ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

いまどきの缶チューハイは果汁たっぷり!@キリン本搾り

2018-07-16 10:28:14 | ワイン&酒
普段、缶チューハイはまったく飲まないんですが、ネットで偶然目にしたこの商品が気になって買ってみたところ、今時の缶チューハイって、こんなにレベル高いの?!と驚きました。


キリン 本搾りシリーズ 夏柑

2018年7月10日発売の期間限定フレーバーだそうで、果汁24%、アルコール度数は5%。
果汁比率がこんなに高いのって、普通なんですか?

「夏柑」(なつかん)は、4種類の柑橘(夏みかん、はっさく、グレープフルーツ、オレンジ)のブレンド果汁を使っているそうで、飲むと、ジューシーなミカンっぽい味わいがじゅわ~っと広がります。

思ったよりも甘くないと思って、缶をよく見ると、「糖類無添加」
昔の缶チューハイって、人工的なフレーバーで甘いイメージがありましたが、今はこんな商品が出ているんですね~




キリッと飲めそうな「キリン 本搾り グレープフルーツ」も買ってみました。
こちらは、果汁28%、アルコール度数6%。
さらに果汁比率が高いんですね。



夏柑もそうでしたが、このグレープフルーツも濁っていて、本物の果実の果肉感があります。
これもジューシーでおいしい~

他のフレーバーを調べてみると、レモン(果汁12%、アルコール6%)、ピンクグレープフルーツ(果汁29%、アルコール5%)、オレンジ(果汁45%、アルコール5%)。
オレンジの果汁45%ってすごくないですか?

価格はスーパーで1缶100円少々と、第三のビール並み。
今まで缶チューハイはまるっきり無視してきましたが、果汁たっぷり、糖分無添加のこの「キリン 本搾り」なら、また買ってみたいと思いました。

これを機に、ほかの缶チューハイもチェックしないといけないですね(笑)

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オーストリアビール三昧@ウィーン周辺

2018-07-15 16:30:13 | お出かけ&旅行
連休中なので、昨日のオーストリアスイーツに続き、ゆるい話題を

6月のオーストリアで飲んできた ビール を紹介します。
本来の出張目的はワインですが、一応ビアソムリエの資格を持つ身としては、ビールのチェックも怠りません。




ウィーンの南西Maurer地区でワイン居酒屋「ホイリゲ」を求めて歩いていた際に、「ああ、ここにも寄りたい~」と思いつつ入れなかったのが、オーストリアの有名ビールブランド「Gösser」(ゲッサー)直営のビアレストランです。



「Gösser Schlossl」 ゲッサー城という名のビアレストランで、どうやらここで醸造されているビールが飲めそうな?



日替わりのランチメニュー(8ユーロほど)も出ていて、惹かれましたが、この後はホイリゲをハシゴする予定だったので断念。



トラムの走る通りに面した、まさにお城のような外観の店でした。

Gösser Schlossl 
http://www.goesserschloessl.at/


マウアー散策中に飲めなかったので、夕方ウィーン中心部に戻ってきた際に、思わずホテル近くのスーパーで目に入ったゲッサーを買い、部屋でビール休憩してしまいました(笑)



Gösser Märzen 500ml

滞在中のウィーンは、本当に暑かったんです。
ゲッサーはオランダのハイネケングループみたいです。



翌日はウィーンの北のヴァッハウまで電車で出かけ、たくさん歩き、クレスムの駅から電車に乗る前に、思わず駅前のスーパーで冷たいビールを購入(笑)


Schwechat Bier  500ml

スーパーで1ユーロ以下でした。安い!
ハイネッケングループの醸造所で、本拠地はリンツ。
軽く、スッキリと飲めるビールで、アルコール5%。

[参考] ヴァッハウの入り口でランチ → コチラ


電車に揺られてウィーン中心部のホテルに戻るも、この日は歩き疲れて、もうどこへも行く気力なし。
近所にBioスーパーがあるし、夕飯はまたもやビールでいいかなぁ。。。


Stiegl-Paracelsus Bio-Zwickl

Stiegl(スティーグル)はザルツブルグのビール醸造所で、これは原料が100%オーガニックのビオビール。



色が濃く、濁っています。
アルコール度数は5.2%。
ビオビールですが、2ユーロ以下で購入。
オーストリアはビールが安い!



