「米国政府の決定に伴って、米グーグル(Google)はスマホ向けOS「Android」や「Gmail」といったグーグル製アプリをファーウェイに提供しなくなる」というニュースが流れている。
使っている格安スマホはファーウェイ社製(『スマホが届いた』2018年09月27日 | PC弄りの日々)であり、関心を持って記事を読んだ。
既存製品の話でなく今後のものについての取り扱いのようだが、これってどうなんだろう?と思う。
コンピューターのOSは、オープンソースのLinuxもあるが、製品版はWindows、macOS、iOS、Androidといずれも米国一強で世界を押さえてきている。
現状偏りがありすぎるのも事実だが、中国のような国家体制の国が主導権を持つよりは、安心というか気楽さがある。
今回トランプさんの方針でファーウェイ社に取る行為は、一見米国の強さを誇示するようでもあるけれど、なんだか『慢』な感じで、米国一強を急速に崩すきっかけになるのではないか、と思ってしまう。
現在のファーウェイは、「やすかろう、わるかろう製品」を作っていた中華企業ではない。GAFAに匹敵するような力のある企業である。
Android OSが使えないなら、自分たちでそれに匹敵するものを作るだろう。
そしてそれを行う下地はもうすでに先進企業から取入れ済みで、それほど困難ではないだろう。
そしてそれを行う下地はもうすでに先進企業から取入れ済みで、それほど困難ではないだろう。
そう思って今ネット検索してみたら、既に「Kirin OS」というものを持っているらしい。
チャイニーズパワーで、安くて性能の良いスマホやタブレットを後進国などを中心に売りまくられたら、コンピューターの世界でもいよいよ米中対立の時代が来てしまう。
スマホやタブレットは、電池性能からいって数年の使い捨て製品である。
個人使いで強いこだわりがなければ、OSもハードも安いもので十分である。
個人使いで強いこだわりがなければ、OSもハードも安いもので十分である。
もし5Gで中国が主導権をとり、チャイニーズOSの拡散が始まったら、これぞ米国の地番沈下は酷いことになる。
「出る杭は打たれる」という妬みは世の常ではあるけれど、世界の動きを決めるような大国のリーダーは、もうすこし大人の対応ができないものかとも思う。
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<今日は何の日>
今日は、2002(平成14)年の国連総会で採択した『対話と発展のための世界文化多様性デー(World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development)』です。
トランプさん、今週末には日本に来て相撲観戦したり、茂原市の某カントリークラブでゴルフを楽しむそうだけれど、日本で時間を過ごすより、もっと米国有権者や中国側とよく対話して、世界全体の穏便な発展を考えて欲しいなぁ。 <(_ _)>