
評価

黒溝台会戦から奉天会戦直前まで。
まだまだ満州・関東州での戦いは続く。兵数で劣る日本は大量の機関銃(砲)を手中にし奉天での一大決戦への準備を進める。そして、ロジェストウェンスキー率いるバルチック艦隊はインド洋の荒波を乗り越え航行を続けていた。これを迎え撃つ東郷艦隊は朝鮮半島南端の鎮海湾で猛訓練中であった。
日露の軍事衝突の裏で、明石元二郎という軍人がヨーロッパ各国で反帝政ロシア勢力と接触し、潤沢な資金を使って諜報活動していたとのこと。ロシアの革命前夜の様相がつまびらかにされかなり興味深い章「大諜報」だった。