翌日の夜に出かけた「Nussberg festa」はワインのイベントでしたが、ここでもビールが出てきました。



メーカーはおなじみ「Stiegl」



エチケットデザインが色々ありましたが、中身は同じだそうです。

[参考] Nussberg festaの様子 → コチラ



Stieglのビールはウィーン空港のラウンジにもあり、気づけばいつも飲んでいます(笑)



もちろん、今回もウィーンを離れる前にしっかりといただきました




[参考] 世界の空港ラウンジ[11]AIR LOUNGE(NON-SCHENGEN)@ウィーン



ビールというとドイツ!というイメージがありますが、オーストリアでもビールがつくられ、よく飲まれています。
オーストリアでビールを飲んでいい年齢は、16歳からだそうですよ。


なお、以前、オーストリアのビールに関する記事をいくつか書いていますので、ぜひ参考にしてください。

■オーストリアビールの魅力を探る(オーストリアビール試飲会)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/47c1b3363dd0fe841171da0203d3ff5b

■オーストリアビールと食のペアリング【前編】
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/6aaa9a12d1ab9b41ef0182af0c127522

■オーストリアビールと食のペアリング【後編】
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/0b3993e1be2fa923437de8a179fcc8b1


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華麗なるウィーン菓子@Cafe Landtmann

2018-07-14 18:22:33 | お出かけ&旅行
先月出かけていたウィーンでは、スイーツをあれもこれも食べよう!と思っていたのに、大試飲会「Vie Vinum」で体力を使い果たしたため、出かけることができたのは、試飲会場であるホフブルク王宮と宿泊しているホテルの間にあったここのみ。


Cafe Landtmann (Vienna)

「カフェ・ラントマン」は東京にも進出していますが、やはり本家には行っておかないとね。




ウィーンのカフェでは、“アインシュペンナー”を頼まないわけにはいきません。
濃厚なコーヒーの上に生クリームをたっぷり乗せたものです。
クリームは甘くありませんが、ミルクが濃厚なので、濃いコーヒーとよく合います。



Landtmann's Feine

ケーキはたくさん種類があり、迷いましたが、店の名前の付いたケーキを選んでみました。
一見シンプルですが、色々な層が重なって華麗で美しく、ていねいに手をかけて作られているのがわかります。
食感はしっとりとしていて、じんわりおいしい。
実にウィーンらしいケーキですね

正直に言うと、ムースを重ねたタイプのふにゃっとしたケーキが苦手なので、このケーキは私好みでした



Landtmann Kugel

こちらも店名が付いたケーキで、Kugelはボールのこと。
たしかにボールみたいにコロンと丸いですが、食べてビックリ!
濃厚なチョコレートのケーキですが、洋酒がたっぷりと使われていて、アルコールに弱い人は確実に酔っ払います(笑)
かなりヘビーなケーキなので、夜、食後にお酒と一緒に、という楽しみ方がいいかもしれません。




Cafe Landtmann
Universitaetsring 4 | 1010 Vienna, Austria
https://www.landtmann.at/en/cafe-landtmann.html



[他のウィーン菓子店リポート]

Hotel Sacher / ザッハトルテ
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/6a1bbd55d929a1f33695384a1f243658

DEMEL / アッフェルシュトゥルーデル
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/67b2f77fc7e5a3c40a1702d9feaf6899

Julius Meinl am Graben / チョコレートアイス
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/6bde2ea660854162bae61cf5a238c19d

上記3軒は昨年のリポートです。
頑張れば、この3軒+ラントマンはすべて徒歩で回れる距離にあります(笑)


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ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」じわじわ来ています!

2018-07-13 16:57:13 | ワイン&酒
「今年はヴィーニョ・ヴェルデがブレイクする!」と言い続けて、早何年?(笑)

でも、ヴィーニョ・ヴェルデ、確実に、じわじわ来ています

ヴィーニョ・ヴェルデとは、ポルトガル最北、海に面したミーニョ地方でつくられる、2200年もの歴史を持つワインです。

昔は赤ワインが多くつくられ、約110年前の1908年頃でも、50%が赤ワインでしたが、今は80%が白ワイン、赤とロゼが各10%となっています。



ヴィーニョ・ヴェルデは グリーンの認証マークが目印。

ヴィーニョ・ヴェルデは、DOCとしてはヨーロッパ最大級の2万haの栽培面積を持つワイン産地です(実はポルトガルのワイン生産量は世界5位)。

広い産地ということは、産地内の各エリアで多彩なワインがつくられています。



伝統的なヴィーニョ・ヴェルデは、数種類のブドウ品種をブレンドしていますが(ロウレイロ60%、アリント20%、トラジャドゥーラ20%など)、近年は、ひとつのブドウ品種だけでつくるヴィーニョ・ヴェルデがトレンドとなってきています。




こちらはAvesso(アヴェッソ)という白ブドウ単体のヴィーニョ・ヴェルデ。
アヴェッソはオレンジや桃、アーモンド、フローラルなニュアンスのアロマが特徴といわれるブドウで、ヴィーニョ・ヴェルデの南部地域で栽培されています。




こちらはAlvarinho(アルバリーニョ)単体のヴィーニョ・ヴェルデ。
スペイン国境に近い北部地域で栽培されているブドウで、スペイン側のリアス・バイシャス地域でも主体となるブドウです。
複雑なフルーツのアロマがあり、フローラルさ、ナッツの風味があるワインをつくります。
ヴィーニョ・ヴェルデのワインのアルコール度数は、やや低めのものが多いですが、アルバリーニョの場合は、アルコールが高めになることがあります。

