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第1次ポエニ戦役(紀元前264年~前241年)とイリリア族制圧(紀元前229年)、ガリアとの戦い(紀元前220年)まで。私の好きなハンニバルはまだ子ども、ここで活躍するのは親父のハミカル。
「執政官の任期が1年限りなので、任期中に手柄を上げようと功を焦る傾向にある」というシステム化されたローマの短所に思わず笑った。あと、軍団の宿営地設営のマニュアル化には舌を巻いた。
◆カバーの金貨について
紀元前3世紀に入った当時の大国カルタゴの金貨。麦の穂の髪飾りからも豊穣の神であることが明らかな、タニト女神の横顔を描いたもの。

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若き警察官・高木聖大シリーズ第2弾。
聖大は警察学校を卒業し、世田谷区の等々力不動前交番に赴任。近所に住む七人の老人グループ「とどろきセブン」と親しくなり、町内の情報を得ながら犯罪防止に務める日々を送る。
乃南さんにしてはかなりほんわかムードの展開で、前作の桜木まひる婦警も出て来なくってかなりガッカリ・・・23区内唯一の渓谷=等々力渓谷を知ったことが唯一の収穫でした!

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戦争小説5編+2編の短編集。
・硫黄島に死す
1932年ロサンゼルス五輪馬術大障害の金メダリスト・西中佐は戦車大隊部隊長として、激戦の地・硫黄島で戦死。西中佐の悲劇。
・基地ははるかなり
・草原の敵
蒙古・ホロンバイル草原で防御にあたる少年戦車兵の話。
・青春の記念の土地
・軍艦旗はためく丘に
昭和20年8月2日、淡路島沖の鳴門海峡で、宝塚海軍航空隊予科練習生ら約110人が乗った機帆船「住吉丸」が、米軍戦闘機に急襲され、 82人が戦死した悲劇。
・着陸復航せよ
・断崖

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「マエ持ち女二人組」シリーズに登場した新米警官・高木聖大が主人公。聖大は大学時代に振られた彼女を見返してやろうと警察学校に入学。交番に勤務しての地域実務研修に臨むが、動機が動機だけに失敗の連続。しかし、徐々に成長を遂げ、連続放火魔を逮捕する殊勲を上げる。ドジ警官の成長記録。
聖大のやる気のない態度が延々と続き読むのが辛かったが、終盤、連続放火魔を追い詰める場面で桜木まひる婦警とコンビを組んでから俄然展開がスピードアップ!読むのを止めることが出来ず、夜中3時間で一気に読了!乃南さんの警察物は警察無線でのやりとりの臨場感が抜群で、どんどん、事件に引きずり込まれる。
桜木さんとのコンビは続くのか?聖大の成長は?
続編「駆けこみ交番」が楽しみ!
格差社会→金持ちが子供の教育に金を使う→子供が高学歴に→官僚になる→世の中、庶民の痛みがわからない役人天国に→国の一大事に右往左往でマスク配布しか頭に浮かばないニッポンの官僚たち(と、アホ政治家)、このままではニッポンに将来はない。