【人工股関節置換】手術後の左右の脚の長さの違和感 から続きます
(※2020年6月に受けた人工股関節置換手術リポートです)
手術後、初めての日曜日を迎えました。
回診もリハビリもお休みで、朝昼夜の検温、血圧測定のみ。
特にすることもないので、手術を頑張ったご褒美に売店でシュークリームとコーヒーを買い、入院後初の贅沢おやつタイム(笑)
「大きなツインシュー」(ローソン)のカロリーが361kcalととんでもなく高かったので、病棟内を歩行器でぐるりと3周しました
前日のシャワーの際に、手術をした左の太ももがとんでもなく太くなっていた話は書きましたが、この日、左のふくらはぎを見ると、膝の裏からすぐ下の部分が太く腫れ、内出血の紫の斑点が出ていました。
気のせいか、いえ、気のせいではなく、ふくらはぎがどよ~んと重たい…
この後、太い内出血状態のふくらはぎは、退院後も長い間、続きます。
週明けの月曜の朝、回診の医師にふくらはぎの状態を伝えると、今、内出血がどんどん下に下がっているとのこと。
ふくらはぎの太さも徐々に戻ってくると言われました。
が、この内出血はけっこう引かず、ふくらはぎから足首まで下がり、紫色の状態も濃く、さらには踵や土踏まずの内側、足の甲まで色が変わりました。
それに伴い、足首も足の甲も腫れあがり、まるで象の足のように…
内出血の箇所は押すと痛く、腫れて太さもあるので、膝を曲げようとすると、うまく曲がりません。
股関節のリハビリをしたいのに、膝から下のむくみと、それに伴う痺れのような違和感がずっと続いていました。
この内出血と違和感は、術後1カ月半を過ぎてもまだ少し残っています。
対処方法としては、足を高くして寝ること、よく足を動かすこと、だそうです。
むくみの対処方法と同じですね。
手術後7日め
明け方、左の太ももが熱をもち、痛みもあったので、ナースコールをしてアイスノンを当ててもらいました。
冷やすと痛みが取れてきました。
手術後は、飲み薬でも、痛み止めを飲んでいました。
また、血栓防止の薬も飲んでいましたので、左脚が内出血で腫れて痺れていても、血栓ができる心配はないと言われました。
この日のリハビリは、ピンチヒッターの男性療法士さん。
リハビリルームまで歩行器で行き、帰りは歩行器なしで歩いて病室に戻れました。
もちろん、後方から療法士さんが見守りをしてくれたからですが。
夜、左脚を観察すると、踵まで内出血の濃い紫色が出ていて、甲が腫れあがって、足指が甲にめり込んでいました
[手術後1週間でできたこと]
・補助具なしでも5分以上歩けた!
・病室内では歩行器なしで動ける
手術後8日め
朝の医師の回診で、いきなり抜糸!
手術痕は糸で縫われていたのではなく、ホチキス状の医療用ステープラーで留められていたので、正確には「抜鉤」(ばっこう)です。
ステープラーは前にも体験しているので驚きませんが、初めての人はギョッとするかもしれません。
約20cmの長さの切開部分を、かなりの数のステープラーで留めていて、それをピンセットで外していきますが、痛みはそれほど感じませんでした。
鼠径部にも2針留めていたので、それも外してもらいました。
抜鉤後の痕は、長い部分は保護テープが貼られましたが、鼠径部はテープなし。
長い部分の縫合は何針だったのか?
退院後、しばらくしてから家で数えてみると、26針分ありました!
私は、手術後の傷がケロイドになりやすいタイプだと、昔手術した時に言われていたので、医師にそのことを伝えると、保護用テープを3カ月くらい貼っておくとケロイドにもないりくいと言われました。
保護用テープについては、後日あらためて紹介します。
抜鉤後、医師から、入院荷物はどれくらいありますか?と訊かれたので、もしや、これは退院してもいいってこと?
リハビリも順調に進んでいますし、そろそろ退院が現実味を帯びてきました。
と、期待しつつ、昼前にベッド脇でラジオ体操をしていたら、例のめまい症状(良性発作性頭位めまい症)が…
幸い吐き気はなく、グルグルめまいのみ。
お昼ごはんを食べながらも、グルグルは消えず、これは困った。
この後にリハビリがあり、療法士さんと一緒にリハビリルームまで歩き、リハビリをしたら治っていました。
リハビリでは、杖を貸し出してもらい、歩行器卒業です。
医師が出していた退院の条件は、杖で歩けること、ですから、いよいよ退院が近い?
[手術後8日目に外れたもの]
・手術箇所のステープラー(抜鉤)
[手術後8日めにできたこと]
・歩行器卒業!
・杖で歩く
(続く) ※次はいよいよ退院です
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