなワインなのか、バックラベルを見るとわかります
ロゼはシラーとカベルネ・フランのブレンドで、AOVDQS Saint-Sardos。
提供温度は8℃、パスタやタジン鍋料理に合い、飲み頃は約1年。
白はモーザックとソーヴィニヨンのブレンドで、Vin de Pays des Cotes du Tam。
提供温度は8℃、魚やホタテの料理に合い、飲み頃は約2年。
左)etc... merlot-tannat 2009 OC'S & TERRA
右)etc... syrah-merlot 2009 OC'S & TERRA
どちらも赤ワインで、提供温度は16℃、肉料理にマッチするというイラストがあります
が、左のメルロ・タナ(Vin de Pays du Comte Tolosan)の飲み頃が約3年に対し、
右のシラー・メルロ(Vin de Pays du Tam et Garonne)の飲み頃は約1年。
各ブドウ品種の特徴も書かれてあり、かなりわかりやすいラベルですね。
このワイン「etc...」の面白いところは、フランス南西地方とラングドック地方の3つの協同組合と2つの独立生産者が集まり、輸出のために設立した会社「OC'S & TERRA」(オック・エ・テラ社)の名の下にリリースしていること。
AOVDQS Saint-Sardos、Vin de Pays des Cotes du Tam、Vin de Pays du Comte Tolosan等の生産地名は、ボルドーやブルゴーニュと比べたら、ほとんど無名ですよね?正直、調べないと私もスグにはわかりません。これらを各生産者が個々に輸出しようとするのは難しいでしょうね。
そこで、セパージュやワインの個性の異なる3つの協同組合、ヴィニュロン・デ・ブリュロワ(ボルドーとトゥールーズの間)、ヴィニュロン・デ・サン・サルドス(ミディ・ピレネー)、ヴィニュロン・デ・ケルシー(カオールの隣)と、2つの独立生産者、ドメーヌ・ド・ラバルド(ガイヤック)とドメーヌ・ラ・クロワ・サント・ユーラリー(サン・シニアン)がタッグを組んだわけです
バックラベルをよく見ると、各ワインを担当しているのは、それを得意とする協同組合や生産者になっているのがわかります。
白の瓶詰めはSARL.ALBERT et Filsで、ロゼと右の赤はヴィニュロン・デ・サン・サルドス、左の赤はヴィニュロン・デ・ブリュロワ。
ひとつのブランドで、いくつものワイン産地の個性を楽しめます
「若い人も気軽に飲んで欲しいので、カジュアルでわかりやすいものにしました」と、
来日した「オックス・エ・テラ社」イザベル・ミニョさん(輸出マネージャー)
「気軽なパーティやピクニックには、こんなビニールバッグが便利ですよ」 とイザベルさん
1本入りのバッグで、氷を入れれば簡単にクーラーに早変わりし、使い終わったら畳めるし、しかも超軽量♪
私も5月の香港Vinexpoに行った際、プロヴァンスの生産者からこれと同じバッグをいただいてきました。南部を中心に、フランスではこのバッグがヒットしているのでしょうか?
パーティーの多い季節を迎え、ワイン選びに悩むことも多いかもしれませんが、気軽な集まりなら、ビニールのクーラーバッグにカラフルなカジュアルワインを入れて持っていくのも楽しいですね
ドレスアップしてパリの星付きレストランでディナーということも年に2、3回あるかもしれませんが、ビストロだったりカフェだったり、友人宅だったりで飲むワインは、手頃でカジュアルダウンしたもののはず(これは我々も同様かと)。
こんなワインならカジュアルに飲みたいなぁ~ と心惹かれたのが、10月に開催された
南仏ワインの試飲会で出会ったワインたち
もう、パッと見ただけで飲みたくなりました
左)etc... syrah-cabernet franc 2009 OC'S & TERRA
右)etc... mauzac-sauvignon 2009 OC'S & TERRA
「etc...」 (エトケトラ)がワイン名です。
どんなワインなのか、バックラベルを見るとわかります
ロゼはシラーとカベルネ・フランのブレンドで、AOVDQS Saint-Sardos。
提供温度は8℃、パスタやタジン鍋料理に合い、飲み頃は約1年。
白はモーザックとソーヴィニヨンのブレンドで、Vin de Pays des Cotes du Tam。
提供温度は8℃、魚やホタテの料理に合い、飲み頃は約2年。
左)etc... merlot-tannat 2009 OC'S & TERRA
右)etc... syrah-merlot 2009 OC'S & TERRA
どちらも赤ワインで、提供温度は16℃、肉料理にマッチするというイラストがあります
が、左のメルロ・タナ(Vin de Pays du Comte Tolosan)の飲み頃が約3年に対し、
右のシラー・メルロ(Vin de Pays du Tam et Garonne)の飲み頃は約1年。
各ブドウ品種の特徴も書かれてあり、かなりわかりやすいラベルですね。
このワイン「etc...」の面白いところは、フランス南西地方とラングドック地方の3つの協同組合と2つの独立生産者が集まり、輸出のために設立した会社「OC'S & TERRA」(オック・エ・テラ社)の名の下にリリースしていること。
AOVDQS Saint-Sardos、Vin de Pays des Cotes du Tam、Vin de Pays du Comte Tolosan等の生産地名は、ボルドーやブルゴーニュと比べたら、ほとんど無名ですよね?正直、調べないと私もスグにはわかりません。これらを各生産者が個々に輸出しようとするのは難しいでしょうね。
そこで、セパージュやワインの個性の異なる3つの協同組合、ヴィニュロン・デ・ブリュロワ(ボルドーとトゥールーズの間)、ヴィニュロン・デ・サン・サルドス(ミディ・ピレネー)、ヴィニュロン・デ・ケルシー(カオールの隣)と、2つの独立生産者、ドメーヌ・ド・ラバルド(ガイヤック)とドメーヌ・ラ・クロワ・サント・ユーラリー(サン・シニアン)がタッグを組んだわけです
バックラベルをよく見ると、各ワインを担当しているのは、それを得意とする協同組合や生産者になっているのがわかります。
白の瓶詰めはSARL.ALBERT et Filsで、ロゼと右の赤はヴィニュロン・デ・サン・サルドス、左の赤はヴィニュロン・デ・ブリュロワ。
ひとつのブランドで、いくつものワイン産地の個性を楽しめます
「若い人も気軽に飲んで欲しいので、カジュアルでわかりやすいものにしました」と、
来日した「オックス・エ・テラ社」イザベル・ミニョさん(輸出マネージャー)
「気軽なパーティやピクニックには、こんなビニールバッグが便利ですよ」 とイザベルさん
1本入りのバッグで、氷を入れれば簡単にクーラーに早変わりし、使い終わったら畳めるし、しかも超軽量♪
私も5月の香港Vinexpoに行った際、プロヴァンスの生産者からこれと同じバッグをいただいてきました。南部を中心に、フランスではこのバッグがヒットしているのでしょうか?
パーティーの多い季節を迎え、ワイン選びに悩むことも多いかもしれませんが、気軽な集まりなら、ビニールのクーラーバッグにカラフルなカジュアルワインを入れて持っていくのも楽しいですね