単体のブドウ品種のヴィーニョ・ヴェルデのほか、樹齢の高い古木のブドウを使ったヴィーニョ・ヴェルデ、特別な区画のブドウからのヴィーニョ・ヴェルデ、フレンチオーク樽を使ったヴィーニョ・ヴェルデなどなど、さまざまな付加価値を付けたヴィーニョ・ヴェルデが続々と登場しています。




こちらはロゼのヴィーニョ・ヴェルデ。
ヴィニャオというポルトガルの黒ブドウ品種を主体にしています。
このロゼはフルーツの風味が豊かで、そのまま飲んでもいいですが、幅広いフードに合わせられるとワインだと思います。



先日、ヴィーニョ・ヴェルデ協会 日本オフィスの主催で、ヴィーニョ・ヴェルデと和食をペアリングさせるイベントがあったのですが、そこで体験した組み合わせがあまりにも自然すぎて、いつまでも飲んでいたくなりました(笑)


大葉豆腐  ウニ、わさび


牡丹鱧  じゅんさい、梅肉


タコ(八女茶でボイル) オクラ


仁淀川天然鮎の塩焼き  たで酢


賀茂茄子おろし煮


平田牧場金華豚西京焼き  白みそ、麹


もろこしご飯  トリュフ!

※料理は「酒亭 茜坂」さん(東京・赤坂)



ヴィーニョ・ヴェルデには爽やかな酸とミネラル感がありますが、しっとりとした質感があるので、和食のしっとり感とよく合うと思います。
刺身ならイカが合いそうですし、キスや海老などの魚介の天ぷらも確実に合うはずです。



私の一番気に入ったのが、賀茂茄子おろし煮との組み合わせ。
しっとり、じわーっとした出汁のうまみ、とろみ、ジューシーでやわらかな茄子の甘みが、ヴィーニョ・ヴェルデによく合いました。

日本で売られているヴィーニョ・ヴェルデは、手頃な価格で手に入るものが多いので、家庭の料理とぜひ気軽に試してみてください。

苦手な人が少ないワインだと思いますので、夏の集まりにももってこいですよ。

気象庁が注意を呼びかけるほどの猛暑ですが、キリリと冷えたヴィーニョ・ヴェルデで、ほっとひと息ついてください。


[参考]

いよいよブレイク?!爽やかワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」 → コチラ

爽やかなポルトガルワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」 → コチラ

みんな意外と「ヴィーニョ・ヴェルデ」好き!?(笑) → コチラ

いよいよブレイク?ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」 → コチラ

2013年にブレイクするワインはコレ! → コチラ


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海外で買うものリスト「ハチミツ」

2018-07-12 18:11:40 | お出かけ&旅行
海外出張で買ってくるもの、まずはワイン。
そして、お菓子、チーズ、バター(真夏を除く)ですが、今年からは母のリクエストで
「ハチミツ」が加わりました。

たとえば、こちらは、6月のウィーンで買ってきたハチミツ。



3本買うと、それなりに重くなりますが、この時はワインをほとんど買えなかったので。
買うのはもっぱらスーパーですが、できる限り色々な種類をピックアップするようにしています。




それでも、瓶は重いので、できるだけ瓶を避けるようにしています。
左はフランスのBioのもので、右はドイツで見つけたもの。
ドイツのは森のハチミツで、味わいが非常に個性的でした。




こちらはイタリアで買ったもの。
瓶のものしか見つけられませんでした。
でも、ラベルがレトロな雰囲気で、素敵です。

以上、4カ月で7本のハチミツを買い、せっせと日本まで運びました(笑)



ハチミツは日本でも買えますが、よく見るのは、あまり買いたくない国のものだったりしますし、純日本産のハチミツは高価だったりしますので、お手頃価格で買える外国産のハチミツは、いいお土産になりますよね。

今、これだけストックができたので(ドイツの森のハチミツは消費済み)、母からは、「しばらく要らない」、と言われています、はい


コメント (2)
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ポルトガルソムリエコンクール決勝[課題]リポート

2018-07-11 10:00:00 | ワイン&酒
7月9日に開催された、Wines of Portugal主催によるソムリエコンクール
「Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2018」の公開決勝の[課題]を紹介します。

※結果速報は コチラ




公開決勝では、佐々木健太さん(L'AS)、野坂明彦さん(マンダリンオリエンタルホテル東京)、谷川雄作さん(ティエリー・マルクス・ジャパン)の順番で、ひとりずつ審査されました。

