ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ゼクト@ドイツ

2006-06-10 12:29:03 | ワイン&酒
先日の集まりは「泡」ばかり。
最初にブラインドで出てきたものをテイスティングすると、

色はやや濃い目のイエロー。
ミネラル感がしっかりあり、ずっしりと落ち着いた酸味もあって、どう考えてもリースリング。
となると、ドイツのゼクト(スパークリングワイン)でしょ?

と言ってオープンされたものを見ると、これでした。




Bacharacher Kloster Furstental Riesling Sekt Brut 2000 Ratzenberger
バッハラッヒャー クロスター フュルステンタール リースリング ゼクトb.A. ブリュット 2000 
ラッツェンベルガー(ミッテルライン)

はい、答えは、ドイツのミッテルライン地方でつくられたリースリングのゼクト 

しかも、このゼクト、私は何度も飲んでいます。
ドイツワイン基金のニュースリリースにコメントを書いたこともありました 

スパークリングって、ヴィンテージの入らないものが多いですが、
このゼクトは2000年というヴィンテージもの。
瓶内熟成期間は4年と、じっくりじっくり熟成されたものですが、
フレッシュな酸はさすがドイツのリースリングで、6年の時を経た熟成の旨味も出始めています。

シャンパーニュとは全く違う味わいですけど、ミネラルの旨味を味わいたい人には、
リースリングのゼクトはオススメです。
しかも、今ちょうど話題のドイツ産!

見かけたらぜひお試しを~
W杯で日本が1試合でも勝ったら、これを開けてお祝いしたいですね 

たぶん3000円台後半で買えると思います。


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