このシーズン、我が家の柚子が大豊作で、欲しいとリクエストがあった友人たちにおすそ分けしましたが、そのうちの一人、Wさんから、柚子でつくったリキュール「柚子チェッロ」が届きました
Yuzucello
南イタリアでは、特産のレモンの皮を高濃度アルコールに漬け込んでつくったリキュール「リモンチェッローLimoncello」が有名ですが、「柚子チェッロ」は、リモンチェッロの柚子バージョンです。
Wさんの柚子チェッロは、ポーランドのウオツカ「スピリタス」(アルコール度数96度!)に漬け込んで作ったそうで、その詳しい作り方を私にも教えてくださったのですが、私はスピリタスを買いに行けないまま年を越してしまいました
そんなものぐさな私のところに、本日、Wさんお手製「柚子チェッロ」到着
はっ!私、昨日からアルコールNG期間でした…(蕁麻疹の薬を服薬中)
が、2週間も待つことなんてできないので、さきほど、昼食後に小さじ1/2ほどをひとなめしました。
まず、香りが柚子!
我が家の柚子とは思えないほど、深く濃厚な柚子の香りがします。
もぎたての柚子よりも濃厚に香っているのでは?
96度のアルコールに漬けたことで、柚子の果皮から香り成分がしっかり抽出されたのでしょうか。
香りだけ嗅いでいてもいいくらい(笑) リラックスしますね~
少し粘度のある液体を口に含むと、柚子の風味が口いっぱいに広がります。
ジューシーで甘美
柚子の皮自体は苦いですが、アルコールと糖分が加わり、熟成させたことで、まろやかな味わいになっています。
口当たりよく、するする飲めてしまいそうですが、アルコール度数が高いので、ゆっくりちびちび飲まねば。
我が家の柚子がこんなにおいしいリキュールになるなんて!
なんだか、わらしべ長者になったみたい(笑)
Wさん、ありがとうございます
Wさんはアルコール44度の芋焼酎の原酒でも仕込んだそうで、それも美味しかったとのこと。
よくある35度のホワイトリカーだと梅酒的な柚子酒になり、柚子チェッロにはならないようなので、アルコール度数が高い蒸留酒を選ぶのがポイントですね。
私も、柚子があるうちに作らねば!
イタリアでは、リモンチェッロはよく冷やして食後に飲むのが定番ですが、食前にも飲み、ソーダやスパークリングワインで割ってもよく、アイスクリームやヨーグルトにかけるのもアリだとか。
リコッタチーズにもかけてみたいなぁ~
アルコール度数が高いため、冷凍庫でも凍らないので、キンキンに冷やして飲みたいイタリア人は冷凍庫に入れるそうですよ。
いまはアルコールが飲めないので、NG期間が明けたら色々と試してみようと思います。