まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

残念な年末

2019年12月27日 | 日記

20日過ぎからシルバーバイトのシフトを入れすぎて、せっせと働いていた間に聞こえてくるニュースは郵便局の不祥事のことばかり。

郵便局についてはこのブログでも辛口のことを何度か書いた記憶があるが、郵便局や郵便屋さんは応援しており、字田舎では選択肢が少ないこともあるけれど、金融も保険も物流もけっこう使っている方だと思う。

かんぽ、投信の不正勧誘問題ばかりではく、今朝は特別送達や配達証明といった業務を行う郵便認証司制度でも不適切な扱いがあったとのニュースが流れていた。

こうなると、もうでたらめじゃん!という感じ。もういくつ寝るとお正月!というところまできて、本当に残念な年末になった。

年明けに社長や役員が交代するという話だけれど、組織のトップだけの問題ではなく、中間層の管理組織もそうとう逝っているのでは、と心配になる。

郵政民営化のときに、全国の小さな郵便局の数は減らさないとの方針が出ていたように思うけれど、過疎化、少子高齢化で不採算の拠点がきっとそうとうあるだろう。

郵政資金は運用先が限られていると聞いたことがある。

自宅からネットで口座情報にアクセスでき、普通にコンビニでお金の出し入れをし、ネット通販、キャシュレス決済もどんどん一般化して、わざわざ郵便局の窓口に出向く必要性は減ってきている。
その上、低金利続き。

不採算拠点を維持していこうとすれば、不正な営業に走るのも、さにありなん、である。

国鉄が赤字路線をすべて抱えていたら、今のJRはあったろうか。

専売公社がタバコや塩の売り上げだけに拘っていたら、今、JTという日本を代表する企業はあっただろうか。

農協が農業者の減っていく字田舎で、昔ながらたくさんの支所を維持していたら今、JAとして存在しているだろうか。

世の中の構造が変わっていっているのに、郵便局だけ全国津々浦々のほとんど利用者もいないような拠点も残します!というところにそもそもの無理があるように感じる。

構造的な問題もこの際見直して、頑張ってほしいなぁ。

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<今日は何の日>
今日から二十四節気『冬至』の次候・七十二候の『麋角解(さわしかつのおる)』です。
オス鹿の角は毎年生え変わるといいます。

麋(さわしか)とは大鹿のことで、大鹿の場合は冬のこの時期に抜け落ちて春に生え始めるのだそうです。

これから、本格的な寒さに向かっていきますね。

 


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