日本ソムリエ協会の技術部の方々や、過去3回の同コンクール優勝者らが審査員を務め、司会進行役は、同協会 副会長の石田博さん。



審査開始に先立ち、駐日ポルトガル大使 フランシスコ・シャヴィエル・エステヴェス閣下からごあいさつがありました。



惜しくも、決勝に進めなかった11名の準決勝進出選手も決勝を見守ります。


課題1
女性4名のテーブルにアペリティフのサービス(英語、6分)
4人は同僚同士で、2人はカクテルをお任せで、2人はグラスワインでスパークリングワインリクエスト。




佐々木選手は、チェリーリキュール、オレンジジュース、トニックウォーターなどを使ったロングカクテルを作りました。



野坂選手は、華麗なシェーカーさばきを披露。



カットオレンジを添えたローアルコールのショートカクテルをサービスする野坂選手。



谷川選手は、カクテルの好みを何度もお客さまに確認していました。
出来上がったのは、ポルトガルでよく飲まれている?カクテルだとか?

3選手ともに、時間以内ですべてのサービスを終えていました。
おまかせのカクテル作成は難しかったと思うのですが、全員が手際よく作っていたのは、さすがです。


課題2
手渡されたコースメニューに合わせて、各皿ごとにポルトガルワインを提案(英語、5分)



懐石のメニューなので、まずはどのような料理なのかを理解することがポイント。




課題3
8人テーブルにワインサービス。ホストはポルトガル人の女性(英語、7分)



ホストのリクエストは、「ティントのマグナム。デカンタしてください」

ティントはポルトガル語で赤ワインのことなので、ポルトガルの赤ワインのマグナムサイズボトルをピックアップして、ホストに確認を取ります。



マグナムサイズなので、デカンタのフラスコは2個を用意。
「試飲していいか?」とホストに確認後、テイスティンググラスに少量注いだワインを、デカンタに移してリンスする作業を、全員がやっていました。コンクールに慣れているソムリエは、この作業は外しませんが、デカンタリンスを飛ばしてしまう人も、よくいます。



しっかりリンスする谷川選手。
決勝に進んだ3選手は、全員がしっかりとデカンタのリンスをしていました。



若いヴィンテージ(2015年)でオリがないため、全選手がボトルすべてを注ぎ切りました。



サービスの途中で、ホストから
「隣のテーブルは友人なので、彼女たちにもこのワインを出してあげて」とリクエスト。

まずは8人テーブルのサービスを終えてから、4人テーブルにグラスを用意し、隣からのサービスであることを説明してサーブする選手と、8人テーブルのサービスの途中で隣の女性テーブルに移ってしまう選手もいました。
こういう場合、ベストなサービスはどちらでしょうか?




課題4
ブラインドテイスティング 5種(日本語、5分)
白2種、赤3種、それぞれのDO名、ブドウ品種、ヴィンテージを答える。



ポルトガルワインに限定されていますが、ポルトガル固有のブドウ品種は非常に多く、また、ワイン産地もさまざまなので、皆さん、苦労していました。



人によって、テイスティングのやり方が違うのが面白いところ。


課題5
ブラインドテイスティングした5種のワインの中から、ブルゴーニュワインしか飲まないお客さまに勧めてください。(日本語、3分)

3選手とも一致していて、2と4のワインを勧めていました。

ブラインドワインの種明かしはこちら。



左から、1~5の順番です。


課題6
新規ワインを導入することに非常にネガティブなマネージャーに、次のポルトガル産の赤ワインを提案してください。(日本語、2分)



ワインはオープンされていて、テイスティング用のグラスも用意されています。



単にテイスティングしてコメントを述べるだけでなく、このワインを導入するメリットなどを伝え、納得させられるかがポイント。

以上



審査の半分は英語でした。英語での審査は今やマスト。コンクールでは語学力は必須です。
普段から外国人客に接しているホテルのレストラン勤務のソムリエは有利かと。

ワインサービスについては、日頃からやり慣れている人は、難なくこなせるでしょう。
3選手とも、サービスはとてもスムーズでした。




優勝  野坂 明彦さん (マンダリンオリエンタルホテル東京)
準優勝 谷川 雄作さん (ティエリー・マルクス・ジャパン)
3位  佐々木 健太さん (L'AS)

順位に差がついたのは、ブラインドテイスティングでしょうか。
メニューに合わせたワイン提案でも、野坂さんは一歩抜きんでいて、例えば、「丹鱧 茄子 みょうが」を椀物、スープであるとちゃんと説明していました。
マネージャーへのワイン購入の提案でも、導入した場合の有用性をしっかりアピールしていました。
野坂さんのこれまで積み重ねてきた経験の賜物でしょう。
おめでとうございます

野坂さんは、来年1年間、ポルトガルワインセミナーの講師などを務めることになります。


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ポルトガルワインコンクール2018 優勝は野坂明彦さん

2018-07-10 10:00:00 | ワイン&酒
2018年7月9日、Wines of Portugal主催によるソムリエコンクール
「Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2018」の準決勝、決勝が東京・白金の八芳園にて行なわれ、優勝者ををはじめ、上位5位までの入賞者が決定しました!



