まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

意外に役立たなかったもの(1)

2019年09月24日 | 台風15号(201909)
災害は忘れた頃にやってくる、とは言い得て妙である。
 
わが家でも定番の防災グッズ(カミさん担当)が買い備えてあり、今回の台風15号の停電に際しても、すわっ、とばかりカミさんが意気込んで広げてそれなりに助かったが、そうとう古いものもあり、いつ来るか分からない災害に備えることの難しさも感じた。
 
買い置き、ストックという方法での防災対策も有効ではあるけれど、便利さを追い求めすぎない質素な生活の中に、案外防災の備えとなるものも多い。
 
現在の生活は、無意識のうちに電気、Web技術の中になる。

電気がと絶えると、水もでない、情報も切れ切れになる。
 
長期断水しても今の時代、最低限の飲み水くらいは早急に調達してれるだろう。
 
でも、洗濯にも不自由する。
 
汗だくになってもお風呂は使えない。
 
便利で衛生的な水洗トイレも流せない。
どんなに高貴な人も、蜘蛛の糸を手繰っている様子を底辺でながめながら、ここが自分の居場所だと割り切った人間も、飲み食いすればかならずおこる生理現象の処理は、便利になった現代が故にとても大切だと感じる。
 
仕切りもない野でその行為をするのは、たぶん慣れだろうから問題はないのだろうけれど、災害が長くなれば不衛生→二次的な疾病等にも繋がる。
 
意外に役立たなかったもの(1)は、言い訳の多い、問題が起きれば利用者に転嫁する電力会社である。

電力と電電を国策会社に戻すと、大陸の大国のようになってしまう可能性もあるけれど、変な利権は取っ払って、公務員に戻して、みんなが考えられる土俵にのせるべきなのかも。
 
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※本題に入る前ですが、ジジイの自己縛りで、しばらく本文800字以内でまとめるようにしたいと思います。
なので今日は、ここまで。
 
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<今日は何の日>
971(昭和46)年の今日、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法,廃掃法)が施行。
今日は、環境省が定めた『清掃の日』です。
 
環境省に反応しました。(笑)
 
新環境大臣の動向がなにかと話題になっていますが、環境という長いスパンの問題に、公的な権威のある立場で、そうそう明確な発言ができる人は皆無でしょう。
総理に同じ質問をしても、いつものうやむや答弁に違いない。
 
現環境大臣は、プレッシャーをかければ、どんどん伸びてくるエネルギーは残っている。だから鍛えるのはいい。
でも、もう奥さんの話やスキャンダルのような話題は聞きたくないなぁ。
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台風17号

2019年09月23日 | 台風15号(201909)
台風17号は、九州地方を中心に停電など大きな被害がでているようだ。
 
同じ被害を受けたばかりものとして、かける言葉もない。
 
西日本で被害を受けたみなさんには申し訳ないが、被災復旧が立ち上がったばかりの房総半島には大雨もなく、今現在は強風が吹いているが、この程度の風で更に被災するということはなさそう。
やれやれである。
 
ブルーシートなどが吹っ飛んでしまうことはあるだろうが、ここまできたら、直そうなんて気は起こさず、ご近所でも、避難所でも、少しでも安全な場所に身を寄せて、再起を考えた方がいい。
 
大きな被害を受けたみなさんは、不安だらけに違いない。
でも、実際はなるように間違いなくなるから、開き直った方がいい。
 
今を受け入れて、じっと耐えるのも時には大切である。
 
今現在、わが家でも隣家のトタンが風に煽られはがれたようで、パタンパタンといつにない音が続いている。
 
風が収まり青空が戻って来るまで、今夜はじっと待とうと思う。
なるようになる。
 
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<今日は何の日>
今日は、『網膜の日』です。

公益社団法人・日本網膜色素変性症協会が、秋分の日を境に今後夜(暗い)が長くなり、物が見えずらくなることから制定。
 
網膜色素変性症(夜間暗くなると物が見えなくなる。夜盲(いわゆる鳥目))など、眼鏡などでは矯正できない「ロービジョン」と言われる視覚障害のことを多くの人に知ってもらい、治療やケアに役立てることを目的に制定したのだそうです。
 
