「友情」
脚本家・野島(23歳)は友人の妹・杉子(16歳)に恋をする。しかし、杉子は野島の友人で小説家の大宮に好意を寄せていた。野島の恋の成就を応援する大宮だったが、自分の心の奥底に杉子への恋心を感じて突然ヨーロッパへ旅立つ。その後、杉子と大宮はお互いの気持ちを打ち明けて将来を約束する。失恋の痛手から立ち上がれない野島は大宮の小説で衝撃の事実を知ることになるのだった。
杉子の大宮宛ての手紙に書かれた野島に対する気持ちがかなりキツイ。
「野島さまのわきには、1時間以上はいたくないのです」「野島さまが私を愛して下さったことを私は正気に申しますと、ありがた迷惑に思っております」
野島はこんな大宮の小説と称する手紙のやり取りを読ませられたのだ!げーっ!杉子ひどい女!これをいけしゃーしゃーと読ませた大宮もひどい男!こんな二人に天罰を!としか思えない(笑)。
高校時代に読んだと思うが・・・あまりにも野島が可哀相。
「初恋」
いや~武者小路実篤、とてもピュアです。
とても清々しい気持ちになりました。
高校時代に読んで何か自分に影響はあったんでしょうか!?全く覚えていません(笑)。