イタリアの注目生産者 第二弾は、
Az.Agr. MASARI マサーリ (ヴェネト州)
マサーリはヴェネト州Vienzaの北西部Valdagno(ヴァルダーニ、アーニョ渓谷)にあるワイナリーで、同じヴェネト州の「Maculan」で醸造家をしていた男性とソアヴェの名門ワイナリー出身の女性の結婚により、1988年に設立されました。
彼らは 渓谷周辺の環境を保護しながらビオロジックなブドウ栽培を行い、自然なワインづくりを行っています。
今回試飲したワインは・・・
AgnoBianco 2009
ガルガーネガ60%とドゥレッラ40%の白ワイン。
どちらもヴェネトの地元ブドウで、ガールガーネガはソアヴェで有名ですね。
ドゥレッラは豊かな酸を持つブドウです。
完熟してから収穫するため、通常は10月に入ってからの収穫になります。
ちょっとホロ苦さのニュアンスのある、がっしりした骨格の辛口ワインでした。
Doro 2006
ドゥレッラ60%とガルガーネガ40%で、こちらは甘口タイプ。
ブドウを3カ月間乾かした後に絞り、オーク樽でゆっくり約1カ月かけて発酵させ、その後1年そのまま熟成させます。
瓶詰め後も最低6カ月瓶熟させてから出荷します。手間がかかっています。
輝くようなゴールドの外観、アプリコットを思わせる甘美な風味、ピュアな甘さと絶妙な酸味、長い余韻にメロメロ~
ドゥレッラがいい働きをしているのでしょう。
デザートワインとして、また、ブルーチーズなどとも合わせて楽しみたいですね。
4 Elementi Bianco 2009 IGT Veneto Bianco (参考商品)
「クワトロ・エレメンティ・ビアンコ」はSO2無添加キュヴェで、ガルガーネガ100% 。
“4つの要素”は「空気」、「水」、「大地」、「火」で、それらが融合して、生命(life)と感動(emotions)を生み出すのだとか。
過熟した最も古い畑のブドウを手摘みでていねいに選り分けて収穫し、自然な換気の通る部屋で10日間ほど乾燥。
その後プレスして天然酵母で発酵、マロラクティク発酵後、清澄なども一切行わず、亜硫酸なども一切加えず、12カ月熟成させて後、無濾過で瓶詰めします。
アルコール14%と、意外と高めで、骨格がっちりタイプ。
甘さのないハッキリとした辛口ですが、なめらかなトロミがあり、独特の風味を楽しめます。
(2010年VTが2011年6月に入ってきます。待ち遠しい!)
(以下は赤ワイン、写真撮り忘れ)
4 Elementi Rosso 2009 (IGT Veneto Ross)
赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランのブレンドで、こちらもSO2無添加キュヴェ。
2つのブドウは各50%ずつのブレンドですが、試飲した時はカベルネ・フランのニュアンスはあまり感じませんでした。
まだ若いので、もう少し落ち着いてからまた飲んでみたいですね。
(今回の入荷は完売、次の入荷は2011年春で2010年VT)
San Martino 2007
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ各50%ずつのブレンドで、SO2添加は少なめ。
キレイで洗練されたスタイルの赤ワインで、丸さ、バランスの良さを感じました。
赤ワインはカベルネ系が得意なようで、ガッツリ系ではなく、エレガントでバランスを重視したタイプを目指しているのでしょう。
食事とも合わせやすいと思いました。きっと彼らも自分たちのワインを日々楽しんでいるに違いありません。
マサーリのワインは、どれもていねいにつくられています。
無口で、真面目で、シャイでだけど、熱いハートを持っていて、打ち解けるのに時間のかかるワインのように思いました。
少量入荷で即完売!と、なかなか出会う機会がないかもしれませんが、見つけたらめっけもん ですので、ぜひ試してみてください。
価格帯も2010年11月の段階で 2,800~3,850円程度です。