私は強度の近視、乱視。それに加え、昨今は老眼進行中。

それでも、眼鏡で矯正できているので問題なく日常生活を送れています。
 
五感はどれも大切ですが、視力は特に有難いと身に染みています。
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今さら言うなよ、だけど

2019年09月22日 | 台風15号(201909)
あと10日ばかりで消費税が10%になる(らしい)。
 
「らしい」というのは、直近に迫っても今一つ実感がないからだ。
 
よくわからないし、どうでも良い感じ。
 
特に軽減税率が適用される食料品に8%と10%混在するらしく、増税なのか、便乗値上げなのかも素人にわからない。
 
小さなお店でカード決済するとポイント還元してくれる?
えらい、すんません!
字田舎の小さなお店は既に廃業してますけど。
 
新聞が生活必需品として軽減税率の対象になるらしい。新聞は必要だけれど、必需品じゃない。これもよくわからない。
 
もう決まって、スタートする直前にぶつぶついうのは癖だけれど、今回の台風15号の停電、断水、情報遮断などを体験してみて、人が生活していく上で必要なのは、パン(食料)と新聞のみにあらずである。
 
食料に加え、電気、ガス、水道。
これがなくては今の生活はなりたたないし、この増税は、無年金(=シルバーバイトと貯えの切り崩し)で生活しているジイサンマン宅には、ボディブローのようにその内効いてくるに違いない。

生活必需品として、もっと身近にいえば、う〇こをしない人はいない。
トイレットペーパーは間違いなく必需品である。
 
まさか、新聞を軽減税率の対象にしたので、下々の民は、昭和の中頃までのように、それで用を足せるだろう、という発想でもないとは思うけれど。
 
女性の毎月の必須アイテム、紙おむつなども生活必需品に違いない。
 
東電の今月の検針で『消費税増税にともなう電気料金変更、契約内容見直しについてのお知らせ』というチラシが入っていて、増税の転嫁を知らせてくれ、この記事を書くきっかけになった。
 
・今後は使用量に応じてポイント還元
・検針票の有料化。Web上での確認なら今まで通り無料。
・料金の端数処理方法の見直し
ここまでは、フム、フム。
 
停電の場合の料金割引の終了という項目に、増税の転嫁以上に驚きである。
 
現行1日あたり基本料金を4%値引きしていたものを「当該割引の発生率が極めて低いことから、今後は終了」との告知。
 
こんな大災害、経済損失の根っこである東電さん、どの口からこんな言葉がでるのか(この時期にこのチラシを投げ込むのか)。
 
今後は、個別に損害賠償訴訟でも受けるんですか?
そして自社で払いきれなければ、また利用者に転嫁ですか?
小さいところは、訴訟を起こす経済力も時間的な余力もないから、泣いてもらうんですね。
 
天災等での停電にともなう損害については、少しですがこれで勘弁して!という公共事業のスタンスでいいと思うけれど。
 
だって、一般の商取引のようにぜんぶ損害賠償したら、東電さん破産しちゃうでしょ。
 
消費税も穴だらけ、生活インフラも上から目線。
 
表面はふわっとしているけれど、危うい社会になっている。
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<今日は何の日>
今日は、夫婦の日です。
毎日新聞社・味の素などが1987(昭和62)年に制定。
 
このブログにも時々登場するうちのカミさん。

なにやかやとうっさくて、浪費家で、家のことはほぼしなくて、面倒くさいですが、お互いの距離感がいいのか、40年以上も赤の他人がつかず離れず暮らしています。

これだけ長いと、他人じゃないですね。(笑)
 
