『103万円の壁』『ガソリン税の暫定税率の廃止』問題の成り行きに関心を持ってきたのだけれど、今朝のgooニュースで、『「103万円の壁」123万円に引き上げ 与党税制大綱とりまとめへ』を読んで、「だめだ、こりゃ」の感。
税制改正大綱には、国民民主党と合意した「178万円を目指して来年から引き上げる」ことや「ガソリン税の暫定税率の廃止」について盛り込むから、「国民民主党さん、これからも仲良くしましょうよ。私達はやる気ですよ」という内容。
国民民主党さんの178万円という議論は、給料(最賃)、手取りを増やすってところがスタートだったのに、お上は給料(最賃)という根拠を、物価問題にすりかえての着地。
お見事!
そもそも議論の根拠から食い違っていたのでは、議論以前の問題なわけで、お上にとっては予算を通すための、出来レースだったのではと疑いたくなる。
税制改正大綱に今後の方向性を盛り込むと言ったって、数年の約束で、道路財源として始めたガソリン税の暫定税率を、一般財源にすりかえて、半世紀に渡って暫定を続けているみなさんの言うことがどれだけ信用できるのか。
「もう少しすれば、民草の、国民民主党への熱も覚めるから、時間稼ぎでいいんじゃネ」って感。
また、けむにまかれておわりなのかな?
一方で、ここ数年の物価高に伴う消費税の税収も相当あるんだろうし、近々ガソリンへの補助も打ち切ると言う。
額に汗して働く人たちの楽しみである、タバコ、酒の税金はどんどんとる。
確かに体には良くないものだけれど、タバコは約61%、焼酎には約38%の税金がかかっているとか。
私的な収入はカツカツで所得税は僅かだけれど、焼酎はたくさん飲むから、こっちでは貢献しているかも。(笑)
でも、もうこのへんで勘弁!である。
政権交代っていうのも必要と思うのだけれど、政権をとったとして今の野党には政権を担えるような目立った人材がいないような?
これも悩ましい現実。
もうじき来る新年も、明るい気持ちで迎えられないなぁ。(苦)
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