ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

紫輝SHIKIヤマソービニオン@長野県

2017-02-02 17:39:52 | ワイン&酒
先日、画像と名前だけで紹介した 日本のワイン を改めて取り上げます。
というのも、とてもおいしいワインだったからです


中央アルプス山麓 信州みやだワイン 紫輝SHIKIヤマソービニオン 2016
本坊醸造株式会社 マルス信州醸造所 (長野県上伊那郡宮田村) 720ml

“マルスワイン”ブランドで知られる本坊醸造がつくる赤ワインで、ブドウ品種はヤマソーヴィニヨンです。
ヤマソーヴィニヨンは交配品種で、山ブドウが母、カベルネ・ソーヴィニヨンが父になります。

2016年ヴィンテージですから、数カ月前に仕込まれたばかりの若いワインになりますが、果実味に溢れ、まろやかで、やわらかで、なめらかで、うまみがあります。
酸がフレッシュで、野性的なニュアンスや、サックリ感もあり、これはおいしい!
アルコール12%というのもマル。





生ハムの塩気と、ワインのジューシーな甘酸っぱさがよく合いました。
あ、これは、イタリアのランブルスコが生ハムとピタリと合う感じと似ているかも。
ホワイトアスパラとも合いましたので、野菜系とも相性よさそうです。




「紫輝SHIKIヤマソービニオン」は、中央アルプス山麓にある上伊那郡宮田村の栽培農家12軒のブドウからつくられています。

マルスワインでは、以前、垣根仕立てのヤマソーヴィニヨンのワイン「信州駒ヶ原ヤマソーヴィニヨン」を生産していましたが、契約栽培が終了となり、2013年がラストヴィンテージとなりました。

「信州駒ヶ原ヤマソーヴィニヨン」は私も気に入っていたワインでしたので、生産終了は残念でしたが、この「紫輝SHIKIヤマソービニオン」があるなら、嬉しいですね

※長野県原産地呼称管理委員会認定ワイン



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