おそらくだけれど、もうじきワンコ先生の実年齢は16歳オーバー。
今年明け頃から、食が落ちたり、オシッコの出が悪そうな様子は見えたものの、この一週間でガタンと来た。
いよいよ排泄ができない。
もちろん、食べる意欲もない。
昨日、バアサンマンが祝日でもやっている医者どんを検索し、遠くの街まで連れて行って尿を抜いてもらったとのこと。
で、結果は・・・。
お腹に大きな腫瘍ができて、排泄を困難にしているらしい。
外科手術という選択もあるけれど、心臓も弱ってきていて、術中に亡くなるということも十分あるとのことだったとか。
まあ。
そうだろうなぁ。
自分もおんなじようなもんだし。
今朝はまずまず元気だったけれど、15時過ぎにシルバーバイトから帰ってみると、ワンコ先生の外の仕事場で、小雨が降る中、小屋(警備の箱)にもはいらず、うずくまる様にして、ジイサンマンの気配を感じるなり、「助けてくれぇ」って、弱く吠えた。
もう、ヘロヘロで、立つのがやっと。
(おい、おい、である。)
雨に濡れた体を拭いていやり、夜のワンコ先生の居場所、玄関に寝床を移動して作って休ませた。
もう、よたよたで、ふらふら。
意識朦朧。
こりゃ、そうとうだめだわ。
排泄もできず、吐き下しもする力もなく。
辛くて、辛くて。
なんだろう。
ワンコ先生の生き方は地味だけれど、自分(生をうけた意味)にしっかり向き合っていてすごいや!と思う。
『生老病死』
四苦八苦の四苦だけれど、まさしく。
しっかり受け止めている。
夜中でも、数時間おきに、苦しい、「ジイ、バア。助けて」と吠える。
うちのジイ、バアは、夜ふかし型と早朝型で、『貧乏人の不夜城』ではあるけれど、流石に辛い。
でも、これが直近に迫ったジイ、バアの明日の姿。
そんな話をバアサンマンにしたら、痛く、深々と納得していた。
振り返れば、私(と家族)のために生まれてきた命がワンコ先生に違いない。
今、意識混沌の中で、ふう、ふう、なんだろうな。
(これは、昨日投稿予定の記事でした)
※今日も交通誘導のシルバーバイトに駆り出されていたため、帰った今現在、ワンコ先生は、バアサンマンの車と共にいません。
昨晩もだいぶ苦しんでいた。
バアサンマン、今日はバイトが休みなので良かったけれど、あったら辛い。
だぶん、だけれど、医者どんに連れて行ったのかなと思う。
大好きです。それしか言えなくて。