今朝のNHKラジオ R 1、 『毎朝だより』を聞いていたら房総の鴨川市からのレポートで、福井県越前市で2018年9月に放鳥されたコウノトリのこころちゃん、ひかりちゃんが市内の田んぼに飛来してとどまっているという話をしていた。
『「ひかりちゃん」「こころちゃん」お便りページ』(福井県HPへのリンク)
コウノトリは国内では自然環境の悪化などにより野生では絶滅してしまったようで、2005年から各地で放鳥の取り組みが行われているらしい。
千葉県内では野田市でコウノトリの放鳥をしているという話を聞いたことがあるけれど、 遠い福井からわざわざ房総の山奥の田んぼまでよく飛んできたものだなあと感心である。
『福井県のHP内にある飛来の軌跡』(PDFファイルへのリンク)を見ると少しずついろいろな所を旅して太平洋側の地域に出て、どうも千葉県周辺、特に南総エリアが気に入ったようである。
2018年9月に同時に放鳥されたりゅうくんというコウノトリはいまだ福井県に残っているらしいので、渡り鳥といってもみんながみんな飛び歩くのが好きというわけではないらしい。
南総エリアは自然豊かなところだけれども、ゴルフ場開発や道路開発で里山や田んぼなども随分と変わってきている。
ひらけてきたとも見えるけれど、荒れてきたと感じる。
こころちゃん、ひかりちゃんがずっと居ついて、野田市からの放鳥の仲間なども連れてきて 新しい群れを作り、 残された自然を守っていこうとするシンボルになってくれるといいなと思う。
自然も人間関係も、全てのものは壊すことは短時間で、簡単である。
壊して新しいものを作るという発想もあるけれど、壊れたままになることがあまりにも多い。
現状を維持しながら少しずつ良い方向を模索していくという変え方もあっていいのではないだろうか。
近頃は勢いがなくなってきたせいかそう思うようになった。
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<今日は何の日>
『ゴルフ場記念日』
1903(明治36)年の今日、日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンしました。
<今日は何の日>
『ゴルフ場記念日』
1903(明治36)年の今日、日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンしました。
整備されたゴルフ場でプレイするのはほんとうに気持ちいいものです。
ゴルフ場も地域の人の雇用にも繋がるし、あってもいいけれど、私的には房総エリアにはもういらないなぁ。
イノシシや鹿もサルもその他の動物たちも暮らす場所が必要です。
雨水を蓄える山の雑木も必要です。