白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

神々の山嶺(上)-夢枕獏

2019年05月10日 | 読書

評価2

羽生丈二という伝説の登山家の生きざまと、イギリスの登山家・ジョージマロリーがエベレスト初登頂に成功していたかどうかの謎をめぐる物語。ネパールの首都カトマンズとヒマラヤを舞台に、カメラマン・深町が謎を追う山岳小説(柴田錬三郎賞受賞)。

羽生丈二は架空の人物でジョージマロリーは実在した伝説の登山家。山岳小説にサスペンスを盛り込んだ風味のせいか、どっちつかずの感がしないでもない。しかも、羽生や深町が自分を問い直す心象シーンが随所に登場しテンポが悪い。で、いろいろ考え過ぎるほど考えるわりに深町の行動が浅はかで正直イライラする。

でも、せっかく上巻を読み終わったから、面白くなることに期待して下巻も読むことにしよう!

春の高校野球県大会の

2019年05月09日 | 高校野球
組み合わせが決まって、「えっえっーっ!?」と言ってから、思わず吹き出してしまった。

相手は、花巻北高校。

面倒なので調べはしないが、ここ数年でいったい何度当たれば気が済むんだろう、わが母校!

今日の会社帰り、花北OBのY田さんとすれ違ったら、「も~勘弁してくださいよぉ~」って言うつもりだったが会えなくて残念・・・

ま~まんずリベンジを願いつつ、伝統校同士の好試合を見せて欲しいものである。頑張れ盛岡一高!

昭和史が面白いー半藤一利

2019年05月06日 | 読書

評価3

半藤一利氏とゲストの対談集。テーマは「昭和史のバケモノ統帥権」~「昭和天皇はパンダがお好き」までの28テーマ。私が興味を持ったテーマは「信念の戦争終結」と「昭和天皇独白録の空白部分」。今さらながらだが、先の戦争のことを知らないでこの歳まで生きて来た自分が恥ずかしい。元号は令和となったが時は綿々と続いていることを忘れてはならない。

ソロモンの偽証(6)-宮部みゆき

2019年05月04日 | 読書

評価3

全6巻の長編、ついに完。う~む、5巻までで予想できた通りの結末・・・正直言って、最後のどんでん返しを期待していたのだが、残念。私にとってはサスペンスというより青春小説だった。もっと短くても良いような気もする。ま~計画通り10連休内で読み終えたから良しとしよう(笑)。この巻の後ろに載っている、藤野涼子弁護士が登場する短編「負の方程式」が楽しみ!

ソロモンの偽証(5)-宮部みゆき

2019年05月04日 | 読書

評価3

ついに、学校内裁判が開廷した。検事・藤野涼子と弁護人・神原和彦の証人喚問による白熱の弁舌が凄い!三宅樹理も証言をし、ついにラスト1巻に突入!

いやはや、驚異のスーパー中学生たち。大人顔負けの法廷模様。あまりにも現実離れしていて、少し引いてしまう。でも、残り1巻。頑張れ!涼子!神原の正体は!?