(輸入元:ヤマオカゾーンプラス)
Az.Agr. MASARI マサーリ (ヴェネト州)
マサーリはヴェネト州Vienzaの北西部Valdagno(ヴァルダーニ、アーニョ渓谷)にあるワイナリーで、同じヴェネト州の「Maculan」で醸造家をしていた男性とソアヴェの名門ワイナリー出身の女性の結婚により、1988年に設立されました。
彼らは 渓谷周辺の環境を保護しながらビオロジックなブドウ栽培を行い、自然なワインづくりを行っています。
今回試飲したワインは・・・
AgnoBianco 2009
ガルガーネガ60%とドゥレッラ40%の白ワイン。
どちらもヴェネトの地元ブドウで、ガールガーネガはソアヴェで有名ですね。
ドゥレッラは豊かな酸を持つブドウです。
完熟してから収穫するため、通常は10月に入ってからの収穫になります。
ちょっとホロ苦さのニュアンスのある、がっしりした骨格の辛口ワインでした。
Doro 2006
ドゥレッラ60%とガルガーネガ40%で、こちらは甘口タイプ。
ブドウを3カ月間乾かした後に絞り、オーク樽でゆっくり約1カ月かけて発酵させ、その後1年そのまま熟成させます。
瓶詰め後も最低6カ月瓶熟させてから出荷します。手間がかかっています。
輝くようなゴールドの外観、アプリコットを思わせる甘美な風味、ピュアな甘さと絶妙な酸味、長い余韻にメロメロ~
ドゥレッラがいい働きをしているのでしょう。
デザートワインとして、また、ブルーチーズなどとも合わせて楽しみたいですね。
4 Elementi Bianco 2009 IGT Veneto Bianco (参考商品)
「クワトロ・エレメンティ・ビアンコ」はSO2無添加キュヴェで、ガルガーネガ100% 。
“4つの要素”は「空気」、「水」、「大地」、「火」で、それらが融合して、生命(life)と感動(emotions)を生み出すのだとか。
過熟した最も古い畑のブドウを手摘みでていねいに選り分けて収穫し、自然な換気の通る部屋で10日間ほど乾燥。
その後プレスして天然酵母で発酵、マロラクティク発酵後、清澄なども一切行わず、亜硫酸なども一切加えず、12カ月熟成させて後、無濾過で瓶詰めします。
アルコール14%と、意外と高めで、骨格がっちりタイプ。
甘さのないハッキリとした辛口ですが、なめらかなトロミがあり、独特の風味を楽しめます。
(2010年VTが2011年6月に入ってきます。待ち遠しい!)
(以下は赤ワイン、写真撮り忘れ)
4 Elementi Rosso 2009 (IGT Veneto Ross)
赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランのブレンドで、こちらもSO2無添加キュヴェ。
2つのブドウは各50%ずつのブレンドですが、試飲した時はカベルネ・フランのニュアンスはあまり感じませんでした。
まだ若いので、もう少し落ち着いてからまた飲んでみたいですね。
(今回の入荷は完売、次の入荷は2011年春で2010年VT)
San Martino 2007
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ各50%ずつのブレンドで、SO2添加は少なめ。
キレイで洗練されたスタイルの赤ワインで、丸さ、バランスの良さを感じました。
赤ワインはカベルネ系が得意なようで、ガッツリ系ではなく、エレガントでバランスを重視したタイプを目指しているのでしょう。
食事とも合わせやすいと思いました。きっと彼らも自分たちのワインを日々楽しんでいるに違いありません。
マサーリのワインは、どれもていねいにつくられています。
無口で、真面目で、シャイでだけど、熱いハートを持っていて、打ち解けるのに時間のかかるワインのように思いました。
少量入荷で即完売!と、なかなか出会う機会がないかもしれませんが、見つけたらめっけもん ですので、ぜひ試してみてください。
価格帯も2010年11月の段階で 2,800~3,850円程度です。
(輸入元:ヤマオカゾーンプラス)