優勝 野坂 明彦さん (マンダリンオリエンタルホテル東京)

ポルトガルワインに特化したこのコンクールの日本開催は4回目で、全国から88名のソムリエがエントリーし、全国7会場(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、博多)での予選会(5/30)の成績上位者14名が、準決勝に進みました。

7/9に行なわれた準決勝の上位者3名が決勝に進み、公開での審査の結果、野坂明彦さんが優勝を手にしました。




優勝トロフィー



野坂さんは昨年のコンクールで準優勝しています。
「今年こそ!という意気込みで臨んだ」と、野坂さん。



公開決勝での野坂さん




準優勝 谷川 雄作さん (ティエリー・マルクス・ジャパン)(左から2人目)
3位  佐々木 健太さん (L'AS)(右から2人目)


上位5位までの入賞者には、ポルトガル研修旅行が贈られます。
公開決勝は3人で行ないましたが、4位、5位は、準決勝の成績で決まります。




さて、4位、5位に入賞し、ポルトガル研修旅行を獲得するのは誰?




4位  瀧田 昌孝さん (パレスホテル東京)



5位  吉田 雄太さん (パレスホテル東京)

パレスホテル東京、強いですね!




優勝の野坂さん、入賞の皆さん、おめでとうございます

公開決勝の審査内容については、また改めてリポートします。
コチラ

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カリフォルニアワイン協会の日本事務所が新体制に!

2018-07-09 10:00:00 | ワイン&酒
すでに速報で伝えたように、California Wine Institute の新たな業務委託先に選ばれた日本事務所が2018年7月2日より業務を開始し、扇谷まどか(おおぎやまどか)さんと手島孝大(てじまたかひろ)さんが、共同代表に就任しました。


左)手島孝大さん  右)扇谷まどかさん
(2018年7月6日、グランドハイアット東京での記者発表会)

1985年の日本事務所設立以来、23年にわたり堀賢一さんが代表を務めてきましたが、
2018年7月2日に、新体制となりました。

扇谷まどか
航空会社職員としてロサンゼルス空港勤務時代にワインの魅力に触れ、その後、外資系企業数社を経て、2007年にThe Opener(株)設立。シャンパーニュの輸入、飲食店の経営(2店舗)に携わる。

手島孝大
ロサンゼルスクレアモント・マッケナ大学卒業後、外国法人、外資系コンサル、大使館勤務を経て、ワインオーストラリアのアジア太平洋地域代表を10年間務める。シドニー在住。

※速報リポートは コチラ




新体制に伴い、大きく変更された点、継続される点(変更や追加も含む)があります。

[名称変更] カリフォルニアワイン協会(California Wine Institute、略称CWI)




[日本事務所] 株式会社日本アド(東京都新宿区) ※常駐事務所



(株)日本アドは1969年設立、各分野のクライアントのサポート経験を有するクリエイティブエージェンシーです。
ここに共同代表である扇谷まどかさん、堀賢一さん時代のスタッフとして経験豊富かつ情報を持つ松井花織さんが加わります。


[日本語ウェブサイト] 統一、統合、コンテンツ・クリーンナップ


長い名前の www.discovercaliforniawines.jp から 
本部公認の短縮URL http://www.calwines.jp/ へ


[バイザグラスプロモーション] 継続、刷新



新体制が掲げる“新マーケティングプログラム10本の柱”のひとつに、1995年以来、毎年春に行なわれてきたバイザグラスプロモーション(BTG)があります。



プロモーションの継続に加え、(株)日本アドが得意とするデジタルツールも積極的に活用していきます。

また、これまで首都圏、関西圏にフォーカスしていたプロモーションを、全国に拡大させ、SNSキャンペーンも展開していきます。


[ナパヴァレー・ヴィントナーズとの協力]
ナパヴァレー・ヴィントナーズ(Napa Valley Vintners、略称NVV)日本事務所(駐日代表:小枝絵麻、若下静)と密接に協力。
小枝絵麻氏は、カリフォルニアワイン全体の「公認フードペアリング講師」として、カリフォルニアワインと料理とのペアリングについての知識啓発活動(セミナーなど)を担う予定。

[相互協力]
NVVに限らず、他のカリフォルニア州ワイン生産者組合との相互協力も推進。


挙げればまだまだありますが、押さえておきたいポイントを絞ってお伝えしました。

カリフォルニアワイン協会 日本事務所の新チームに期待大です!


