白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

坂の上の雲(4)-司馬遼太郎

2019年10月19日 | 読書

評価3

遼陽会戦からバルチック艦隊出港、旅順総攻撃まで。
延々と日露の攻防が続く中、バルチック艦隊が一路日本海目指して出港するのだが、その日本に対する異常なほどの恐怖心が可笑しい。恐怖のあまり日本軍と勘違いして北海で操業中の英国漁船をボコボコにして国際問題になったらしい。

岩手関連の記述があるので記しておく。

「陸軍大学校の第1期生でもっとも戦術の成績が優秀だったのは旧南部藩出身の東條英教(東條英樹の父)で歩兵の旅団長で出征」「28サンチ榴弾砲が純国産化されたのは、グレゴリーニ鋳鉄をやめて釜石銑鉄にきりかえて製造完成された明治26年であった」

頑として203高地攻撃の命令に従わない乃木希典とその参謀・伊地知幸介に対する司馬遼太郎の非難はどこまで続くのだろう・・・?

母校・中大、15年ぶりのリーグ優勝!

2019年10月17日 | その他のスポーツ
なんと、2、3年生主体の中央大学が、現ジャイアンツの亀井が主将だった2004年以来15年ぶりの戦国東都制覇です。

ひゃーうれしい!うれしい!!!

2004年の前の優勝(1979年)は私が大学3年生の時でした。その年は日本一にも輝いています!

さーっ!目指すは大学日本一!!!

頑張れ!中大!!!


坂の上の雲(3)-司馬遼太郎

2019年10月14日 | 読書

評価3

正岡子規が逝く、34歳の若さだった。好古、真之兄弟は南下するロシアに備えるため、朝鮮半島へ赴く。母校出身(盛岡中学中退)の山屋他人の記述があるので記しておく。

「この当時、日本海軍にあっては、戦術家と自他ともにゆるされている人物は、おどろくほど少なかった。真之の先輩では島村速雄と山屋他人の二人しかいないとされた。」

著者が日英同盟締結のくだりで、「ロシア人は、民族としてはお人よしだが、それが国家運営となると、ふつう考えられないようなうそつきになるというのは、ヨーロッパの国際政界の常識であった」と述べていることが太平洋戦争で現実になる・・・

しかし、明治期の方がかなり合理的な思考を持っていることに驚く。昭和期の精神論とは大違いである。

坂の上の雲(2)-司馬遼太郎

2019年10月12日 | 読書

評価4

伊予松山出身の秋山兄弟の好古は陸軍騎兵隊、真之は海軍の中堅として日清戦争に出撃する。二人の幼馴染の正岡子規は重い病に苦しみながらも近代短歌・俳句の確立に情熱を燃やす。筆者の言葉で淡々と語られる明治期の若者の生きざまから目が離せない。2巻は北清事変まで。

主人公目線で語られていないので、何やら教科書的な感覚で読み進むが、明治維新以後の日本の有り様が詳細に描かれ太平洋戦争への潮流がよくわかる。また、ロシア帝国とロシア人に関してかなり詳しく記述されているので日露関係の理解が深まった。しかし、秋山兄弟、国際感覚にも優れ、軍人バカでないところが凄い!

坂の上の雲(1)-司馬遼太郎

2019年10月09日 | 読書

評価3

先月読んだ保阪正康の「太平洋戦争を読み直す」に「坂の上の雲」のことが出ていたことと有名な本でもあるので手に取ってみた。全8巻のうちの1巻目。登場人物は四国松山出身の3人の男たち。日露戦争でコサック騎兵を破った秋山好古、日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と正岡子規。

3人とも若く、各人の紹介とさわりといった感じの読み始め。明治維新をとげ、息せき切って先進国に追いつこうとしていた日本でどんな活躍をしてくれるのか、この3人から目が離せない。なお、正岡子規が「ベースボール」を「野球」と訳したことはかなり有名。