
評価

遼陽会戦からバルチック艦隊出港、旅順総攻撃まで。
延々と日露の攻防が続く中、バルチック艦隊が一路日本海目指して出港するのだが、その日本に対する異常なほどの恐怖心が可笑しい。恐怖のあまり日本軍と勘違いして北海で操業中の英国漁船をボコボコにして国際問題になったらしい。
岩手関連の記述があるので記しておく。
「陸軍大学校の第1期生でもっとも戦術の成績が優秀だったのは旧南部藩出身の東條英教(東條英樹の父)で歩兵の旅団長で出征」「28サンチ榴弾砲が純国産化されたのは、グレゴリーニ鋳鉄をやめて釜石銑鉄にきりかえて製造完成された明治26年であった」
頑として203高地攻撃の命令に従わない乃木希典とその参謀・伊地知幸介に対する司馬遼太郎の非難はどこまで続くのだろう・・・?