ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

電車の優先席で…

2017-02-21 18:42:02 | 雑記
ワインの話じゃないですが、ちょっと気になる事例が立て続けにありました。

それは、電車の 「優先席」



まずひとつは、休日の昼前、それほど混雑はしていないけれど、空席が見当たらない車内でのこと。
優先席には、30~50代くらいの男女3人が座っていました。
普段から通勤などで電車を使っているような雰囲気の人たちです。

60代後半から70そこそこくらいと思われる着物をお召しになったオバさま数名が途中駅から乗り込み、その中の一人が、優先席前に来て、

「なんで座っているんですか?ここは優先席ですよ?」
と、淑女らしからぬ大きな声と剣幕で、優先席の人たちを責め始めました。

責められた方は、ビックリした表情で立ち上がり、席を譲っていましたが、周りの人たちからのオバさま方への視線は非常に微妙なものがありました。
私もあっけにとられ、目が点に…

電車を通勤、通学で使い慣れている人は、“空いているから座る、誰かが来たら譲る”というスタンスで優先席に座る人も多いかと思います。

このオバさまの場合、
「すみませんが、譲っていただけないでしょうか?」で済んだと思うんですけどね。
あまりの物言いに、美しい着物をピシッとお召しになっている方なのに、品がなく、常識を疑ってしまいました。



もうひとつは、午後の空いている時間帯で、やはり空席がない状況でした。
ふと視線を上げると、向かい側の席の角のポールに、70代後半くらいと思わせる杖をついた女性がつかまって立っていました。

その女性の前の席(普通席)には、20~40代くらいの男女が座っていましたが、皆、手元のスマホを見ていて、誰も席を譲ろうとしません。

え!?と思い、その方に声をかけて、反対側の自分の座席を譲りましたが、発車の揺れもあり、座席に座るのにも足元がふらついて心配でした。

こういう方こそ、本当に座ってもらわないといけない事例ですが、その方は遠慮されて黙っていたのでしょう。

それにしても、前に座っていた20代風の男性は、スマホ見過ぎでしょ。
若くても、持病があったりで、席を立てない場合もありますが、自分の祖母のような年代の、しかも杖をついている方に気付かないのは、ちょっとね。。。。

私は、かつて介護していた亡父が杖をついて外歩きをする時に付き添っていたので、出先で席を譲ってもらえると本当に助かりました。
ですから、あ~、今日は腰が痛くて座っていたいんだけれど~、という時でも、そういう方を見ると、泣く泣く席を譲るようにしています。

でも、まあ、色々な人、いますねぇ…



コメント
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