 



最後に、覚えておきたいのが、グランドテイスティング(試飲会)の日程です。
2018年10月29日(月)に、東京・品川の「開東閣」にて開催されます(業界関係者限定)。




記者発表会の司会は、元NHKアナウンサーの宮川俊二さんでした


カリフォルニアワイン協会(本部・カリフォルニア州サンフランシスコ)
1,000社を超えるカリフォルニアのワイナリー及びワイン関連企業から構成される非営利団体で、ワインの生産や流通、消費に関しての政策的な提言を行っています。

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京都のワインショップ「MOE'S FINE WINES JAPAN」に行ってきました

2018-07-08 12:55:59 | ワイン&酒
先日、京都に日帰り出張した際、東京に帰る前に、どうしても行きたいワインショップがありました。

カリフォルニア中心のワインショップ
「MOE'S FINE WINES JAPAN」(モーズ ファイン ワイン ジャパン)

2017年1月のオープンの際に紹介記事を書きましたが、なかなか行く機会に恵まれず、でも、久しぶりに京都出張が入ったので、これはなんとしても行かねば!
店長の吉田さんにも久しぶりに会いたいですしね

※2017年1月のオープン時の記事 → コチラ

出町柳の駅から今出川通りに出たものの、迷いに迷い、結局はお店に電話をかけて誘導してもらい、店の前で手を振る着物姿の吉田さんの姿を見つけ、ようやく到着~!



中は京都の町家づくりになっていて、静かで落ち着きのある設えで、なにより涼しい~



多彩なカリフォルニアワインが並んでいます



京町家づくりで純和風ですが、開放的でスタイリッシュ



JAL国際線ファーストクラスに搭載されている、杉本隆英さんの「Ch. Igai Takaha」

カリフォルニアならではのプレミアムワインはもちろん、お手頃プライスの2000円台ワインもあり、しかも、他では見ないようなワインがあります。
自社輸入ワインもあるみたいですよ。




たとえば、サンタ・バーバラの「Ampelos Cellars」(アンペロス・セラーズ)
カリフォルニアで最初にサステナビリティの認証を取得したワイナリーだそうで、日本には初上陸。



Ampelos Cellarsのロゼを試飲させていただきました。


Ampelos Cellars Rose of Syrah Santa Ynez Valley 2016

サンタ・イネズ・ヴァレーのシラー 80%、グルナッシュ 15%、リースリング 5%を使用したロゼで、滋味でやさしい味。



せっかくなので、これも、と出していただいたのが、ジョシュ・セラーズのロゼ
Josh cellars Rose 2016

ジョシュ・セラーズのロゼは、さまざまな産地の優良なブドウを選び、バルベーラ 89%、モスカート 6%、シラー 5%という個性的なブレンドで、味わいは軽やかでフレッシュ。



色の違いを楽しみながらの、贅沢な飲み比べ。
アンペロスの方が、味わい的にはやさしく、和食の出汁に合いそう。



小一時間ほどお邪魔させていただきましたが、時間が過ぎるのがあっという間で、名残惜しい…
こんなワインショップがあるなんて、京都の人がうらやましい限りです。





私は京阪電車の「出町柳」駅から歩きました。



バスの場合も「出町柳」のバス停が最寄で、今出川通りからのアクセスになります。
最初ちょっと迷いましたが、今出川通りにあるハンコ屋さんが目印で、その角を北方面に入れば、「MOE'S」の看板が見えてきます。



素敵なエントランスです。

吉田さん、お世話になりました~




MOE'S FINE WINES JAPAN

京都府京都市左京区田中下柳町9−3
075-204-9904

https://www.moesfinewines.jp/

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昔は日曜大工、今はDIY、今夜はビール!

2018-07-07 17:54:14 | 雑記
フリーランスで勤め人でないとはいえ、平日はさすがに時間がなく、週末になってようやく家のことができます。
風呂釜掃除、大物の洗濯、買い物で午前中が終わり、午後は、門扉の取り換え作業。

アコーディオンタイプの門扉が、ずーっと壊れたままになっていたのですが、修理業者を探す時間もなく、こうなったら、ネットで新しい門扉を注文し、自分で設置しよう!
ということで、先週ずっと大きな荷物(段ボールに入った門扉)が家の中を占領していたのですが、先ほど、設置完了!
元の支柱を再利用するには、いくつか必要な部品があり、ホームセンターをハシゴして買ってきました。
元の門扉を外し、新しいのを取り付けましたが、まさに「日曜大工」。
今だと「DIY」ですね

新しい門扉の値段だけなので、業者を頼んだ場合の1/3以下で済みました。
でも、さすがに疲れました。
今日の晩酌は、ゼッタイにビールにします!(笑)




先日の晩酌で飲んだ、「サントリー ザ・プレミアムモルツ 醸造家の夢」
生ビールのようなテクスチャー。って、生ビールですね(笑)
しなやかでおいしい~




こちらも先週くらいに晩酌で飲んだ「グランドキリン 雨のち太陽、ベルジャンの白」
オレンジの風味のあるホワイトエールで、オレンジが清々しい~

さて、今夜は何を飲みましょうか




デザートは「桃」に決めています





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カリフォルニアワインの新日本代表発表!