人生いろいろ。
夫婦もいろいろ。
 
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言葉って難しい

2019年09月21日 | 台風15号(201909)
「非常に強い勢力を保った台風17号が日本列島に接近している」という天気予報が流れている。
 
房総半島を中心に大きな被害が出た台風15号の時は「コンパクトな台風が関東地方に接近している」というアナウンスだった。
 
コンパクトという言葉は、小さくまとまったものというイメージを持つ人が多いのではないだろうか。
 
大型で強い=大型ダンプカーとすれば、コンパクト=ノートやフィットという感じ。
コンパクトからは、危険な感じは受けない。むしろ、軽快な感じを受ける。
 
だから私も周りの皆さんも、今回の台風にはそれほど警戒心を持っていなかった。
その結果、歴史に残るような大きな被害の出た台風になってしまった。
 
言葉というものはほんとうに難しい。
 
こちらの真意が十分伝わることはむしろ稀で、相手はその置かれた環境や思惑などで自分に都合のよいように言葉を解釈する。
 
そしてたくさんの行き違い、誤解、思いこみが生じる。
その上、トラブルが発生したり、自分の思い通りにならないと、その原因を他人に求めたがる。
 
「〇〇が言ったから・・・(私は悪くない!)」という定番である。
 
だからと言って何も話さなければ自分の思いは全く伝わらない。
本当に生きるって面倒なものである。
 
東電と停電となった利用者、県と県民、市町村と住民。

今回の台風騒動の中にも、こんな事例がいくつも見られた。
 
千葉県の停電の復旧はあと少しのところまで来ているようだ。
あまり話題にならないが、家屋や道路の倒木の撤去、道路の損壊復旧などはまだ始まったばかりである。
 
交通誘導のアルバイト先も急に忙しくなったようで、昨日も道路が片側崩れてしまったとある国道の片側交互通行の交通誘導をお手伝いした。
 
電力関係者、自衛隊の車両などの他にも測量など工事関係者の車両が大変目立った。
 
大きな被害を被った場所の生活復旧は停電が解消した時からスタートする感じである。
まだまだこれからである
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<今日は何の日>
今日は、世界アルツハイマーデーです。
1994年に国際アルツハイマー病協会の国際会議で、患者やその家族への支援を進めること等を謳った宣言が採択されました。

呆け老人、明日は我が身ですが、そうなったときの周りの家族の大変さは、母親の終盤の体験からちょっと想像できます。
ほんと、たいへんですね。
 
あたしゃ、ボケちゃうからいいんですが。(笑)
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このゴミ、どうなるんだろう

2019年09月18日 | 台風15号(201909)
交通誘導のアルバイトで、台風15号の倒木伐採作業にともなう通行止め誘導を行ってきた。

今日の房総は、午前中から小雨交じり。
斜面に倒れた木の撤去は下が滑るようで午前中で打ち切りとなったが、この間に切り出した木や枝は、4t車2台分。
 
午後はHimajin、Ouchijinである。
そして今現在は、みっしりと雨が降っている。

屋根を持っていかれたみなさんは、今夜はどうするんだろう。
そうとう厳しそうだなぁ。
 
昨日は残暑が厳しかったがお天気で、台風15号でやられた建物や瓦礫、倒木の撤去が各所で行われていた。
 
自衛隊の車両と工事車両のグループの移動も目についた。山深い部分の倒木撤去作業を行うのだろうか。
 
停電のため生活ごみの収集も一時停止していたが、その上この大量の台風ゴミの処理である。
 
近隣の市町村が協力するといったって、どこも自分のところでいっぱいだろう。
今後相当困るのではないかと思う。
 
この際、房総丘陵にたくさんある国有地、県有地などで一括引き受ける(埋めたててしまう)くらいの指導力を発揮しないとだめなのではないかなぁ。
 
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<今日は何の日>
今日から二十四節気『白露』の末候、七十二候の『玄鳥去(つばめさる)(18日(水)~22日(日))』です。
 
秋が深まっていきますが、この台風で田んぼにはまだ刈り残りの稲が目立ちます。
農業、漁業、商業者などへの影響もそうとうのものですね。
たいへんな年になりました。
 
 
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