2018-07-06 19:08:01 | ワイン&酒
カリフォルニアワインのプロモーション窓口である“ワイン・インスティティート”の代表が交代するという案内はすでにもらっていて、その代表が、よく知る扇谷まどかさん、ということで、大いに期待をしていました。

これに関する記者会見が本日開催され、参加してきましたが、ええ~!?という驚きが!



ワインインスティテュートとして、前任の堀賢一さんが23年間、代表を務めてきましたが、2018年7月2日からは、扇谷まどかさんと、手島孝大さんの2名の共同代表体制になるそうです。
これはビックリ!


手島さんは、長い間、オーストラリアワインのアジア・パシフック代表を務めていましたが、先週、そちらを退任した話は知っていました。

次はどうするの?と思っていたら、カリフォルニアワインの方に変わるとは!

手島さんとは長い付き合いがありますし、扇谷まどかさんとも懇意にしていますので、この2人がカリフォルニアワインの代表になるのは、嬉しい限りです。

この件に関しては色々書きたいところですが、取り急ぎ、用件のみで。

詳細はまた追ってリポートします。

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「悪魔のワイン」に夏季限定クール・エディション登場

2018-07-05 12:18:50 | ワイン&酒
試飲会に出かけたら、見るからにクールで涼しげなワインを発見!

「悪魔のワイン」として知られるカッシェロ・デル・ディアブロ」の夏季限定商品“クール・エディション”でした。


Cassillero del Diablo Cool Edition (Chile)
カッシェロ・デル・ディアブロ クール・エディション
左)ソーヴィニヨン・ブラン  右)ロゼ

カッシェロ・デル・ディアブロは、チリのトップワイナリーのひとつ「コンチャ・イ・トロ」のブランドのひとつで、お手頃な価格と品質の良さで、非常に成功しているブランドです。

コンチャ・イ・トロには有名な「悪魔伝説」があり(おいしいワインを盗みにくる輩を、蔵に悪魔が出ると吹聴して撃退)、「黒い」イメージがありますが、こんなにキラキラしてクールなパッケージのボトルがあるとは!




聞けば、夏の限定品で、2018年6月26日に登場したばかりだそうです。

グリーンカラーが爽やかな白のソーヴィニヨン・ブランは、本当に見た目からしてクール!



私のイチオシは、ロゼ
シラーズ60%、サンソー30%、カルメネール10%というブレンドで、果実味豊かな辛口の味わいのロゼです。
ほどよいコクがあり、バランスよく、色々なフードとも合わせやすいと思います。
なんたって、美しい色にテンション上がります(笑)

※輸入元:メルシャン株式会社  参考価格:各 1570円

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リースリングワインがグラス1杯から楽しめるレストランキャンペーンスタート!

2018-07-04 09:30:00 | ワイン&酒
リースリングワインをグラス1杯から楽しめるバイザグラスキャンペーン
“Summer of Riesling 2018”が、7月1日より始まりました!



特設ページに キャンペーン参加店リストが公開されています。
知っている店、よく行く店、行ってみたかった店があるかも?
ぜひチェックしてみてください。
http://rieslingring.com/sor2018_list.html

※参加店は随時追加されます


Summer of Riesling 2018 特設サイト
http://www.rieslingring.com/sor2018.html



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7/10 海のワイン「D.O.リアス・バイシャス」プロ向け試飲会&愛好家向けパーティー開催

2018-07-03 10:00:00 | ワイン&酒
関東甲信では6月29日に梅雨が明け、すっかり真夏の日差しの毎日が続いています。
こんな時は、キーンと冷えた白ワインでしょう!

ということで、先日は家の晩酌ワインに、スペインのD.O.リアス・バイシャスの白ワインを選びました。



近所のスーパーで見かけたので、迷わず購入~
これはアルバリーニョ種。



合わせたのは、さつま揚げ。
はあ~、落ち着きますね~

ボトルに「海のワイン」というシールが貼ってありましたが、
リアス・バイシャスのワインは、別名「海のワイン」として知られています。

リアス・バイシャスのワインはミネラル感、しっかりとした酸があり、いつ飲んでもおいしいですが、特に暑い夏の季節には、キーンと冷やして飲むと、極楽~




そんな D.O.リアス・バイシャスのワインをしっかり味わえるプロモーションが、
7月10日(火)に都内で開催されます。



D.O.リアス・バイシャス原産地呼称統制委員会が主催するもので、日本でのプロモーションは、今年で7年目になるそうです。

昼は業界関係者対象の試飲商談会とセミナーが、
夜は一般消費者向けのディナーパーティーイベントが開催されます。

興味がある方は、下記を参照にしてお申込みください。

主催: D.O.リアス・バイシャス 原産地呼称統制委会
後援: スペイン大使館経済商務部
日程: 2018 年 7 月 10 日(火)
会場: T-LOTUS M (〒140-0002 東京都品川区東品川2-1先)

第 1 部 『高貴な海のワイン D.O.リアス・バイシャス 商談会』 13:00~17:00
同時開催 『D.O.リアス・バイシャス ワインセミナー』 14:00~15:00
 講師:ラモン・ウィドブロ氏
       (D.O.リアス・バイシャス原産地呼称統制委員会事務局長)
参加費: 無料
対象: 業界関係者
申込み:所属、名前、連絡先(電話、FAX、e-mailアドレス)、業種、参加したいイベント名(商談会、セミナー)を明記の上、rias@azw.co.jp までお申し込みください。


第 2 部  高貴な白ワインとスペイン料理を堪能する
『リアス・バイシャス 海のワインパーティー』  19:00~21:00


リアス・バイシャスのワイン(別名:海のワイン)を、日本におけるスペイン料理界の第一人者、ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏が監修した「Bikini」選りすぐりのメニューとともにお楽しみいただく立食ディナーパーティーです。

対象: 一般
参加費: お一人様 4,300 円(peatix 取り扱い手数料 300 円を含む)
定員: 80名  ※20歳以上の方に限ります
お申込み :  http://peatix.com/event/396947 より事前申込み。

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スコッチウイスキー「ホワイトホース」ブランド世界初「缶ハイボール」発売!

2018-07-02 10:00:00 | ワイン&酒
先日、キリンの記者発表会に出かけたところ、ビールかと思っていたら、
缶ハイボール「ホワイトホース ハイボール」新発売の発表会でした。


ホワイトホース ハイボール  2018年7月10日(火)新発売

私自身は、あまりウイスキーは飲んできませんでしたが、日本のウイスキー市場は2009年以降連続で伸びており、約2倍に拡大しているそうです。

2009年はハイボールブームとなった年で、とりわけジャパニーズウイスキーが市場を牽引し、ウイスキー全体の消費が伸びています。
2014年以降は、輸入ウイスキーの伸びが顕著で、中でもスコッチウイスキーは+12%とダントツ(ジャパニーズは+1%)の伸びです。

ハイボールブーム以降、もっと色々なものを飲んでみたい、本格的なものも飲んでみたい、という消費者の意識や興味が高まってきた、という背景があるようです。
NHKの朝ドラ「マッサン」(2014年9月~2015年3月)の影響もありそうですね。

ウイスキー市場のシェアは、ジャパニーズ78%、スコッチ12%、バーボン10%、
ハイボール缶のシェアは、ジャパニーズ95%、バーボン5%だそうです。




そこでキリンでは、現状のハイボール缶に満足していない消費者のニーズに応えるため(ウイスキーの香りがしない、ウイスキーの味わいがない、人工的な感じ -を打破!)、国内スコッチウイスキーNO.1ブランドの「ホワイトホース」で、スコッチウイスキーだけを使ったハイボール缶を発売しよう!ということになりました。

スコッチウイスキー
とは、スコットランドでつくられるウイスキーのことですが、「ホワイトホース」は120年の歴史があり、日本市場でも100年以上飲まれているブランドです。
花のような華やかさとハチミツのような甘さを特徴とするハイランドモルトと、スモーキーさとドライなキレが特徴のアイラモルトをブレンドし、まろやかでバランスの取れた味わいの本格スコッチウイスキーです。




さて、缶ハイボールを試飲してみると、まず香りの良さに感動~
ウイスキーというと、樽!っていうイメージですが、フローラルで上品な香りがふわりと感じられ、飲むと、しっかりウイスキーの味がします。
アルコール6%(試行錯誤で選び抜いたアルコール度数だそうです)と軽やかなのに、「しっかり飲んだ」感覚になりました。
これは飲みごたえがあります。
でも、泡のキメは細かく、ガツン系というより、エレガント系です。




記者会見ではTVカメラが何台も来ていました!
ワインの会見より記者の数も多いように思います。



「ホワイトホース ハイボール」はオープン価格ですが、参考価格は350ml缶が178円、500ml缶が240円(税抜)。
この価格で、これだけ満足感の高い味わいが楽しめるのは素晴らしい

缶ハイボールはこれまで一度も買ったことがない私ですが、この「ホワイトホース ハイボール」は買ってみたくなりました。

ウイスキーの味わいがしっかり楽しめるので、飲み方としては、食事と一緒に、というよりも、食後にチーズやチョコをつまみながら、なんていかがでしょう?
夏の夕方、アペリティフタイムにゆったり楽しむ、っていうのもアリかも。

ガーッと飲まず、ちょっと優雅に飲みたくなる味わいの缶ハイボールだと思いました。

※キリン株式会社

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